ある雑誌で、李鳳宇(リ・ボンウ)さんが書かれた文を目にした。
シネカノン(映画配給会社)が倒産したというニュースを聞いてから、
どれくらいたっただろう・・・(調べると倒産は2010年1月頃)
シネカノンは「シュリ」や「JSA」の韓国映画を配給、代表作には「フラガール」「パッチギ」があり
李さんは、その元シネカノンの代表者。
「フラガール」はご覧になった方も多いのでは?この映画のモデルになったのは
福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールで、
昭和40年のいわき市の炭鉱町が舞台の映画です。
震災、原発問題の中、そのフラガールが復興目指し、全国を巡回しているとのこと。
現在、李さんは移動映画館プロジェクト「MoMO」をプロデュースされており、
トラックを改造した映画館(キャパ100人)で、被災地でも上映が行われているそうです。
名前の「MoMO」はMovin' On Movie Oasisの略
実は私、李さんにお目にかかった事があるのです。。。
住いから近い会館で、李さん他数名での映画のディスカッションが開催。
でもでも、その中身にはまったく興味なく ^^ 当時「スキャンダル」という映画の
配給会社がシネカノンに決まったことで、こっそり潜入したのでした!
会が終わって、李さんを待伏せ(笑)面と向ったその瞬間
「スキャンダル、よろしくお願いします」と私、すると李さんは
「そうですか、だったら・・・出来たてホヤホヤです、どうぞ」と言って
スキャンダルの映画のパンフを下さった!!
フランスの古典文学、ラクロ著「危険な関係」の映画版
今から思えば、なんて大胆な・・・と恥ずかしいのですが、
恐らくこのパンフレットは、日本の誰よりも早く手にした一般人と今でも信じている ^^ゞ
ちなみに、フラガールやパッチギのプロデューサーである石原仁美さんは、倉敷出身の方。
☆おまけ☆
先、韓国旅行で観たのは「折れた矢」名優アン・ソンギさんの主演映画。
ヨーロッパにアジアの映画を紹介する、イタリアで開かれる「極東映画祭」に招待された
社会派の映画。今やアメリカがリメイクしまくりの韓国映画、この映画も十分リメイクの対象!
と、殆ど聞き取れなかった私の評でした ^^ゞ