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坂東玉三郎~牡丹亭 上海公演

2009年11月27日 | 映画・コンサート・演劇
坂東玉三郎~牡丹亭 上海公演




大学時代,
皆川達夫先生に
<死ぬまでに、玉三郎と森下洋子さんだけは見ておきなさい。>
と言われた。


森下洋子さんのバレエは幾度も見る機会が訪れたが
玉三郎さんは、今回はじめて。




牡丹亭上海公演が行われた蘭心大劇院



昆劇、という
日本の歌舞伎よりも長い、
600年という伝統を持つ中国の伝統芸能。
中国人でも難しいといわれるその昆劇に
玉三郎さんが精魂こめて挑んだ。






ストーリーは


南安太守の令嬢・杜麗娘(とれいじょう)は、
春のうたたねの夢に柳夢梅(りゅうむばい)という若者と出会う。
瞬く間に恋に落ちた二人は、13人の花神たちの祝福の中で結ばれたが
気がつけばそれらはすべて夢の中での出来事だった。

夢の中での恋が忘れられず、
柳夢梅への思いは日増しに募り、
その思いのあまり杜麗娘は病をわずらい
はかなくこの世を去ってしまう。

しかし、二人の愛は
不思議な導きで蘇る・・・。





本当に美しく
はかなく
優しく
そして、艶やかな杜麗娘を
玉三郎が見事に演じる。


私は上海公演の初日に
ご招待を受けたのだが、
観客は日本人が多いと思いきや、
VIPの席も殆どが中国の皆さん。


中国の皆さんも玉三郎さんの演技に釘付け。


こんなに素晴らしい文化交流があるだろうか。

玉三郎さんはもはや
日本の宝だけではなく
中国、アジアの宝。



なんと、私は公演終了後のレセプションに参加して

<生(なま) 玉三郎さん>
にお会いすることが出来たのだ




生 玉三郎さん 目の前ですっ



”わたくしは、芸のこと以外
何もわかりません。
芸の道を、ひたすらに歩いてまいりました。”


玉三郎さんは

あれだけの公演をなさった後だというのに
お疲れも見せず、
皆様にご挨拶された。


他の方のスピーチを聞きながら
顔を赤らめる玉三郎さんを間近に見てしまった私。

女性としての恥じらい、みたいな表情やしぐさを
お勉強させていただいているような気さえしてきた。。。






パーティーはなんと真夜中近くまで続いた。

この公演を応援していた
上海総領事 横井様ご夫妻と

今回、上海でご自分の友人達との会食会に
私を招いてくださった柴さん(中国の方)と記念撮影。






上海での、玉三郎さんの昆劇。

一生忘れることの出来ない
素晴らしい舞台の、話。




EFiL.net オフィシャルブロガー


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