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羽生選手、平昌五輪代表と世界選手権代表確定・おめでとう!全日本選手権2017の結果と平昌五輪代表

2017-12-25 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

白熱の試合となった全日本選手権2017が、24日(日)のクリスマス・イブに終わり、平昌五輪代表となる選手たちが発表されました。

羽生選手は、無事に五輪代表に確定! 本当におめでとう!!

正式にこうして選んで頂けるのは、やはりとても有難いことです。

確実だったとはいえ、困難な状況の中でリハビリに励む羽生選手にとっては、心からホッとするクリスマス・プレゼントとなったかもしれません。

 

今回の全日本選手権は、怪我による欠場となりましたけど、昨シーズン頑張って「現・世界選手権王者」でなおかつ、「現・五輪王者」でもあること、

さらに、ショート・フリー、総合での全ての、現・最高得点記録保持者でもあること、

現・世界ランキング1位であること、の全てを思えば、当然の結果ではありますけど、

それもこれも、ソチ五輪で金メダルを獲得後も、ここまで羽生選手が頑張ってきたことが大きく報われての選出ですね。 

今年3月の世界選手権で、優勝しておいて、本当に良かったですね!!

羽生選手!  本当に、無事に代表確定、改めておめでとうございます!

 

さらに、世界選手権の代表にも決まりました。

4大陸選手権の代表にはなっていないことから、羽生選手側は、4大陸への出場は希望しなかったということだろうと思います。

 

五輪代表は、男子は羽生選手と宇野選手、もう一人は田中刑事選手に決定しました。

男子は、世界選手権代表も、同じメンバーとなっています。

 

こちらのニュース記事によれば、16日(土)に、小林強化部長が、羽生選手側から、「少し氷に乗りました」との報告を受けたそうです。

氷に乗っても痛みが出ないか、試したのでしょうか。

欠場発表が18日でしたから、ジャンプはもちろん、演技できるレベルにまでは2日程度では無理と思うので、本当にいきなり無理しないでくれて、良かったと思います!

 まずはストロークから始めて…右足のターンを試して…とのことでしたから、様子を見ながら、今日まで、無理なく段階をちょっとずつ踏めていると良いですね…!

 

田中選手の、フリーでの後半4回転は凄かったですね!後半ほどキレが良くなっていったように見え、相当頑張ったのだとわかりました。 

無良選手もミスを抑えて表現に力を入れた、総合的に心に残る、彼の良さが生かせた、印象の良い演技だったのがとても良かったと思いました! 得点を見て、良くここまで頑張ったと涙する無良選手とコーチのご両親を見て、きっと色々な事情を乗り越えての今日だったのではないかと思いました。 

一度は引退を考えたそうですけど、羽生選手のおかげで頑張ってきたと語っていた、ソチ五輪後からのこの4年間で、無良選手は確実に成長したと思いますし、今の無良選手にできる、良い演技を見せて下さったと思います。

4大陸選手権の代表には決まったので、是非そこに向けて、最後までまた頑張ってほしいと思います!

 

「…霊の父(=天地創造主であり、人間に「聖霊」を授けることのできる神様のこと)は わたしたちの益となるように、ご自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛え(きたえ)られるのです。

およそ鍛錬(たんれん)というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になると それで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。」

( ヘブライ人への手紙 12章11,11節   新約聖書 新共同訳より )

 

 

女子は、本当にコメントしにくい、凄い激戦の試合だったのですが、

五輪代表の2枠は、宮原選手と坂本花織選手に決定しました。

昨シーズン世界選手権で、今回の五輪の枠とりに貢献した三原選手、そして、グランプリファイナルまでは1抜けたかと思われた樋口選手は、惜しくも落選となり、かなりつらい状況と思われますけど、まだまだ若く、未来のあるお二人、今後の成長と活躍にも大いに期待です!

