センダン(栴檀)の冬芽
<センダン科センダン属>
暖地の海岸近くに自生する落葉高木。
冬芽はややつぶれた球形で、
星状毛が密生する。
芽鱗は3枚ほどに見えるが星状毛が厚くて解りにくい。
葉痕は白く大きく隆起する。
T字形から倒松型で隆起する。
維管束痕は3個。
枝は太く緑がかった褐色。
小さな皮目がたくさんある。
葉痕付近にも星状毛が残る。
たぶん、写真を撮るので、枝を近づけるために引っ張ったので、
葉痕が下向きになっています。"(-""-)"
センダンの実
センダンの花
センダン(栴檀)の冬芽
<センダン科センダン属>
暖地の海岸近くに自生する落葉高木。
冬芽はややつぶれた球形で、
星状毛が密生する。
芽鱗は3枚ほどに見えるが星状毛が厚くて解りにくい。
葉痕は白く大きく隆起する。
T字形から倒松型で隆起する。
維管束痕は3個。
枝は太く緑がかった褐色。
小さな皮目がたくさんある。
葉痕付近にも星状毛が残る。
たぶん、写真を撮るので、枝を近づけるために引っ張ったので、
葉痕が下向きになっています。"(-""-)"
センダンの実
センダンの花
シャリンバイ(車輪梅)の実
<バラ科シャリンバイ属>
暖地の海岸に自生し、高さ2~6メートルになる常緑低高木。
枝が車輪状にでる。
葉は枝先に密に互生し、
長さ4~8センチの長楕円形または狭倒卵形でふちに浅い鋸歯がある。
質は厚く、表面に光沢がある。
今は寒かったりして葉が傷んでいたり、赤くなっていたりする。
5月頃、枝先に円錐花序をだし、
直径1~1,5センチの白色の5弁花を開く。
果実は球形で黒紫色に熟し、白粉をかぶる。
(上の画像はマルバシャリンバイです。)
他にシマシャリンバイと言うのが小笠原諸島に生えるそうだ。
スズカケノキ(鈴懸木)の実
<スズカケノキ科スズカケノキ属>
落葉高木。
樹皮は大きくはがれ、淡緑白色のまだらになる。
葉は互生し、幅10~20センチで掌状に5~7裂する。
今は丸い実がぶら下がっているのみです。
日比谷公園のスズカケの実。
4~5月、雄花と雌花が別々に頭状花序をつくる。
10月のまだ青い実。
そう果が多数集まった集合果は直径3,5センチの球形で、
果軸に3~5個つき、柄はない。
そう果の先はとがる。
今はスズカケの実を調べると、10個パックで売っている!!
何でも売ってしまうのね。
こういうことが当たり前の時代に生まれていなくてよかった。
自分で拾いに行く楽しさは?売っていませんか??
イヌビワ(犬枇杷)の実
<クワ科イチジク属>
山地や丘陵に生える落葉低木。
小枝を傷つけると白い乳液が出る。
葉は長さ10~20センチの倒卵形。
葉柄は1~4センチ。
8月頃の犬枇杷。
4~5月、本年枝の葉腋に花のうが1個ずつつく。
雌雄異株。
秋に雌花のうは直径1,5~1,7センチの果のうとなり、
熟すと食べられる。
雄花のうは直径約1,5センチで赤くなるが食べられない。
写真は雌花のう。
葉が細いものを↓ホソバイヌビワと言う。
ノシラン(熨斗蘭)の実
<ユリ科ジャノヒゲ属>
公園や遊歩道などでよく見かける多年草。
海岸近くの林に自生します。
日比谷公園の熨斗蘭の実はまだ緑色でした。
葉は線形で長さ30~80センチ、幅7~15ミリあり、
深緑色で厚く光沢があり、ふちはざらつく。
花茎は高さ30~50センチあり、
著しく扁平な2陵形で狭い翼があり、斜上する。
花は(画像は9月のもの)長さ7~10センチあり、
密に花をつける。
花被片は白色または淡紫色で広披針形をしており長さ約6ミリ。
種子は倒卵形で濃い青色に熟します。
葉陰のものは濃青色になっていました。
バクチノキ(博打木)の実
<バラ科サクラ属>
暖地の沿岸地に生える常緑高木。
樹皮は灰褐色で鱗片状にはがれ、そのあとが紅黄色になる。
博打に負けて丸裸になるたとえで、
赤裸になった様子から、バクチノキ(博打木)と言う。
(ちなみにセイヨウバクチノキの木肌は黒です。)
葉は互生し、長さ10~20センチの長楕円形で
革質。先は尖り、ふちには鋭い鋸歯がある。
腺点は葉柄の上部にある。
9月頃、葉のわきから短い総状花序をだし、
直径6~7ミリの白い花を密につける。
花弁と萼片は5個。雄しべは多数あり、花弁より長い。
雌しべは1個。
果実は初めゆがんだ卵形だが、翌年の5月頃に楕円形になり、
紫黒色に熟す。
葉は咳止め、鎮静剤に使用される。
フユイチゴ(冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
山地に生え、地表を這う常緑小低木。
全体に毛がある。
葉は互生し、長さ5~10センチの心形でふちは5浅裂し、
鋸歯がある。
表面は毛が少ないが、裏面は軟毛が多い。
托葉は落ちやすいそうだ。
9~10月、枝先に白い花を5~10個開く。
花弁は5個で、長さ7~9ミリで萼片より長い。
果実は球形で赤く熟し、食べられる。
歩いている途中で、特に今のような花の無い時期に、
フユイチゴなど赤い実に出会うととても嬉しいものです。
クロモジ(黒文字)の冬芽
<クスノキ科クロモジ属>
山地に生える落葉低木。
枝は暗緑色で黒い斑点が多い。
上の赤みを帯びた水滴形は、葉芽。
花芽から少し黄色い蕾に花が開きつつある。
花芽は丸く、葉芽の基部に2~4個つく。
枝は日なたほど赤い。
花芽は葉芽の横につき、
玉ねぎ形で柄がある。
蕾が見えてきました。
葉痕は半円形で小さい。
枝を切ると芳香がある。
これからは冬芽を探す時期ですね。
キズタ(木蔦)の実
<ウコギ科キズタ属>
山野に生え、茎から気根を出して木や岩にはいのぼる。
常緑つる性植物。
葉は長さ3~7センチの卵状披針形。
若枝の葉は3~5深裂する。
葉は光沢があり、薬用になる。
10月~11月、球形の散形花序に黄緑色で5弁の小さな花をつける。
果実は球形で翌年の春に黒く熟す。
常緑性で冬でも葉が見られるの、フユヅタとも言う。
イズセンリョウ(伊豆千両)
<ヤブコウジ科イズセンリョウ属>
暖地の山地に生え、高さ1,5メートルほどになる。
常緑低木。
前回に伊豆の山で出会っていたので、
上手くすれば今回も会えるかと思っていた。
私の印象ではもっときれいな白色の実で出会ったので、
あれ?イズセンリョウかなぁ?と疑問に思ったほどでした。
これは奥野ダム、松川湖周辺4,8キロを歩いていて出会った実です。
雌雄異株らしい。
葉は互生し、長さ6~15センチの長楕円形。
先端は鋭く尖り、ふちには波状のあらい鋸歯がある。
5月頃、本年度の葉腋から長さ1~3センチの総状花序を出して、
黄白色の花を開く。
上は一つだけ咲いていた花。
花冠は長さ約5ミリほどの筒状鐘形で、浅く5裂する。
果実は直径5ミリほどの球形で乳白色。