芭屋框組(はなや かまちぐみ)

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山本式砥ぎ 失敗例

2012-06-13 07:08:34 | 道具、砥ぎの話
昨日、削ろう会会報の最新号が届いた。

山本さんのシリーズ連載に、押さえ金を使った砥ぎ方が、詳しく載っている。

実は、知り合いの大工さんに 砥ぎ治具をわけて頂いてやってみたのだが、

全く切れなくなってしまったので、どうしたものかと考えていた所。

まさに「渡りに船」とは、この事か!

成功例は、会報を見て頂くとして。今回は敢えて失敗例

治具に挟んで刃をセット:じつはこの前に刃先をつぶして裏を整えておく

必要があった。(本刃、裏刃共)





中砥で研ぎ終えた様子:本当は本刃と裏刃の刃先の境目が肉眼で見えなくならないと

いけない。(刃先の部分が端まで一体化していない。隙間もあったようだ)






この後、天然砥石での仕上げをしたが、全然刃が切れなくなってしまった。

会報によると、ダイヤモンド砥石♯6000、アルミナ粉♯10000、中高にした

キング♯1000とそれぞれの砥面直しに同じ番手の砥石もう一丁ずつ必要。

これらを全部揃えると、金額的にも大変なので(ダイヤ砥石一丁で1万円以上)

とりあえず手持ちの砥石で、できるだけ近づけた砥ぎ方をしてみようと思う。

結果は又、いずれの報告で・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (craft WAKU)
2012-06-14 15:29:05
こんにちは。

山本さんの研ぎで、研ぐ前につまづくのが、本刃と裏刃の刃先の密着ですね。

裏刃の耳側から、覗いて光が見えない(隙間がない)ことが前提ですが、それくらいは十分確認していると思います。
少し気になったのが、治具のボルトが刃から、やや離れているように思います。
この位置で蝶ナットを強く締めると、板がしなってボルトとボルトの中央が浮いて(押さえる力が中央は弱くなる)しまうような気がしますがどうなんでしょう。

この研ぎが全くできていない私が、偉そうなことを言ってすみません・・・・
結果を楽しみにしています。
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Unknown (管理人)
2012-06-14 19:03:56
WAKUさん、

早速のご指摘 有難うございます。

山本さんの砥ぎ 真似するだけでも大変です。

今のところ 普通に砥ぐほうが、ずっと切れますね・・・

新しい情報が手にはいったので、もう少し

チャレンジしてみます。

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