三原選手は4大陸選手権代表に、そして、坂本選手と五輪2枠目を最後まで争った形となった樋口選手は、世界選手権の代表に選ばれました。

五輪シーズンであろうとなかろうと、世界選手権代表となるのは栄誉なことですし、五輪と世界選手権の代表が最初から違う人が選ばれるのは珍しいと思うので、それだけ、樋口選手の今シーズンのここまでの貢献度と結果が評価され、来年の世界選手権の枠取りにも期待されているのだと思います。

 

年齢制限で五輪代表には対象外となった、ジュニアの紀平選手は、

SPとFSで、3度のトリプル・アクセルを成功させ、さらには3回転アクセル+3回転トウループという、女子初の高難度コンビネーションまでもを、今回もまた軽く決めてしまって、非常に高い身体能力を見せてくれました。…凄かったですね。(笑)

 

 

五輪の団体戦のメンバーは、まだ発表にはなっていないようですが、

羽生選手の回復具合に問題がなければ、男子はショートが羽生選手、フリーが宇野選手になるのではないかと予想されますけど、さてどうなるでしょうね…。

 

でもまずは、羽生選手の今後の順調な回復と、平昌五輪が、安全性を確実にしたうえで無事に行われますように…!

いずれにしても、全ての過程の上に、そして朝鮮半島情勢と日韓関係の上にも、この世の全てを支配しておられる神様の御心こそが、なされていきますように…!

主イエス様のお名前でお祈りいたします。

 

今日予定されているエキシビション、「メダリスト・オン・アイス」に出られる選手も出られない選手たちも、

またここをご覧くださっている全ての方々の上に、人間お一人お一人を目的をもって創られ、使命を与えておられ、あらゆる罪から救うことの出来る「真の神様」からの、豊かな祝福がありますように…!!

 

メリークリスマス♪

 「Silent Night」

 

 

「O Holy Night」

 

 最後に出てくる英語の日本語訳:

「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(イエス=キリストの言葉)

(マタイによる福音書 25章40節   新約聖書: 新共同訳より)

 

 歌詞:

O Holy Night!
The stars are brightly shining
It is the night of the dear Savior's birth!
Long lay the world in sin and error pining
Till he appear'd and the soul felt its worth.
A thrill of hope the weary soul rejoices
For yonder breaks a new and glorious morn!

Fall on your knees
Oh hear the angel voices
Oh night divine
Oh night when Christ was born
Oh night divine
Oh night divine

Truly He taught us to love one another
His law is love and His gospel is peace
Chains shall He break for the slave is our brother
And in His name all oppression shall cease
Sweet hymns of joy in grateful chorus raise we,
Let all within us praise His holy name

 


全日本選手権2017・羽生選手不在の中で五輪代表を目指して頑張る日本男子選手たちの演技動画

2017-12-23 | プロアスリート羽生結弦と日本の未来を応援する!

 

羽生選手不在の中、五輪代表の選考会となる全日本選手権2017が行われています。

本日は女子のフリー。

女子ショートは白熱の大激戦で、持ち前の明るさで豪快なジャンプをパーフェクトに決めた坂本選手を筆頭に、今までのスケート人生を全てかけたような涙の演技を見せた本郷選手などがシーズンベストを出し、逆に枠争いでかなりプレッシャーのかかったと思われる樋口選手や三原選手たちにミスが出てしまいましたけど、やはり2枠しかないのがもったいない感じのレベルの高さでした。

見ているほうもここまで緊張する激戦の試合は久しぶりな気がしましたけど、きっとフリーは皆さん、素晴らしい演技を見せて下さると思います。

本当にお一人お一人、たとえ途中でどんなことが起きても、悔いのなきよう、最後まであきらめずに、ご自分の個性に自信をもって頑張ってほしいと思います!

未来につながる、良き試合となりますように…!

