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羽生結弦選手から小・中学生へ、いじめについてのメッセージと、浅田真央選手の五輪挑戦宣言!

2015-09-29 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

世の中の、気落ちしがちな方々は必見の(?)動画が出ております。

 

 

羽生選手が、全国の小・中学生へ、語りかけています!  

今は違うけど、昔は小・中学生だったというアナタも、遠慮なくどうぞ見てください!(笑)

 

(平成27年度 みやぎ小学生いじめ問題を考えるフォーラム、宮城県の動画より)

 

何やら、私まで小学生、いや、中学生に戻った気分・・・ 

 

には、さすがになりませんでしたが。(笑)

 

小首を傾げながら、ニッコリと語りかける羽生選手・・・ あなたって人は本当に・・・ 本当に20歳の青年ですか?!(汗) 

それとも、小学生に変身した「変人」ですか?! 

あ、もとから「変人」でしたか?! 

そうでしたね、それはどうも失礼しました…!!

 

羽生選手のキラー・スマイルだのなんだのと言って、毎度同じようなネタばかり、最近のテレビ番組は頻繁にやっているようですが、

これはどっちかというと、「キラキラ・スマイル」でしょう!  

最後の手の振り方なんて、どう見ても「キラキラ星」の振付ですよ、絶対! 

 

トマトを好きな人と嫌いな人・・・ 

羽生選手は、トマトは好きな人でしたね。 

赤のパプリカを、「トマトだ~♪」って間違ってかぶりついて、トラウマになったそうですから。(NHK「あさイチ」証言より)

私も外国で、「トマトと思って食べてみたら赤のパプリカだった!」という経験があるので、わかりますけど、「トラウマ」にはなりませんでした。

 

どちらかというと私は、中国杯の羽生選手の、頭部と顔面から流れている血 を、いちごジャムや ケチャップ と間違えてみたかったですよ…!(涙)

 

羽生選手も、どうかご自分を労わってくださいね…!

 

これは、カナダから8月上旬に、わざわざ宮城へと送って下さった映像だそうです。 

 

 

さて、お次は、今週末、さいたまスーパーアリーナでジャパン・オープンの試合がある、浅田真央選手です!

非常に力強い、明るい笑顔で、次回五輪への挑戦を目指すことを明言されています!

こちら↓

http://www.dailymotion.com/video/x37wdxa_0927-jo%E7%95%AA%E5%AE%A3-%E5%BE%A9%E5%B8%B0%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF-%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B%E3%81%A8%E3%81%AF_sport

 

「オリンピックで、また最高の演技がしたい、という思いがあります」と、力強い笑顔で明言! 

 

この迷いのない表情。 明るい笑顔。

不屈の精神と、スッキリと割り切ったカッコよさは何なのでしょう!

 

 

男女の違いはありながらも、

「笑顔がかわいくて、かつ、やっていることは、キリリとカッコいい」

「氷上で、トップクラスの美技を体現する」 

「見る人たちに、半端なき勇気を与える」 

という点がなぜか一緒の、羽生選手と浅田選手でした!

 

お二人とも、どうか明るく楽しく、前向きに一歩一歩、頑張って下さい!!

 

 


狂言師の野村萬斎さんと対談した羽生選手と、ロッテのアイス宣伝

2015-09-25 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

日本テレビ系のニュース枠で、羽生選手が、狂言師の野村萬斎さんと対談した様子が、流されました。

http://www.dailymotion.com/video/x37hupd_150922-yuzuruxmansai-%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E6%A5%B5%E6%84%8F_sport

 

羽生選手の希望だったとのことですが、かなり緊張して、照れてうろたえている様子。(笑)

「かなり緊張しているんですけど、大丈夫ですか?」って、野村さんに質問している羽生選手の質問が、そもそもおかしいですね。(笑)自分で何言っているかわからなくなっている? 野村さん、ダメです、っていうわけないし!(笑)

 

反対のベクトルを使う、虚を突く、というのは、「和」の動きによくある特徴的なパターンだと思います。

全国各地である、よさこい祭りあるいは、よさこいソーラン祭りなどでも、とてもよく見る動きのような。

野村さんの表現で、「虚をつく」という、相手の予想を裏切りながら見せる動きの素早さと機敏さ、そういう動作の連続が鮮やかに決まると、和の動きはかっこいいですよね。「虚を突く」のは、剣道でも柔道でも頻繁にやっていますよね。こちらはその「虚を突く」目的が違いますが、鮮やかに決まると、見ていてカッコいい点は同じかな。

個人的には、羽生選手のEX「Change」(阿部奈々美・元コーチ振付)にも、この要素は取り入れられていると思います。

だからこそ、音楽だけじゃなく、振りでも、あれは「和風」イメージの強いプログラムだと感じます。 

 

最初と最後のポーズは、私も個人的には、できるなら何か変更点が加わるか、完全な変更のほうが良いように思っていましたけど、どうなるのでしょう、楽しみにしておきます。(笑)

