れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ニリンソウ(二輪草)・ヤブニンジン(藪人参)・キランソウ(金瘡小草)・・ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)・キケマン(黄華鬘)・キタキチョウ・テントウムシ・俳句鑑賞

2024-04-11 22:31:38 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞


ニリンソウ(二輪草)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
高島平で下車して武蔵野台地崖線に広がる林床の下にニリンソウの群生地の赤塚公園がある。
少し歩くがその先に赤塚城本丸跡地の広場や東京大仏、赤塚植物園などがある。
1本の茎に2輪の花が咲くのが名前の由来だが、

実際は1~4輪。
複数の花の開花には時間差があり、同時には咲かない。
白い花びら状のものは花弁ではなく萼片で5枚のものが多いが、
7枚のものもある。


群生は見事だ。




去年、高尾山ミドリニリンソウ(緑二輪草)をみたが、
今年は、入れなくなっていたので見られませんでした。
結局は、白い花弁に見えるものは萼片なので、
先祖返りしたと言われている。


ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
 <ケシ科キケマン属>
前回、ヤマエンゴサク(山延胡索)と間違ったので、
ジロボウエンゴサクを掲載しておきます。
花の距を絡ませて引っかけあう遊びで、
本種を次郎坊、スミレを太郎坊と呼んだ。
先端に筒形の花がまばらに咲く。




▲ムラサキケマン(紫華鬘)
 <ケシ科キケマン属>
「華鬘」は、仏像の胸のあたりの装飾品で、それに似ているのでこの名がある。
葉は2~3回羽状に細かく裂ける。
花序は、直立し花茎の上にびつしり、紅紫色の花をつける。


長さ、1,2~1,8センチの筒状で、先端外側は上下に開き、
後は距になり内側に蜜腺がある。


▲キケマン(黄華鬘)
<ケシ科キケマン属>
前回、ミヤマキケマンを掲載したので、
今回は、キケマン(黄華鬘)をアツプしてみました。
茎は太く、根元から枝を分けて大きな葉を出す越年草。
葉は3~4回羽状に裂ける。




ヤブニンジン(藪人参)
 <セリ科ヤブニンジン属>
山野の木陰や竹藪などに生える多年草。
茎は枝分かれして、30~60センチになる。
葉は2回、3出羽状複葉、小葉は卵形で薄くてやわらかい。


5個の花弁で、小さな白い花を開く。

※昆虫コーナー

黄色いタンポポにキタキチョウ


春になってやっと出会えて撮れたキタキチョウの画像でした。


※ナナホシテントウムシ

        《俳句鑑賞は春の季語蝶(ちょう)》
     蝶々(初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・蝶生まる)
         などと使う。


   蝶食うべ二度(ふたたび)童子(わらし)となりにけり   柿本 多映


コメント (2)
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