 

さて、男子シングルはショートが終わり、羽生選手と共に事実上五輪代表が確定しているはずの宇野選手以外での「3人目」の争いが、それぞれの人生や夢を懸けているのが伝わってきて、やはり良い演技が多かったですね。

 

まず筆頭でご紹介するのは、ある意味、一番「美しい演技」だったとも思えた、「魂の演技」を見せてくれた、山本草太選手。 見ていて思わず涙が出ました。 衣装も演技も、とても良かったですね!

宇野選手と共に、羽生選手の下の世代を担う人材として高く期待されていながら、3度もの骨折に苦しむどん底から、ようやくジャンプが跳べるまで戻してきた今シーズン。やはり滑り始めた途端に、滑りの上手さが光ります。もともと備わっていた気品も増し、山本選手のまっすぐな思いが、演技からよく伝わってきて胸を打ちました。

 

本来山本選手は、4回転も跳べていた選手でしたし、五輪を目指していた選手でしたので、3回転までの構成は本人比ではもどかしい想いがあるかもしれませんが、山本選手ご本人は、インタビューで「とても楽しく滑れて、全く緊張もしなかった」と答えられたようです。

これは記憶に残る素晴らしい演技だったと思いました。

 

次は、3人目争いの筆頭格ともいえる、田中刑事選手。

 

冒頭の4回転サルコウをはじめ、ほぼノーミスパーフェクトで、人生をかけた本気の「気迫のある演技」で、今シーズンの苦しさを乗り越えてきたことがわかる、すごい演技でしたね。 

3人目争いが混戦、といわれると一番悔しい思いをしていたのは、きっと田中選手だろうと思います。

 

次が、この田中刑事選手の次の順番で、やはり素晴らしい演技を見せた、無良選手。

年齢的にも最後のチャンスかもしれない無良選手もまた、スケート人生をかけた勝負であることを自覚した、「なんとしても」という思いが伝わるような今までにない表情で、他の選手たちとはちょっと違った印象でした。

ショートを、やはりこれに戻してよかったね、と見ていて私は思いました。

迫力ある、素晴らしい情熱的な最後のステップシークエンス。無良選手のもつ良さが存分に出ていたと思います。

ジャンプの出来栄えで田中選手と差がついた感じでしたけど、ベテランの貫禄を感じる、見ごたえのある演技でした!

 

次は、同じく3人目争いの一人である、村上大介選手。

NHK杯で急性肺炎による棄権となるなど、色々災難が降りかかる中でも、村上選手らしい、美しい優しさのある演技で、見た目はほぼパーフェクトな、流れのある演技が出来て、本当に良かったですね!

冒頭の4回転サルコウは美しく、最後のコンビネーションが、後続が3回転に出来なかったのは残念だったと思いますけど、上手くまとめました。

終わった時のホッとした、感無量そうな表情が印象的でした。

 

 

次は、今シーズン、NHK杯出場をきっかけに一番注目されてきた友野選手。彼は前からそうですけど、いつ見ても滑るのが楽しそうで、それが全身から溢れ出ている演技をしてくれるので、見ていてこちらまで笑顔になります。

NHK杯での、喜び爆発・伸び伸びとした、「嬉しくて仕方がない」といった印象の演技は素晴らしかったですし、私はシニアデビュー年に同じ曲を使った、やる気満々な羽生選手を思い出して、とても楽しかったですね。ラストポーズがなんか似ていたし。(笑)

今回はちょっと代表争いを意識して、少し硬くなっちゃったかに見えましたけど、今後も期待できる選手ですので、このまま楽しんで頑張っていってほしいですね!

