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Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

別府 地獄めぐり

2008年08月16日 | せずにはいられない・・旅の話
別府 地獄めぐり




この夏の一番暑い時期

南の九州へ飛び

”地獄めぐり”を、する。


なんて、HOTな企画だろう。




街のあちらこちらから、温泉がわきあがる
鉄輪の街




大分空港から30分程度
バスで別府方面へ向かう。
亀川からタクシーに乗り、
地獄めぐり、スタート。


まずは、間欠泉の<龍巻地獄>





30分おきくらいに噴きあがる間欠泉で
私たちは運良く、噴きあがっている最中に到着。







次に向かうは、息子の本命、

<血の池地獄>だ。






丁度この<血の池地獄>に着いた時、
瞬間的に大雨が降り、
すこし血の色が薄まったように見えるが

この赤い池がドクドクと音を立てて
煮上って、煙をだしている様は
本当に地獄の血の池だ・・・


そこの売店で<赤プリン>なるものを発見。

気になり、購入。そして試食。




売店の方に

”この赤い色は何ですか?”と聞くと
”赤ワインで色をつけてますよ。”


・・・確かにほんのりと赤ワインの香りがして美味しい。



次に向かうは、<白池地獄>。





ここは先ほどの”血の池”のような赤い池ではなく
乳白色の静かな白い池。


そして、次にむかうは<鬼山地獄>





ここに着く頃には雨雲が去り、
かわりにすごく強烈な太陽がふりそそぎ、

太陽の熱と
地獄の煙で熱せられて・・・くらくら


ここの<鬼山地獄>は煙で真っ白でどんな温泉なのかが
見えなかったのだけれど、
煙が途切れた瞬間に、この写真を撮る。


鬼山地獄には、何と趣味の悪いことに
ワニを温泉熱で飼育していた。

巨大なワニの剥製が置いてあるのだが
本当にこの巨大なワニがこの
鬼山地獄をウロウロしていたのだという。

・・・ううっ、本当に地獄だ。






鬼山地獄のそばには
温泉でゆでた、お芋やとうもろこし、卵が売っている。

私と息子は卵を買って、
その日のお昼ご飯にした。
(夕食が旅館で大量に出る事を予測してお昼は控えめに・・・)




そして、次に向かうは<かまど地獄>





ここには、色々なタイプの地獄があって

でも、とても綺麗なマリンブルー色の温泉に

しばし、<地獄>を忘れる。





この色は非晶質のシリカ(桂華)が温泉沈殿物
70年前後かかって出来たものだと推定されている。



温泉卵をつくっているかごがあります・・・



この<かまど地獄>には
足の岩盤浴(熱かった!)や飲む温泉などの
コーナーもある。



続いて向かうは<海地獄>。

私はこの<海地獄>が一番好きだった。

園内はとても美しく整備されていて
蓮の花の大きな池もあった。






海地獄の温泉池もきれいなエメラルドブルー。

その色だけみれば
ニューカレドニアの海のようだが、
実際は100度近い、熱い泉だ。


殆ど煙ではっきりと全貌は見えないけれど
その煙が揺らいだ瞬間に撮ったのがこちら。




やはり、吊るした籠には、温泉卵が・・・。



次に向かうは、<坊主地獄>。





ぼこぼこと泥が噴きあがる。
その盛り上がった様子が<坊主頭>に似ていることから
その名前がついたのだろう。

こちらも100度近い高温。
ボコッ、ボコッ・・・あちこちで音が聞こえる。




そして、この<坊主地獄>には

ゴォ~ゴォ~と鳴り響く
<鬼の高びいき>という
岩から煙が吹き上げている場所も、ある。








そして、最後の<山地獄>に到着。





ここの泉は透明度がとても高い。

思わず、手を伸ばしてしまいそうだが
こちらも高温。







なんと、この<山地獄>、
ミニ動物園が併設されている。


かば、猿、ラマ、象、フラミンゴ・・・。



巨大なかばはずっと口を開けている・・・



象には、ビスケット4枚のえさを
あげることが出来る。







真夏の太陽と
地獄のように熱い地面に

サンドイッチされた<地獄めぐり>。


汗いっぱいかいたけれど

これ、結構楽しい


昔っぽい観光かもしれないけれど
なかなか楽しめるので
オススメ

真夏は本当の地獄の熱さを体験できるけれど
もう少し涼しい季節のほうが、いいかもしれない。


懲りずにこの後、
私たちは<ひょうたん温泉>に行き


砂風呂でたっぷりと、汗をかいたのだった。