9月17日: 静岡公演初日の演技終了後の羽生選手のインタビュー内容全部を、先日初めて放送された分を追加して、ページ半ばに書き加えました。
9月15日:静岡公演2日目の放送があったので、感想をちょっと。
静岡2日目の、羽生選手の「春よ、来い」は本当に一つ一つが丁寧で繊細で優しさに満ちていて、なおかつものすごく美しかったですね~~~!!とても素晴らしかったと思いました!!清塚さんのピアノも、出だしが特に、本当にうっとりするような美しい音色でハッとさせられましたし、想いの込められ方も、今までの中で一番素晴らしかったのでは、というほど素敵でした!今回のお二人のコラボで、途中でちょっと鳥肌が立ちました!最終日のものと比べると、甘美で、全体に穏やかな感じでしたけど、芸術性がとにかく素晴らしかったですね…!!
フィナーレも長くて低い、氷すれすれのハイドロを再び披露してくれましたし、プルシェンコさんと周回するときに、お互いに先頭を何度も譲り合った結果、じゃれ合いに見えるような状態になっていて、笑ってしまいました。でもお二人とも楽しそうでしたし嬉しそうでしたね。羽生選手にとっては、本当に幸せな関係ですよね。少年の頃の羽生選手が、もしこの映像を見たらどう思うのかしら…(笑) ラストはバラード第一番のポーズで決めて、嬉しそうに舞台裏に消えていきました。
オープニングは登場の4回転トウループもバッチリで、余裕がありましたね。プルシェンコさんが、(すでに放送されたように)静岡最終日にはなぜか、オープニング最後でぴょんぴょん跳びはねるのですけど、2日目も、今にも跳びはねそうな勢いの嬉しそうな満面の笑みでニコニコしているのが映っていましたね。羽生選手は、「世界で一番熱い夏」の途中で、いつも「パンパンパパン!」って口で音をそのまま歌いながら踊っているように見えていましたけど、やはりそうだったと、今回の映像でハッキリと判明しました。(笑)
あと、鈴木明子さんが、オープニングも含めて、プリンセスプリンセスの曲の時は、いつも以上に幸せそうな表情で滑っているように見えるんですが、今回もそうでした…! チェスナ夫妻のエアリアルは、やはり最初の幕張の頃より、最終の静岡の頃の方が、作品としてはより洗練されて、印象が良くなっているように思いました。
8月3日: こちらの記事の田口カメラマンの、羽生選手の「春よ、来い」の写真が、2枚とも本当に素晴らしいです!見事な瞬間の切り取り!!ついでに見られる他のスケーターさんたちの写真もなかなか凄いのばかり。特に、プルシェンコさんと、織田さんの空中散歩状態の写真が凄い!プルシェンコさんの写真は、あれ一枚に、彼の凄さが凝縮されているような、ものすごい写真ですね。氷のしぶきがまた美しい!ハビエル選手もジャンプの瞬間?ランビエールさんもカッコいい一枚。
また、清塚さんが、こちらの記事で羽生選手を絶賛してます。
7月18日:静岡初日の演技の感想を、さらに追加しました!
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西日本を中心とした豪雨・洪水で水没・大被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げ、命を落とされた多数の方々とその御遺族様に、天来の深い慰めと癒しと助けとがありますよう、心よりお祈りいたします…!
必要な救助や物資が速やかに、必要な方々へ行き渡り、危険を伴う救助・捜索活動に当たられている方々全てを、神様がお守りくださいますよう、主イエス=キリストの御名で祈ります。アーメン。
先週の静岡公演の放送に加え、新潟公演も放送されました。
両方取り上げたいところですが、まず先に、1週間前に放送があった、ファンタジーオンアイス2018の静岡公演、最終日の演技から見てみたいと思います。
まずはオープニング。
羽生選手は、ちょっと気合が入りすぎたのか、それとも、慎重になりすぎたのか…
4回転を、豪快かつ見事にスライディングで背筋着氷して見せ、そのままブレークダンスのように氷上を滑らかに 回転しながら、リンクの端まで滑り抜けるという、稀に見るサービス精神を発揮してくれました!(笑)
この思わぬ展開を最高に喜んだのはきっと、羽生選手に体当たりされて、観客とカメラの集中目線を浴びて大宣伝となった看板、「静岡マツダ(MAZDA)」の関係者の皆様だったことでしょう…!!
