シュウブンソウ(秋分草)
<キク科シュウブンソウ属>
葉脈から出た柄の先に径4~5ミリの
淡黄緑色の頭花をつける。
頭花の中心部には先が5裂した両性の筒状花がある。
回りに小さな舌状花が2列に並んでいる。
秋分の頃に開花するところからこの名がある。
茎はたちあがり、高さ50~100センチで
成長が止まって上部から2~4本の枝に分かれる。
多年草で葉は互生。
長楕円状披針形で両面に短い剛毛がある。
山林に生え、ヤブタバコに似ている。
去年の高尾山で観察員の方にシュウブンソウを初めて
教えてもらった。