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美しすぎる、西芳寺(苔寺)~2010京の秋

2010年12月01日 | せずにはいられない・・旅の話
美しすぎる、西芳寺(苔寺)~2010京の旅



朝一番で貴船神社、
その後、糺の森(下鴨神社)でゆっくり過ごした私は
時計をみると12時を回っていた。

急いで車に乗る。

この日、午後1時から西芳寺(苔寺)の拝観があるのだ。











世界遺産にも登録されている西芳寺は
奈良時代の僧 行基が開創した古刹。










応仁の乱で荒れ果てた庭は長い年月の間に
苔むすようになり、現在この庭園内には
100あまりの苔が生えており
苔寺とも言われている。










この西芳寺は前もってハガキを出して
拝観の申し込みをしなければ拝観出来ない。


紅葉の美しい時期なので
難しいかな、と思ってハガキを出しておいたら
きちんと拝観の時間と、
”細筆を持ってきてください。”という返信ハガキが届いた。


そう、
ただこのお寺を拝観するだけ、というのは出来ない。

静かに正座をしながら
写経と読経をした後、
庭を散策出来るのだ。

(写経の様子は撮影禁止だったので写真は無い。。。)



西芳寺の入り口には拝観予約をしていない人々の人だかりが出来ていた。

せっかく京都まで来たのだから
この美しい寺を見たい、と思う人は多いと思う。

ハガキを見せると中に通してもらい
まず、門をくぐったとたんに飛び込んでくる
見事なまでの紅葉に息をのむ。




























案内され、お堂の中で写経に挑む。

持参した細筆を取り出し
用意されている硯で墨をする。

そして写経を始める。




写経はこの中で。




もちろん、下書きがされている上に書くのだが
なかなか難しい。


なんとお隣には外人の方が。。。

最初は頑張って書いていらしたが
ほんの5行くらいで根をあげて
早々に立ち上がって行ってしまった。


写経をしていると
お坊さまが来て、一斉に読経。



それを終えるとやっと庭園の散策だ。










ここからはもう、言葉はいらないので
その美しい庭園を写真でご紹介。



























この季節、
苔の上に紅葉がたくさん落ちていて

”苔を見に来たというよりも、紅葉を見に来たみたいだね。”

と周りの人も言っていたが

赤・黄・緑が

何と美しい風景を作り出す。 神様のなせる業だ。




















京都に行く予定をたてたら
西芳寺の拝観希望のハガキをお早めに。


拝観人数も限られているため

静かに
しっとりと

本当の京を味わいつくすことが出来る。。。。










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