 

 

 

こちらは宇野選手。  やはりスケーティングが他の選手とは違うのが、滑り出しから判る感じで、貫禄がありましたね。

 

最近、宇野選手はやはり羽生選手がとても好きなのでは…? と思えてきました。

羽生選手がいないと、ちょっと物足りなそうに見える気が…。(笑)

10月には実は肉離れを起こしていたとの報道がありましたけど、多種類の4回転ジャンプを跳ぶ選手たちは本当に大変ですけど、身体を大事にしつつ頑張ってほしいと思います。

 

 

個人的には、鈴木潤選手の演技が、とても印象に残りました。最後のジャンプが2回転に抜けて得点がゼロになったため、あまりスコアは伸びていませんが、総合的にはとても良かったと思いました。

「情景をイメージしてもらえたら」とのことでしたけど、本当に月の光が見えてくるような素晴らしい演技で、ぜひエキシビションでも見たみたい演技だと思いましたね。

1年前にも記事で取り上げた鈴木潤選手は、羽生選手と同じ元は仙台にいたものの、今は北海道で勉強を続けながら頑張っています。

衣装は北海道の星空をイメージしてあったのか… とても澄んだ空気を感じさせ、本当に月の光や夜空が見えるような演技でした。 きっと鈴木選手は普段から実際にも「月の光」をよくご覧になって、強いイメージが心の中に描けているのでは、と思いました。

なかなか男性でドビュッシーの「月の光」の曲でこんな風に演技できる人は多くはないだろうと思いますので、素晴らしかったですね。

 

最後に、今回のショート演技ではないものの、ジュニアでグランプリファイナル3位になった須本選手 のファイナルでのEXが、とても爽快な演技で素晴らしかったので、ここでご紹介。

トリノ五輪の荒川さんと同じ、「You raise me up」を使っていたのですが、須本選手はこれをご自分で振り付けたとのことでビックリしました。(合ってますかね?)凄い才能ですね!

試合の時よりノビノビしていて、スケーティングも綺麗。何度も出てくるイーグルが美しいです。最後には、イナバウアーも。(笑)(背中は少ししか反っていませんけど。)

須本選手は、町田樹さんのコーチだった大西コーチに指示しているのだそうですけど、前から大の羽生ファンだったそうで、ずっと羽生選手のマネや研究をしてきたのだそうです。

こちらの記事より 

羽生選手を目指してきた…というのが、演技を見ただけでも、とてもよくわかる演技でしたね!

 

羽生選手もきっとトロントで見ていると思いますけど、ご自分が頑張って活躍してきた影響が、どんなふうに日本の下の世代に実を結んできているのかを感じとって、少しでも元気になってもらえたら嬉しいですね♪

 

フリーもまた、楽しみにしています!

 


羽生選手、23歳おめでとう!!~ プルシェンコさんが絶対王者だった理由と、世界で受け継がれるもの

2017-12-07 | 管理人のひとり言

 12月8日: プルシェンコさんがインスタグラムで、羽生選手との写真つきで、羽生選手へのお誕生日お祝いメッセージを送って下さっています!こちら 「世界で最も才能があり、信じがたいほど素晴らしいスケーター、僕の友人の結弦さんへ。お誕生日おめでとう! 君が健康でいられ、その全ての夢が実現していきますように…!」

まあ、最高に素敵なメッセージ。羽生選手は本当に幸せな人ですね…!なんか感動しました。(笑)

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羽生選手、23歳のお誕生日、おめでとうございます!!

 

これからの1年間が羽生選手にとって、今までのどの年とも違った、また新しい、素晴らしい輝きを放った1年となりますように、心からお祈りいたします… ♪♪♪

 

毎年、グランプリ・ファイナルになるこの時期、羽生選手はそのたびに違う国で過ごすことになっていたここ数年ですが、今回は怪我の影響でカナダにいらっしゃると思うので、カナダの12月7日に合わせて、このページを送ります! 