羽生選手がちょっと照れ笑い気味に終えたオープニングの音楽終了時に、皆さんが最後の決めポーズをビシッと決める中で、なぜかプルシェンコさんが一人で、子供みたいにとても嬉しそうにぴょんぴょんと、その場でジャンプし続けている姿が映っていて、思わず笑ってしまいましたけど、どんな心境だったのでしょうか?(笑)
しかし羽生選手は、やはりジャンプが納得できなかったのか、直後の「世界でいちばん熱い夏」で、振付を変えてまで4回転トウループを成功させて、意地を見せましたね。
最近は、「異次元」などと言われたりすることのある羽生選手ですが、この時ばかりは、「意地元」でした。(笑)
さて、この最終回では、プルシェンコさんは なぜか「タンゴアモーレ」でも、「ニジンスキーに捧ぐ」でも、どちらでも、ラストで氷上に両足で膝まづいて両手を握りこぶしにするポーズをされました。
テレビの解説では、「プルシェンコさんは、ショーに出られるのもあと1,2年だと話していた」とのことで、(ああ、やっぱりそうなのかなぁ…本当にそのつもりなのかなぁ…)と、ちょっと寂しく思えてきて。
今回の「タンゴ・アモーレ」は珍しく、どうも腰か足か、どこかを痛めているかのように見えてちょっと心配しましたけど、「ニジンスキーに捧ぐ」のほうは、多分体調は絶好調ではないものの、上手くフォローしつつ最後まで真剣に演技する姿に、すごい気迫も感じました。
息子さんのサーシャ君もお披露目になったことだし、ご自分の次のステージを見据えていらっしゃるのかな…と。
半分幻となったソチ五輪シーズンの「プルシェンコ・メドレー」をもう一度見たいですね…!
他にも見たい演技は沢山あるのですけど…
さて、こちらは、羽生選手の「春よ、来い」の演技。 静岡公演最終日のもの。
いつもよりも、ピアノの清塚さんの演奏がゆっくりとスタートし、前半はゆったりとした感じで進められ、羽生選手の演技もそれに合わせて、丁寧でゆったりとしていました。
個人的には、始まってすぐに感じるものがあり、この前日までの演技と違って、すぐにあるイメージがわきましたけど、でも、あえて書かないほうが良いのかな…
「季節としての春だけじゃなく、人生において辛い時期を乗り越える、そんな春を表現したい」と羽生選手がこのプログラムに想いを込めたと、解説では語られていましたね。
途中からだんだん激しくなっていき、最後は、「ありがとう」と叫んでいるのが、映像でもよくわかりましたね。
ラストで、ものすごく息を切らせている羽生選手を見て、渾身の想いで演技したのだなとわかりましたし、今までの何年にもわたってきた想いがぶつけられたように見えました。
でも、一番ぐっと来たのは、全ての演技を終えて、羽生選手が清塚さんにも挨拶した時に、ピアノの清塚さんが立ち上がって羽生選手へ向けて拍手し、感無量で泣きそうになるのを堪え、唇をかみしめながら、胸に手を当てて丁寧に挨拶した姿を見た時でした。
公式ツイッターでのお二人からのメッセージにもあったように、きっと色んな思いを込めながら、二人で作り上げてきた、そのことの素晴らしさや、終わってしまう寂しさなど、きっと沢山の想いがおありなのだろうと思いました。
でも、たとえ説明されなくても、それらの想いはしっかりと、「音として」、また「演技として」伝わっていたと思いましたので、最後のその姿を観て、思わず私までもらい泣きしそうに。(笑)
羽生選手と清塚さんから、公式ツイッターにコラボの秘話と皆さんへのメッセージ動画。最終公演の前。こちらをどうぞ
