「鑿大全」に載っていた資料等を基に玄翁の柄すげ直し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/67/9f928c64447c8e2d2d8b88d9a90f33b0.jpg)
左がおおよその資料通りの寸法:全長1尺、柄尻寸法=8分5厘×8分
左に比べ、柄の長さ、太さ共あるので振り心地重く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/36/e81cfc07eeede5954f2d9acaf6050dbd.jpg)
ヒツ穴部分の精度も悪い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/16/d0ca453f270e4aba3ac46e2a021338ef.jpg)
柄の抜き取り作業:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/48/e647dc056e29f874b70460396e3aafd9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/31/18bc7133aa24815dd296db15f8610645.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/43/42b49861bf809bc64542b596c7820060.jpg)
柄の長さ1尺にカット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e6/e9ce86f11daba56244e31590800273a8.jpg)
ヒツ穴部分の加工:相田浩樹さんのページに習い、ヒツ穴寸法をノギスで測り+0.6ミリの寸法になるように木部を削る。
いろいろやってみたが、結局鑿で地道に削っていくのが一番確実で
やりやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e4/2b374a26f1a7ec90973c97819b25debc.jpg)
ヒツ穴部分は完全に長方形、そこから柄尻に向かい3寸3分程同じ厚み、
後は柄尻に向かいラッパ状に削り込み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/7bc43ab8e4ebab83a1c9d77804c1f4bd.jpg)
出来上がった様子:ノギスで測ったきっちりした寸法があるのでその通りに
加工できればきれいにすげこめた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/80/2c660b350f37718542346ed446e17d2e.jpg)
引き続き大玄のすげ直し:これは玄翁の大きさに対してヒツ穴が小さい
ことと、抜けた柄を見てもらえばわかるが穴上部にクサビしろが取ってある為に
柄の上部が広くなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/af/9231da0875d9d62411745c29f6b94938.jpg)
片側だけ上に行くほど寸法が広がっている。
加えて上部の穴に何故か面が取ってあったので、そのままでは柄をすげた時に
上部に隙間が出来てしまう為、ヤスリで成型し直した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7f/164725020024c8486780bc038a1f155c.jpg)
玄翁の垂直と柄の水平の関係:指一本半程入る寸法にしてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3a/04d042318c6839a55e76dadeed9c49d7.jpg)
柄尻の寸法は図面通りの8分5厘×8分ではどう考えても細い気がしたので
1寸×9分5厘程にした。(中間のストレート部分は中玄の時と同様に)
好みや腕力のバランス等あるが、重い玄翁は柄を短く握り部分は太くした方が
安定して使える気がしていたが、耕木杜の阿保さんも同じように
感じられていたようで、重さによって9種類の柄の寸法を使い分けて
おられるので最後に紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/67/9f928c64447c8e2d2d8b88d9a90f33b0.jpg)
左がおおよその資料通りの寸法:全長1尺、柄尻寸法=8分5厘×8分
左に比べ、柄の長さ、太さ共あるので振り心地重く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/36/e81cfc07eeede5954f2d9acaf6050dbd.jpg)
ヒツ穴部分の精度も悪い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/16/d0ca453f270e4aba3ac46e2a021338ef.jpg)
柄の抜き取り作業:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/48/e647dc056e29f874b70460396e3aafd9.jpg)
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柄の長さ1尺にカット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e6/e9ce86f11daba56244e31590800273a8.jpg)
ヒツ穴部分の加工:相田浩樹さんのページに習い、ヒツ穴寸法をノギスで測り+0.6ミリの寸法になるように木部を削る。
いろいろやってみたが、結局鑿で地道に削っていくのが一番確実で
やりやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e4/2b374a26f1a7ec90973c97819b25debc.jpg)
ヒツ穴部分は完全に長方形、そこから柄尻に向かい3寸3分程同じ厚み、
後は柄尻に向かいラッパ状に削り込み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/7bc43ab8e4ebab83a1c9d77804c1f4bd.jpg)
出来上がった様子:ノギスで測ったきっちりした寸法があるのでその通りに
加工できればきれいにすげこめた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/80/2c660b350f37718542346ed446e17d2e.jpg)
引き続き大玄のすげ直し:これは玄翁の大きさに対してヒツ穴が小さい
ことと、抜けた柄を見てもらえばわかるが穴上部にクサビしろが取ってある為に
柄の上部が広くなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/af/9231da0875d9d62411745c29f6b94938.jpg)
片側だけ上に行くほど寸法が広がっている。
加えて上部の穴に何故か面が取ってあったので、そのままでは柄をすげた時に
上部に隙間が出来てしまう為、ヤスリで成型し直した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7f/164725020024c8486780bc038a1f155c.jpg)
玄翁の垂直と柄の水平の関係:指一本半程入る寸法にしてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3a/04d042318c6839a55e76dadeed9c49d7.jpg)
柄尻の寸法は図面通りの8分5厘×8分ではどう考えても細い気がしたので
1寸×9分5厘程にした。(中間のストレート部分は中玄の時と同様に)
好みや腕力のバランス等あるが、重い玄翁は柄を短く握り部分は太くした方が
安定して使える気がしていたが、耕木杜の阿保さんも同じように
感じられていたようで、重さによって9種類の柄の寸法を使い分けて
おられるので最後に紹介します。