 

毎年羽生選手のお誕生日には、過去の歴代選手たちの演技から、何か特別なものを選んで、プレゼントの代わりに贈らせてもらってきましたが、

今年は、羽生選手の憧れ・元祖絶対王者のプルシェンコさんの演技で、まだ載せたことのないものの中から、

プルシェンコさんの「技術面以外の凄さ」が明確に伝わってくる演技を、あえて選んでみました!(笑)

 

まずはこちら。

1998年の世界選手権のSP (つまり、長野五輪の直後の世界選手権のもの)

 

1998年の長野五輪当時は、まだ15歳だったプルシェンコさんは、強豪ロシアの男子勢の中では、ギリギリで五輪代表にはなれませんでした。

(この時のロシア代表で、長野五輪の金メダリストになったのは、イリヤ・クーリックさんですね。)

この演技では、プルシェンコさんは珍しく、4回転は跳んでいません。(すでに跳べますが。)

それでも、男子選手初となったビールマンスピンの披露だけでなく、もう演技全体から、この少年が、とんでもない天才少年だというのは、「見ればわかるでしょ!!誰が疑うの?!(笑)」と言いたくなる演技です。

まだキノコカットでもなくて、バレエも出来そうな動きの、正統派の天才少年。

見る者を惹きつける力といい、その圧倒的な存在感と言い、観客が「6.0」と書かれたカードをわざわざ掲げたくなるのも、よくわかります。(笑)

(注:実際にはそんなスコアはまだ出ていないのですが… この方々の気持ちは、よくわかりますね!)

 

そしてこちらは、その半年後の1998年のNHK杯のショート 「Hava Nagila」 

 

この「Hava Nagila」というタイトルの曲は、有名なユダヤ人の歌で、これは歌なしですが、歌のある場合は、ヘブライ語で歌われています。

ユダヤ人の心の歌、といってもいいくらい有名で普遍的な、イスラエルの曲でもあります。

聞いたこともある方も多いのではないかと思います。

 

 

羽生選手は良く知っていると思いますが、プルシェンコさんは、共産主義国だった旧ソビエト連邦に生まれ、わずか5歳で、自ら熱望して洗礼を受けてイエス=キリストを信じて生きてきたという、ある意味、猛烈なクリスチャンです。

上の演技の時は、まだ若くて「絶対王者」と呼ばれる段階には達していない頃の映像ですが、それでも、この2年以上前の96年頃から既に、プルシェンコさんはテレビで、ロシアに出現した凄い天才少年として大騒ぎされて取り上げられていたのを、私は覚えています。 

 

ソルトレイク五輪後、絶対王者と呼ばれるようになっていき、でもその陰では、数多くの大変な怪我や故障にもそれなりに見舞われ、(もうだめかも…)なんてファンに何度も言われながらも、毎回毎回、驚異的な復活を遂げ、銀盤に堂々と戻ってきて演技を披露し、年々存在感が増してさえいきました。

 

羽生選手は、過去に何度か、「プルシェンコさんの(皇帝)オーラみたいなもの」に特別強く惹かれ、憧れてきた、ということを語ってくれてきましたが、

プルシェンコさんの演技中には、他の選手たちとは比較にならないほどの、『あること』が度々起こります。

それは、キリスト教でいうところの、「聖霊(の神)の強力な臨在」と呼ばれているものです。 

 

プルシェンコさんが果たして自覚されていたかどうか、自分でどの程度わかっているかはわかりませんが、

プルシェンコさんの演技で、特に高い評価を得たような演技中というのは、他の選手たちと、全く比較にならないほどに強く、「(キリスト教でいう)神の臨在」(聖霊の臨在)があるのです。 

その場を支配し、人々を圧倒するほどの威厳をもった、霊的な存在感と力です。

 

映像で見るより、生で見た方が、クリスチャンの方々なら、より明確に解ると思います。

 

これはいわゆるトランス状態だの、麻薬を使ったかのようなハイになった状態だの、ただの興奮状態などというのとは、全く違います。

悪魔も「似て非なる」状態、つまりマネっぽいことは出来ますが、根本的に違います。 「聖なる」力はなく、結果的に結んでいく「実」が確実に異なっていきます。

 

 

