サラシナショウマ(更科升麻)
<キンポウゲ科サラシナショウマ属>
山地の林内や林の縁で白い花の穂が目立つ。
サラシナとは若菜を茹で水に晒して食べる。
また、茹でる前に冷水に1日くらい晒して灰汁を抜く
と言う意味でショウマは漢方薬の生薬の名。
昨日の高尾山の下山の途中でよく咲いていた。
草丈は60~120センチになり、
葉は2~3回分かれる複葉。
花は両性花と雄花があり、
多数捕縄につきブラシのように見える。
5~10ミリの花柄があることで
同属のイヌショウマと見分けられる。
1センチほどの袋状になった果実からは
白い糸状の花は想像できない。