清塚さん「こんにちは、ピアニストの清塚信也で~す!」(ふざけた感じで)(羽生選手爆笑)
羽生選手「ホントに、ファンタジーオンアイス、ここまで長いツアーでしたけれども、多くのアーティストの方々、そして隣にいらっしゃる清塚さんともホントにホントに、沢山お話をしながら、自分たちのプログラムを作ってきました!えー、まだまだ自分たちも足りないところがあるなって思う中で、今は寂しさが募る中で、これから最終公演に臨みたいと思います。 でも、多分、なんか…ここまで本当に一緒にやらせてもらってて、あの、色んな感情が芽生えてて、でそれぞれの公演に、本当に沢山の想いと、そして僕たちの想い出・ストーリーも色々こもっているので、ぜひぜひ色んなところを楽しんで頂きたいなと思います。」 (清塚さんへどうぞのポーズ)
清塚さん「今回僕は『春よ、来い』を弾かせて頂いておりますが、ゆづちゃんと一緒に、えーこの曲は、僕がアレンジしただけでなく、ゆづちゃんも一緒にアレンジをしてくれたので、僕にとっても宝物になりました!ぜひ、色んな方に、この音楽も含めて聴いていただければと思っております。ホントに、ゆづちゃんもありがとう!」
羽生選手 「ありがとうございま~す!(笑)また~!(笑)」
(以上、動画より)
ゆづちゃん呼び… 清塚さんは今、おいくつでしたっけ?と思ったら、なんとプルシェンコさんと同じ歳!しかも同じ月生まれ!(笑)
さてこちらは、静岡公演の初日(6月29日金曜日)の演技。(静岡ニュースより)
これはすごく力強くて情感あふれる演技ですね…!前半のしっとりとした箇所のピアノの音色も、羽生選手の演技も、素晴らしいです。
この映像で見ると、静岡の演技の最初、「Fantasy on Ice」と書かれた文字の両脇が、最初、赤に近い濃いピンク色から、羽生選手の演技が始まると、紫がかった色に変わっていきます。文字の真ん中辺は、全部白ですよね。
照明などにもこだわって調整したとのことでしたから、これにも何か意味があるのかな…?と考えました。
すぐに思い浮かんだのは、この紫がかったピンクや赤色と、真ん中の白というのは、「春よ、来い」の歌詞に出てくる、沈丁花(じんちょうげ)の花の色なのでは…と思ったのですけど、どうでしょうね?(笑)
沈丁花(じんちょうげ)の花というのは、まだ寒い冬の終わりごろ、春が来る直前に咲くため、「沈丁花が咲くと、もう春がすぐそこ」などと言われます。
ものすごく強く甘い香りを放ちます。一瞬、クラッとくるぐらいの強さ。 レノアハピネスもビックリの、もっとずっと強い甘い香りです。 人工的な強い香りは私は苦手なことが多いですけど、沈丁花の香りは、強くても自然のとても良い香りなので私は好きですが、強すぎて苦手という人もいるかもしれません。
羽生選手の演技の最後で、またもや、この「Fantasy on Ice」の文字の色が変化するのですが、羽生選手の最後のスピンに合わせて、徐々に黄色とオレンジ色に変わって、さらに濃く変わっていきます!
これは明るい希望の色?春が来た色なのでしょうか…?(笑)
私は普段、花言葉というのを全然気にしていないのですが、(お花に勝手につけられた変な言葉もあるので)ただ、この沈丁花の花言葉が凄かったのでちょっとご紹介。ーーー「栄光」「不滅」「不死」「永遠」「勝利」ですって!半端ない!(笑)
また、今回の演技は、清塚さんのピアノの音響が、途中から意図的に変えられていましたね。
顔と両腕が氷スレスレの低い位置でキープされたハイドロがとても長くて、凄かったし素晴らしかったですね…!