今、ドーピング疑惑に揺れているロシアですので、

長年ロシアの代表だったプルシェンコさんも、深く心を痛めておられることと思います。

 

しかし、「薬物の力」などで、本物の神の臨在を引き起こすことなどは、決して出来ません。

 

ですから、あえてこのタイミングで、私はこれを証言しておきたいと思います!(笑)

 

 羽生選手の昨シーズンのSP[レッツゴー・クレイジー!」の歌詞の解説ページで、

「悪魔や悪霊たちに最も強力に対抗できる」のは、

「真の神様」とまるで新郎新婦のように「非常に親密で関係の深い状態になっていること」だと私は説明しましたが、

プルシェンコさんというのは、演技を見ただけで、それが判るーーーつまり、「特別に神様と深い関係を築いてこられたこと」が、見る側にすぐに判るほどの演技をすることができる人だったのです。

(もちろん、演技の内容やその時の状態にもよりますし、いつも同じで絶対などとまでは言いませんが。)

 だから、その状態になっている彼に、他の選手たちが勝てなかったのは当然でもあり、「勝てる気がしない」のも当然でもあり、だからこその絶対王者でもあったと言えるでしょう。

 

キリスト教徒とユダヤ教徒が、「憎しみ合っている」と「誤解」している方たちから見たら、キリスト教徒のはずのプルシェンコさんが、ユダヤ人の歌である「Hava Nagila」で滑っているのを見て驚いただろうし、実際、この演技当時、驚いた方も多かったと記憶しています。

でも、私はこれを見て、「すごい!プルシェンコ選手はやっぱり、正真正銘の天才なんだね。」と感動したのを覚えています。

 

言ってみれば、これはユダヤ人への隣人愛の表明ですし、これは聖書の基準からしたら、「非常に正しい」態度でもあり、しかし、普通はなかなか勇気のいることで、信念がないと出来ないことでもあるからです。

当時のロシアは、ソビエト連邦が崩壊した後だったとはいえ、ユダヤ人への迫害や圧力もまだかなり高かったはずの時代です。(今でも、また違った意味でそうですが。)

日本では誤解している方も多いかと思いますが、確かにユダヤ教徒は、イエスを「メシア」「救い主」とは認めていないものの、キリスト教徒と同じ天地創造主を信じており、「旧約聖書」が共通の土台である点では、同じであり、兄弟みたいなものです。

旧約聖書で預言されている「救い主」が、いったい誰なのか、という点だけの認識が、「現時点」では、キリスト教徒と異なっています。

キリスト教徒(クリスチャン)というのは、イエス=キリストこそが、メシア(救い主)だと信じた人々のことであり、一方、ユダヤ教徒というのは、「まだ救い主は来ていない」という立場に立っています。

 

しかし、この「救い主が誰なのか」「救い主は既に来たのか、まだなのか」は、世界中にとって、そして人類にとって、非常に重大なことなのです。

なぜなら、人間には誰にでもあるという「的外れな性質(=これを聖書では罪といいます)」、その「罪の赦し」の有無や、どのようにしたら「罪が赦されるのか」という、人間と神様との関係のあり方の「根幹に」関わってくるからです。

 

旧約聖書には、このメシア(救い主)がどんな特徴でどのように現れるかが細かく預言されていますが、同時に聖書では、ユダヤ人の多くは、その本物の「救い主」(=メシア)をメシアとは認めることができず、頑なになってしまうことまでもが預言されています。

神様が目的をもって選んだ、「神の実在を証明するための『選びの民』」であるユダヤ人ですが、

彼らが本物の救い主(メシア)を認めなかったことによって、「ユダヤ人以外の世界中の人々」が先に本物の救い主(=メシア、メサイア)を信じるようになっていき、

世界中にそれが知れ渡っていった結果、再び最後にイスラエルのユダヤ人へと戻る、それこそが「天地創造主たる神のご計画なのだ」ということが、聖書には、預言として明記されているのです。

