れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムサシアブミ(武蔵鐙)の実と花

2017-11-24 05:22:11 | 野の花日記

ムサシアブミ(武蔵鐙)の実と花
<サトイモ科テンナンショウ属>
山地から海岸近くの林の中などに生える。
花序を包む苞葉(仏炎苞)がぐるりと丸まった形で、
これをかってムサシノ国で作られた馬具の鐙(あぶみ)
に見立てたのがこの名の由来。


武蔵鐙は一般的な鐙と異なり、
スリッパのような形をしていた。

4月に咲いていたムサシアブミの花。
仏炎苞がぐるっと丸まった形。
小さい花が集まってできた花序は暗紫色から
緑色の苞葉(仏炎苞)に包まれている。
仏炎苞は白い筋があり、
先の部分が巻いた独特の形。

高さ30~60センチの地下の球茎から、
2枚の葉をだす。
葉は大形で3つに分かれている。

ムサシアブミの葉。
裏面は白い。

春の芽出し。



果実は緑色の期間が長く、
春の終わりに緑色の果実がつき、
秋の終わりまで緑色で、冬になると朱色になる。

枯れた林の中で見ると、
ちょっと、グロテスクな感じは否めない。



 


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