美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

人力ミシン

2019年01月28日 | 韓国雑感

断捨離が流行る中、捨てて後悔している物・・・

それは、母が使っていた “人力ミシン” 足踏み式ミシンだ

骨董屋に行くと、その足踏み部分だけを売っていたりする

1万円前後だろうか・・・

その上の部分には、新しく木材を置き

机やさまざまなディスプレイ棚に使用されたりして

なんともお洒落!

 

なんで捨てたのか・・・今となっては後悔のみ・・・

当時はまだ、その年代の価値や再利用のカッコ良さが分かっていなかった!

母はずっとそのミシンで内職をしていた

私もスキー板を入れる袋や、袋を縫った思い出がある

 

ただ、メーカーの記憶が曖昧だ・・・

シンガー

ブラザー

蛇の目

リッカー

 

先の韓国旅行、ソウルの真ん中でミシンを叫ぶ!

とは大げさですが、ミシンがずらりと並んだ地下街を発見

メーカーはほとんどシンガーだった気がしますが

中にはトライアンフと言うドイツ製もありました

 

 

韓国でもミシンで通用するらしいのですが、韓国語は재봉틀(チェボントゥル)

 

 

シンガーはアイザック・メリット・シンガーさんが創業者

ブラザー、蛇の目、リッカーは日本製です

 

この写真のミシンがどのように集められたかは分かりませんが

韓国でも、多くのお母さんたちが、足を懸命に動かしながら

洋服や小物を作ってきたのでしょう

足踏みミシンは、電気が不要なことが発展途上国内の

電力供給のない地域で使用に有効なことが再評価され、NGOなどで収集

発展途上国へ無償で譲渡されることが行われているそうです

 

母のミシンもどこかで再利用されていれば嬉しい。。。

韓国の地下街でふと、ミシンを踏む母の後ろ姿が浮かんだ

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

コメント
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