そして、この世界の本当の終わりの時(世界の終末)が近づくと、最後の最後には、この「ユダヤ人たち」も、「誰が本当の救い主であったのか」に気が付く日がきて、認め、信じ、立ち返ることまでもが預言されています。

 

だから私は、この演技をするプルシェンコさんを見て、そこに、技術面や芸術面とはまた違った、彼の半端ない「神様への従順性」から来るであろうこの演技とのご縁と、「天才性」、そして、彼の抱える大きな使命を見せられた思いで、とても感動しました。

 

さて、こちらは、そのさらに半年後、1999年の世界選手権での、同じSPの演技です。

 

 

この時は、プルシェンコさんは16歳ですが、半年前のNHK杯とは違って、冒頭で、4回転トウループ+3回転トウループを跳んでいます。

世界選手権なだけに、緊張感も気合も、NHK杯の時よりずっとあるように見えますね。

この時は、見事にキノコカットになっています!(笑)

そしてこの時の世界選手権が行われた場所というのは、フィンランドのヘルシンキだったのです!!

(今年3月の世界選手権が行われ、羽生選手が優勝した、あの場所ですね♪ )

 

 

今日、羽生選手の誕生日 12月7日は、アメリカにとっては真珠湾攻撃の日として記憶されている日で、昨年はこのことに絡んで色々ありましたが、

今年は、その前日である昨日、アメリカのトランプ大統領が、イスラエルの首都を「エルサレム」だと公に認める表明をしました。

 

 聖書では、「エルサレム」というのは、「神の都」であり、天地創造主たる神が選んだ、特別な都だと明確に定めています。

それは、アブラハムの契約にさかのぼり、イスラエルを選んだのも、その都、エルサレムを選んだのも、天地創造の神ご自身なのだと、聖書は繰り返し明言しています。

 

「あなたを祝福する人をわたしは祝福し あなたを呪う者をわたしは呪う。

地上の氏族はすべて あなたによって祝福に入る。」

(創世記12章3節  旧約聖書 新共同訳より)

※ あなた = 現イスラエル(ユダヤ人)のこと  元はユダヤ人の先祖であるアブラハムを指す 

 

なかなか、ものすごい世界状況の中で、23歳となる今年のお誕生日を迎えた、羽生選手。

でも、先日のP&Gの「マイレピ」のインタビューで、全ての時間を費やしても構わないと思うほど、スケートが好き、と語ってくれていました。

 

プルシェンコ選手も、長年の選手生活の中では、本当に色々なことで、とても嫌な思いや、理不尽な思いをしたこともあっただろうと思います。

でも、神様は、「彼なら、この試練をも乗り越えられる」と判断していたからこそだったのだろうと、見ているとそのようにわかることが、多々ありました。

 

羽生選手も、本当に色々なことがありますけど、たくましく乗り越えていってほしいと思います!!

 

なかなかやりがいのあるお役目だと喜び、楽しくて仕方がない人生になりますように…!!(笑)

   

あ、ちなみに、プルシェンコさんのあの有名な爆弾エキシビションについては、さすがに

「笑いの臨在」はあっても、決して「神の臨在」はないと思うので、そこは悪しからず。(笑)

 

23歳の1年間が、強い希望と大きな祝福に満ちた、素敵な日々となりますように、心よりお祈りしています…!!

 お誕生日、おめでとう~~~~!!

 

 

 主に望みをおく人は 新たな力を得

 鷲(わし)のように翼を張ってのぼる。

 走っても弱ることなく、歩いても疲れない。 」

( イザヤ書 40章31節   旧約聖書 新共同訳より )

 

 

 

絶対王者もいいけど、光と輝きの増した 「絶対おたるじゃ!」もなかなかいいかも…♪  ↓ (ANAより) 小樽(おたる)と羽生選手

 

… 小樽(おたる)は北海道なのだから もちろん寒いです…!