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原子力事業者としては安全意識や責任感が、根本的に欠如していた 原発事故裁判

2022年07月14日 | シロート考え

 昨日「東電の経営陣は万死に値する。」と書いたが、
 東京電力福島第一原発事故を巡り、旧経営陣が津波対策を怠ったことで東電に巨額の損害が生じたとして、株主が勝俣恒久元会長(82)ら5人に会社への22兆円の損害賠償を求めた株主代表訴訟の判決で、東京地裁(朝倉佳秀裁判長)は13日、勝俣元会長ら4人に計13兆3210億円の支払いを命じた。(→ 東京新聞
 13兆なんてあるのか知らないけれど、とっとと資産を没収して欲しい。(13兆くらい持ってるかもしれない。そう思うとまた怒りが湧いてくる。)
 新聞の見出しでは「過失」とあるが、過失じゃないと思う。「地震なんて起こるわけない、そんな対策に金なんか使えるもんかバカめ」と思っていたに違いないのだ。そしてそれはぼく自身も原発怖いなあと思い、東京に原発をと言う主張にまったくだ、と思い、でもそれほど声高に原発反対とは叫んでなかった。いや原発には反対だと言ってはいた。
 
 画期的な判決だ、まだ確定してないけど。どうやら裁判過程も、判決文もすばらしいものだったらしい。裁判官なんてただの官僚だと今でも思っているが、こうして正義のために働いている人たちがいることは本当にすばらしい。この後、不当な人事がなされないことを真に願う。