せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

この間からエレキベースを練習している。

2020年02月24日 | 音楽

 この間からエレキベースを練習している。沖縄バンドでチェロを弾いているのだが、こんどバンドフェスに参加するのだ。野外だとチェロはダメでしょう?エレキベースを又貸しするからそれででませんか?と言われ、それじゃあちょっと弾いてみるかと、借りたのだ。
 チェロとベースはまったく別の楽器だ。コントラバスはほんの少し弾いたことがあるが、ファーストポジションというか、ハーフポジションだけくらいしか弾いてない。エレキベースは同じ調弦なのだが、そのフィンガリングすら使えない感じで、そういえば昔、ベースのフィンガリングってどうなっているの?と聞いたらそんなものありません、と言われたのを思い出しながら練習している。
 本番までもうひと月くらいある。へったくそなベースだなあ、くらいにはなれるかなあ。

本よみの虫干し 関川夏央

2020年02月24日 | 
「できるだけ現代人の視線から離れ、」とあるが、とんでもない嘘っぱちで(ってこたあないが)、むしろ今現在の視点から見た評だと思う。著者の言うのは例えば「歴史の垢」という言い方があるが、それ落として、ちゃんと読んでみて評価する、あるいは、書かれ、読まれた時代には意識されないできない空気が今なら見える、という意味なのだろう。「伊豆の踊子」は学生の「むくわれない純愛」を描いているように、当時から今に至るまで、ちゃんと読みもしないやからにそう思われているが、「今」読み返してみればそんなのではなく、いや今じゃなくても著者が中学生の時から、なんだか気に入らない「知識人たる学生」のいわばひとりよがりの話、だったのだ。と、そういう感じのことが書いてある。

 戦争文学がたくさん取り上げてある。現代人にとって戦争はとても大きなものだった、いや今でも大きいはずなのに急速に忘れ去られていく。読まれなければならないと強く主張している。

 とてもおもしろかった。