羽生選手の静岡公演初日の演技終了後のインタビューの全容は、次のようなものでした。
Q:初日終わってどんな気持ち?
「ホントに、なんかこのファンタジーオンアイスのツアーということが、ここが最後の土地ということで、あのホントに、初日からすごく…なんだろ、温かい声援を頂いているので、まあ僕たち自身も本当に楽しみながら、最後のファンタジーオンアイスを滑っているような感覚があります。」
Q:放り投げる演出は、羽生選手のアイデア?
「そうですね、最初はなかったんですけれど… なんか、うん、なんていうかな、氷と戯れている、じゃないんですけど(笑)、なんか自分独自の拾い方で、自分独自の曲の合わせ方でこの曲に、そういうアクセントを加えたいなと思っていたので、なんかこういう形で、やらせていただくような形になりました。(笑)
あの、本当に一日一日、自分たちも ものすごく気持ちを込めて心から演技して、そして演奏して頂いて、その二つの気持ちが、多分毎日毎日違った想いだったり、演技になったりすると思うので、是非、その日その日を楽しんでいただけたらなって思います。」
「ありがとうございました!」
羽生選手本人が言っていたように、毎回込めている想いや表現しようとしているイメージがちょっとずつ違っているようなので、「先入観なしに」毎回見た方が、その一つ一つの素晴らしさに気づけるように思いました。
最初に「春よ、来い」の演技が放送された神戸2日目のものは、それはそれで、今見てもとても素晴らしい演技だと思いますし、でも、確かに、静岡の初日や最終日のものは、またかなり違ってきているのもわかります。
静岡最終日の演技は、最初の方はあえてゆったり・ゆっくりと清塚さんがピアノを弾き始め、きっとそういう打ち合わせだったのだろうと思いましたけど、それゆえ明らかに演技時間が長かったですよね。清塚さんご本人も、30秒ほど長くなったと語られていましたね。実際には映像で長さを確認すると、1分近く長くなっているようですが…。
ディレイド・アクセルは、神戸公演の時のような本格的な着氷のものではなく、新潟のも静岡のも、白鳥の時のようなアレンジものに変わりましたけど、(神戸のものも素晴らしく良かったですが、)そのほうが右足首の負担が重くなくて、痛めるリスクが減って良いと思うし、流れるような美しさをアピールすることで、表現されるものもまた変わってきますね!
いずれにしても、どの回でも、ものすごく低いハイドロの凄さと、レイバック・イナバウアーの「比類なき美しさ」は、今までの羽生選手の演技と比較しても、群を抜いて良かったように私は思いました!!
なぜ、あんなハイドロをやって、倒れないのか不思議です!(笑)
今回の静岡最終日の映像でも、新潟の映像でも、羽生選手が、ハイドロを終えた後、もう一度かがんだ時に、両手で氷を削ってすくっているのがハッキリと見えましたね。
羽生選手が15歳の時、「へーイ!」な感じのレイバック・イナバウアーをやったのを観た時には、その予想外な表現に大いにウケちゃった私でしたけれども、
まさか羽生選手が、男性でありながら、23歳までこの技を続けられるだけでなく、しかもこんなに凄い、美しいものが見られるようになるとは…と しみじみと思いました。
本当に、お見事でした!!
こちらは、静岡公演の、公演終了後のインタビュー。
羽生選手は、フィナーレ後の一芸大会というか、ジャンプ大会というか、(笑)、
そこでは今回は、アイスダンスのテッサ・バーチュー&スコット・モイア組のお二人と、同時にアクセルを跳んで見せましたね!(笑)
最終公演だったからか、プルシェンコさんもやや弾けていましたね。(オープニングからですが!(笑))
三原選手が再び6連続ジャンプに挑み、紀平選手が3回転アクセルを成功。
日本女子も頼もしいですね!
公演終了後の羽生選手のインタビュー内容、書き起こしです。
Q 終えた感想は?
