美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

千年の古都 “慶州”

2011年07月03日 | 旅行記

釜山から車で1時間程走ると、そこは新羅時代に栄えた“慶州”(キョンジュ)

今では韓ドラをやっていない日がないくらいの勢いだが、

民放でも放映されているもののひとつ、「善徳女王」(ソンドク)の舞台でもある。


新羅初の女王であり、日本の推古天皇に続きアジア2例目の女性君主だそうだ。

「屋根のない美術館」と言われる慶州は、本当に高い建物はなく、

あちこちに、千年の息吹を感じとれる遺産が数多く残っている。


瞻星台(せんせいだい:チョムソンデ) 


                Img_0047


善徳女王が築いた東洋最古の天文観測台だそうで、362個の石を積み上げて造られている。
(1年を陰暦に計算した日数)

四角い窓の上下はそれぞれ12の石で積み上げられ、12ヶ月24節季を意味する。

東西南北はもちろん、夏至や冬至も図れる正確さ。天地災害を予測し、農民の為に造ったとも言われている。


「瞻」は仰ぎ見るという意味をもつ漢字。

その昔、空を仰ぎ見ながら、どんな未来に思いをはせたのだろう・・・



☆おまけ☆



Img_0077


慶州名物、皇南パン(ファンナンパン)!

出来たてホカホカ、小豆たっぷりでマシッソヨ!

善徳女王にも食べさせたかったなぁ~^^




コメント (4)
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