ヤクシソウ(薬師草)
<キク科アゼトウナ属>
名前の由来は、薬師如来信仰や、
食べると苦いため薬効があるように思われたため、
この名があるようだが、
実は薬用には利用されないようだ。
草丈は30~120センチで、
丈高く育つものもある。
茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く。
茎や葉を傷つけると白い乳液がでる。
上部で枝分かれした茎の先や葉のつけ根に、
12個前後の黄色い舌状花がぐるりと並んだ頭花をつける。
径1,5センチほどの頭花は上向きに咲くが、
咲き終わると下を向く。
日当たりのよい山野や草むらや道端に生える。