「いや、ほんとに、始まった頃は、あー長いなとか、多分大変だろうなとか、怪我の具合とか、色々心配ももちろんあったんですけれども、こうやって終わってみると本当にあっという間で、ただその中でも、本当に…沢山の出会いがあり、その中で沢山沢山学べたこともあったので、ファンタジーが終わると僕にとっては、やっとシーズンが始まるなっていう感覚もありますし、これからシーズンに向けて、しっかりと準備していこうっていう気持ちになっています。」
Q ジャンプも復活されて手ごたえもあるのでは?
「そうですね… ただ、やっぱり試合は試合ですし、しっかりとそこまで仕上げていくためには、これからさらに努力を重ねて、自分をしっかり追い込んでいかなければいけないなという風にも思っているので、こういう、皆さんの前で、リハビリ期間も含めてですけれども、実践という場で足を労わりながら、強く出来たのは本当に…あー、なんていうかな… 幸せな空間を頂けたなと、幸せな時間を沢山頂けたなと思いました。
とにかく試合に向けて、しっかりと体づくりをやり直して、まだ自分の身体は、ショーの身体になっていると思うので、しっかりと試合に向けたコンディションづくりと、これからさらに、大きなけがをしないように、効率のいい練習方法を学びながら、勉強しながら、頑張っていきたいと思っています。」
羽生選手には、「ショーの身体」と「試合の身体」があるらしいです。(笑)
ここからは、他のスケーターさんの演技の感想を少し。
私は、アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ組のアイスダンスカップルの、「ニューシネマパラダイス」が、清塚さんの生の演奏とあわせて、とても素敵だったと思いました!
アンナ選手は、キュートな女性から、滑稽な泥棒役だったり、そして謎の男の演技まで、なんでもこなすような多彩さをお持ちで、観ていて楽しい方ですね!
あと、ペアで金メダルをとった、サフチェンコ&モッソ組の演技も、とても良かったです!! 色々な個性的なものを披露して下さいましたけど、やはり滑り込んでいてレベルの高い内容の、五輪プログラムのものが一番美しくて印象的で、かつ凄かったかも…
ハビエル選手はもちろん滑りの滑らかさは圧倒的だし、演技も上手いのですが、五輪の時の演技があまりにも凄かったので、その印象が強くて…(笑) やはり五輪本番で最高の演技が出来るというのは、すごいことですね…!
三原舞依選手が、一年ぶりに、前のフリープログラムだった「シンデレラ」を披露してくれましたけど、以前よりさらにずっと良くなっていましたし、衣装も素敵で、良く似合ってましたね!
しかし、何よりすごいのは、プログラムの中に、なんと6連続ジャンプを入れて成功させたこと!
すごいですね! 女子の6連続なんて初めて見た気がしますが…!こういうのを見ると、決してシンデレラなどではなくて、きちんとした技術の積み重ねで、なるべくしてここまで来たアスリートだなと思いますね!
三原選手は、見た目は柔らかいけど、演技はなかなかアスリート的というか、このプログラムみたいにスピード感のあるものが意外とカッコよく、彼女の良さを引き出しているように思います。見ていて爽快になるのです。
日本女子も、それぞれがなかなか意欲的な姿を見せてくれますね…!
アンナ・ポゴリラヤ選手は、五輪シーズンは怪我で出てこられなくなり残念でしたけど、新シーズンの新プロかな?と思われるものを披露してくれました! いつも彼女はそうですが、なかなか独創的な、本当に素敵な衣装で印象的な演技でしたが、つい最近、なんとご結婚されるとの発表でビックリしました! でも、おめでたいですね…! 幸せな毎日を送りつつ、また頑張ってほしいと思います!
コストナー選手は、現役続行決定?!とのことで、凄いですね! 今までにないような形のお手本として、これからも頑張ってほしいなと思います…!
