芭屋框組(はなや かまちぐみ)

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南京鉋の刃口直し

2010-06-27 11:11:21 | 道具、砥ぎの話
南京鉋の下端がガタガタになってきたので、真鍮板を埋めてみた。



刃口周辺の様子:結構磨り減ってへこんでいる







基準面が無いので、真鍮板を当てがってみて、鑿で掘り進める。







上側も同じように掘る。深さも後で削り落とす分を考えつつ様子を見る




当て木にサンドペーパーを貼り付けて、丸くこすり落としていく(♯120、♯240使用)






木部も一緒に丸く整え、刃をはめてみて、刃口の隙間を調整。

実際刃を出して削ってみて、上手く削れないようならば、おでこの方を少し
落としてやる等の最終調整をして完成。
















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1 コメント

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Unknown (管理人)
2011-09-15 21:43:50
郷新一郎様
個人情報保護の為、誠に勝手ながらコメントを非公開にさせて頂きました。

刃口直しの件ですが、こういった事は基本的に失敗してもいいので自分で挑戦してみることをお薦めします。

時間もお金もかかりますが、得る物は大きいと思います。

あるいは、そういった事が面倒で手っ取り早くすぐ使える物がご希望ならば、プロの台屋さんに台を作り変えてもらうか、新品を買われるのが時間的、金銭的には一番安上がりです。

その代わり何も進歩することが生まれません。

大きく分けて前者と後者のどちらを選択するかで、次の展開が全く違いますので今の段階ではこんな事しかお答えできません。
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