美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

胸を締めつけられる映画

2012年09月14日 | 映画

「“映画トガニ”は衝撃的だった、考えさせられたわ」東京の友人からの電話

俳優コン・ユさん主演の、視聴覚障害者への性的虐待を告発した

実話をもとに映画化されたものだった


Img_0662         

トガニとは「熱狂のるつぼと化した」の“るつぼ”という意味


不条理な司法制度を批判し、政府まで動かすまでに発展したそう・・・

幼い子供が受けたその傷を思うと、言葉がない

韓国公開後、あまりの衝撃的な内容に事件は再調査、実在の学校は廃校となったとか


友人の衝撃的だった!という言葉に、私も観たかった映画を思い出した

“ムサン日記-白い犬-”という脱北した少年の話

ギリギリ公開中に合い、観る事ができた


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ムサンとは北朝鮮と中国の国境近い町の名前


ラスト、突然スクリーンが真っ暗になったので映画館故障?と思っていたら

それがラストシーンだった・・・


ダサイおかっぱ頭を切ったのは、脱・脱北者の表現?

それにしても相棒犬ペックへちょっと冷たいんじゃない?

「考えさせられたわ~」友人と同じ気持ちになった


「トガニ」は、来月20日から岡山シネマクレールで公開予定

初秋にもう1本、胸を締め付けられる映画を観たいと思っている



☆おまけ☆

世界三大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭でキム・キドク監督の

「ピエタ」が最高賞である金獅子賞に輝いた

大小さまざまな題材で豊かに表現される韓国映画、恐るべし!




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