噂の「織田ジュリーノリノリ信成」さんの、「勝手にしやがれ」はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=kUX5COMyji0
そして私はついに、織田信成さんの長年にわたる、「信成の野望」なるものに気が付いたのです!
羽生選手が「殿」役で登場した時は、「殿は僕なのに~!」と「信成のボヤキ」で抗議した織田さん。「羽生君はどっちかというとプリンスでしょ!」と織田さんが叫んだ結果、本当に羽生選手はその年のショートでプリンス(さん)をやることになり、でもその一方で、織田さんはちゃっかりと「プリンス・アイスワールド」にご出演で「プリンス」続きの日々を送られました。
そして、羽生選手が五輪2連覇の王者(=キング)になった今回は、「キングの愛称で有名な、ナット・キング・コール・メドレー」を披露して、さりげなく織田さんも「キング」に。(笑)
この演技は、本当に織田さんの良さと「らしさ」が詰まった、織田さんの中でもベストではというほどにお似合いな演技だと私は思いましたけど、
気が付けば織田さんは、さりげなく、「殿」、「プリンス」、そしてついに「キング」までもをしっかりと網羅。
とてもじゃないけど「勝手にしやがれ!」(笑)(←ジュリーノリノリ信成殿の演技タイトル)とは言えなくなってきた、数年にわたり虎視眈々と実行されてきた「信成の野望」は、やはり 半端ないですね!!
L O V E のアルファベットの文字をそれぞれ、織田さんが、「ナット・キング・コールメドレー」の歌にあわせて、身体でとても楽しそうに表現されていました。これはきっと「ノリノリの野望」だったのでしょう。
しかし、羽生選手も負けてはいませんでした。
織田さんに「キング」までやられて、これはマズいと悟ったのか、再び「殿」だった輝ける黄金のおでこを披露!
…久しぶりに見ると、やはり輝きすぎて眩しくて正視できないほどでした!(眩しすぎるからやはり殿のちょんまげを指で隠して見ないと…! (笑))
…羽生選手はきっと、おでこから光ビームを放つウルトラマンになれる…!(笑)
今回のオープニングとフィナーレの歌を歌った岸谷香さんも、神戸公演の時より、新潟公演ではずっと喉の調子も良くなり、気分もとても乗りながら歌っているように見えましたし、楽しそうでした。(静岡公演ではまたちょっと不調気味に見えましたが…)
岸谷さんの歌は、決してじめじめしていたり暗かったりではなくて、思いやりとやさしさを乗せつつも、カラッとした明るさと元気さと、パワフルな前向きさに満ちているところが、とても魅力ですよね!!
フィナーレで羽生選手は、自分の「春よ、来い」の演技を終えたらすぐに裏で着替えているのでしょうけれども、短い時間で衣装チェンジが大変そうですね。
でも、「ダイアモンド」の曲では、最後のほうにやっと登場して、あっという間に終わっちゃうんですけど、毎回、(オープニングもですけど) とても楽しそうで良かったです!
岸谷さんと藤原さんのパワフルな歌声で、ショー自体が、かなり明るい感じの終わり方になっていて、そこは とても良かったと思いました!!
最後に、「来シーズンも頑張ります!」と、感無量な様子で叫んだ羽生選手。
そのやる気が本当に嬉しいです…!
…でも、実はこの日は既に7月1日でしたから、「来シーズン」ではなく、もう「今シーズン」だったかもね?!(笑)
ショーの最終日を終えたと思ったら、その翌日には、個人としては史上最年少で、国民栄誉賞を授与された羽生選手。
静岡公演を終えてから東京に戻って、朝から準備していろいろこなしたのだろうから、本当にすごい過密スケジュールでしたね。
そしてさらにこの翌日には、福島の小・中学校を訪問されていました。
慌てず焦らず、しっかりと身体を戻して、新プログラムに取り組んで行ってほしいと思います!
いずれにしても、新シーズンが、羽生選手にとって、祝福に満ちた楽しいものとなりますように…!!
主イエス=キリストの御名によって祈ります。アーメン!