芭屋框組(はなや かまちぐみ)

残しておきたい情報や、知っておきたい事

畑作り

2011-06-22 08:57:20 | 建具屋のかあちゃん
今年も野菜を作ろうと、春に娘と2人でまず土作りから始めました。

真冬の土はカチカチで鍬の刃も曲がってしまいそうな土でしたが、

暖かくなってふかふかの土になっていました。

苦土石灰と鶏糞を同量まぜ、土にすきこみます。わずかに芽が出ていた雑草も

すきこんでしまいます。(いずれは土の肥料になる。娘はお母さん取らなくちゃ

ダメでしょと言いますが)

すぐには種をまかず、2週間程寝かせます。

それから鍬でうねをつくり、マルチをしきます。

連作障害を防ぐ為、去年トマト、なす、等瓜科の作物を植えた所と同じ所に

植えないようにして、狭い畑ですが、すこしずつ、かぼちゃ、春菊、大根

にんじん、ハツカ大根、大葉、ブロッコリー、ミニトマと、紅小玉スイカ

ししとう、とうもろこし、じゃがいもを植えました。

それから、緑のカーテンが夏の暑さ対策に効果があるとのことなので

ゴーヤも1袋10粒入り200円の種を買って来て、5粒だけ

南側の居間の掃出し窓の外に並べてまきました。 


真ん中に2つ並んでいるのが、芽が出て2週間経ったゴーヤの芽

ゴーヤはある程度の高い気温が続かないと芽が出ないので、6月に入って

からまいた所、10日程で芽が出ました。

かぼちゃ、ゴーヤは初めて育てるのだけれど、とても元気が良くて

たくさん獲れすぎちゃったらどうしようなんて心配しています。

でも、雑草も生えてくるのが悩みの種で、マルチを破って生えてくる

たくましいのもいます。

草取りをしていると、蚊もやってきます。

無農薬で育てたいので、アブラムシやてんとうむし、その他名前のわからない

虫もいます。

成長した野菜を収穫していると、体長5㎝くらいの蛙が出てきて

びっくりしました。

虫をたくさん食べてねと声をかけました。

それからスズメもちょくちょく来て虫をつついているようで、

何とも頼もしい限りです。

最近は間引いたニンジンの芽達を小さく切ってサラダに入れて楽しんでいます。

独特の香りと苦味が結構合って、とてもおいしいです。

自然の恵みに感謝


よもぎの効用

2011-06-16 09:17:30 | 建具屋のかあちゃん


図書館で見つけた「家庭でできる特効ヨモギ健康法」という本

を読んで、今迄雑草としか見ていなかったヨモギには

凄い効用があるそうなので、紹介します。

①がん予防(ヨモギのクロロフィルががん抑制因子のインターフェロンを増加する)

②心臓病の改善(アデニン、コリンという成分が心臓の機能を正常に保ち、
血液の循環をよくする)

③高血圧症の改善(カリウムが体内の過剰塩分と結びついて排泄する)

④胃腸病の改善(クロロフィルが浄血、増血作用、殺菌、新陳代謝を促進し、
ビタミンB1が消化力を高めて胃のつかれを取る)

⑤神経痛の緩和(血行を促進し、保温作用や細胞の新陳代謝を活発化)

他にもアレルギー体質の改善、美肌効果などの多くの効用があると知り、
とにかく驚きました。


ヨモギの有効成分の取り方としては

ヨモギ餅にして食べる他に5㎝くらいに伸びた柔らかい若芽をつんで、

陰干しにして、細かくしたヨモギ10gを500ccの水で300cくらいまで

煮詰めたお茶にして飲むと簡単です。

(鉄の鍋でやると成分が壊れるらしいので、ホーローかガラス鍋で)

但し、本に書いてあるのは即効性はなく、飲み続けていないと

効果がでないそうです。

又、高く伸びてしまった葉には毒があるそうなので、一度根元で切って

伸びてきたものを使えば一年中取れるそうです。


今迄、雑草と思い庭に生えてきたヨモギを根こそぎ取って捨てていた

なんて、とっても勿体無いことをしてきてしまった。

人の為にくれた、神様からのプレゼントですよね。

かあちゃんの大工仕事

2011-06-04 08:16:15 | 建具屋のかあちゃん


材料置き場を木で造るということになり、、手間代節約の為、

刻みは私ととうちゃんでやることになりました。

「とにかく角のみだけでも手伝ってくれ」

と、とうちゃんに言われて、足手まといになるだろうなあと、

不安になりつつも、大工さんの作業場へとうちゃんとお弁当持ってでかけました。

何せ乾燥していない柱材は重いし、機械も重い。

とうちゃんは仕口の加工に夢中で最初にちょっと手本を示してくれただけで何も

手伝ってくれない。朝から一日中やっていたら、もうその日の夕方

オケツから上半身痛くて痛くてもうボロボロ。

次の日「もういやだ!」と言って投げ出そうと思ったけど、

一週間で何とか刻みを完成させなくてはと張り切っているとうちゃんの

顔を見たら、何も言えず「もうマイペースでやるしかない!」

と黙々と角のみで掘り続け、「やっと終わったー!これで解放される」と

喜びもつかの間、次はのみで溝の隅を取ることになり、

その他いろいろ簡単な雑用をし、2人で一週間程で何とか終わらせることが

できました。

それにしても、同じ桧という木でも乾燥している材と切ってまだ

間もない材では角のみで掘る手ごたえが全然違います。

乾燥している材は切れるキリでやっても堅くてすぐに煙が出ますが

まだ水気を含んでいる木ではサクサクと掘り進んで木屑も香りが良い。

いつもの建具材は、大工さんが使う柱材とは大きさも重さも全然違うので、

大工仕事は体力を使う大変な仕事だと思いました。