芭屋框組(はなや かまちぐみ)

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古鉋再生(8)古台利用する場合

2021-01-03 10:33:59 | 古鉋再生


はじめにお断りしておくが、古台再利用する労力を考えると恐らくは新しく台打ちした方が良いと思われるので、あくまでも参考程度にして欲しい(自分も普段はほぼ9割がた台打ち直している)

以下、古台の改良手順・ポイント(※刃が再生出来ている事前提)

1)ガラス板に粘着ペーパー80番で下端直し:とりあえず刃口部分だけたいらになる様に中スキもペーパー横ずりでざっくりで
2)普通に刃が出るまで表馴染み、押さえ溝巾の仕込み直し:仕込みゆるゆるで刃が出過ぎる状態ならば、一旦刃が接する面の汚れをスクレーパー等でこそぎ落す。
3)刃に車ワックス等の剝離材塗りエポキシ充填し台に仕込む~乾燥後余分なエポキシ取り~必要なら屑たまり巾修正



4)ガラス板粘着80番で下端直し:削り出来る程度まで
5)必要なら下端面を基準に台厚み、巾、木口の切り直し~各面仕上げ~面取り




6)必要ならば、刃口埋め木、割れ・隙間へのエポキシ充填











7)下端直し:各自の目標レベルまで
8)目止め塗装など必要に応じて




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