本格的な積層台づくりの前に、普通の台で積層台的な仕様の効果の実験と言うか、練習を少し・・・
今回使った台は、元々鉋用では無い樫材なので、どちらが木表か裏かも分からない様な木目で、おまけにヒビ有り。
台の長さも尺1寸と少し長め、はっきり言って良く狂う台。
刃の切れ味を見る為にとりあえず打った物で、いずれ打ち変えるつもりだったので、心置きなく実験するには、おあつらえ向きだ。
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まず、瞬間接着剤を全体に染み込ませて、導管をふさぎ湿気の出入りを止める。
接着剤硬化後、表面かなりデコボコしているのでサンディング
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この状態で松本研修会に持って行き試しに使ってみたが、かなり狂いにくくなった感じがした。
ここで一緒に削っていた方から刃口を直す様に指摘を受ける。
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木っ端返しの巾が広いので、屑が詰まり易いとの事。巾1分残して刃の2段研ぎみたいに角度立てて鑿で落とせば良いよと言われた。
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角度の治具を作り、刃口直す。この際各面がスカッと仕上がっている事は、勿論だがエッジ部の鋭さが更に大事だそうなので、慎重に。
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この後仕上げにウレタン塗装すれば、かなりグレードアップした物が期待出来る。