ラストは、音を出しているつもりだったようです…(絶対に聞こえないですけど。) 何を表しているのかがよくわからなかったのですけど。

ラストポーズにおいて野村さんの仰っていることは、より良くするためにはすごくヒントになっていると思いましたけど、振付師はみな当然、一つ一つの動作に意味を込めているとは思うので、シェイリーンさんの意志や意図は当然重視されなければならないと思うので…。羽生選手との意思疎通、合意が重要でしょうね。

 

記憶に残るには、「精神性が重要」と野村さんは仰いました。

これは、「心の向く方向」「心の在り方」とも言えるかと。

日本の伝統の「○○道」の類はすべて、この精神性がもっとも重要だし、必ず「型」というものがあります。

「型」は、余計なものをすべてそぎ落として、真髄だけにしていったものであり、それゆえに正しい「型」には無駄がなく、必ず「美」が体現されてくる。

その「型」の「美」を正確に保ちつつ、我欲とは正反対の「無私」「無我」の「精神」でもって、完全に自分のものにするまで究めていくのが、日本の「○○道」(=和)に共通の「道」のように私には思えます。

 

フィギュアスケートにも当然、適用できるだろうな、と思いますし、羽生選手は、結構近いんじゃないでしょうか。

 

それにしても、「ジャッジという邪な」という野村さんの発言に、「よこしまな(笑)」と繰り返して爆笑している羽生選手。 …私も笑っちゃいましたけど、コメントは控えます。(笑)

スポーツに「正しく判定でき、公平なジャッジ」は必要ですけど、それを保つためには、ジャッジにも本当は「高い精神性」が求められると思います。

 

「場・空気をまとう」というのは、私は羽生選手は、前から結構できていると思っていましたし、その点こそが特別優れているとも思っていたので、「(羽生選手が)今まで意識したことがなかった」かのようにナレーションが語るのを聞いて、(…え?本当に?(笑))と思いましたね。

意識せずにできていたのなら、それこそすごいですね。

羽生ファンでも、この点が、羽生選手は他の選手たちと違うとか、かなり優れている、ということに気が付いている人は大勢いると思います。このブログでも過去にそのようにコメントして下さった方もいらっしゃいます。

以前、高橋大輔さんも、テレビのインタビューで、羽生選手のこの点が他の選手たちとは違っていて、特にすごい点だと思っていたことを、語ってくださっていました。

ただやはり、カナダに行った後の羽生選手のプログラムや演技に一番の欠点があるとしたら、やはりジャッジを意識しすぎて、あるいは、点数を意識しすぎた演技になった時に、伝えるものが特に見えなくなり、「得点稼ぎの演技」に成り下がってしまう危険性を絶えず抱えている点でしょう。

奇しくも、「KENJIの部屋」の第4回で、昨年の中国杯とグランプリ・ファイナルで、「とりあえず基礎点!」の精神で(苦笑)ジャンプを跳んでいたことを告白してくれていて… そう、やっぱりそういう演技は、たとえ技が成功していても、観ていてどこか物足りないですね。少なくとも、私は。(笑)

その思いが、見えちゃうからでしょうね。

でも、羽生選手はそこにも「一生懸命さ」「必死さ」が見えるから、アスリートとしてはそれでも充分感動を与えるのですけれども、表現者として期待すると、ちょっと足りなくなる。 アクセル1個跳べればいい、じゃ、さすがに…。(涙) 

…やっぱり、「中国杯」は「忠告杯」になっちゃいますね。(汗) 

 

でもそれは、羽生選手の意識次第で変えられるもの。

最後に、一つ一つジャンプでもスピンでもすべてに意味を持たせて、全部自分の解釈で変えられる、と語った羽生選手は、(今までもそれを目指していることを何度も語ってくれているけれども、)きっと今後、さらに「より良い演技」を見せてくれるんじゃないかな、と思います!

私が思うに、どの振付師でも、振りにはきっと何かの意味をもたせていると思うし、それをちゃんと説明しているだろうとも思うのですけど、その説明の「英語」を羽生選手が理解していなそうに見えたことは、過去にはありましたね。 

 

フィギュアスケートには、スポーツとしての側面もあるため、完全に表現だけの世界とは同じにはならないし、羽生選手に必要なのは双方の「上手な融合」や「両立」であって、高難度技の成功という課題をも同時に抱える難しさがありますが、大変だけど、そこは「課題大好き」羽生選手ですから! 

きっと挑戦しがいがあって、楽しいでしょう!

 

中国のボーヤン選手が、4回転ルッツ+3回転トーループを決めたようです。 

羽生選手は絶対にすでに知っていて、きっと燃えているだろうと思いますけど、焦らず落ち着いて、自分の課題の一つ一つを決めていってほしいと思います!

 

ただ、個人的に思ったのは、最初のポーズへの集中の仕方の説明で

「天と地と人を司っとるのじゃ、という意識」と野村さんが仰った、あれは、僭越ながら、フィギュアスケートでは「害になりうる意識」かも、と私は考えます。

なぜなら、「天と地と人を司る」のは、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教圏ではまさに「天地人を支配する」=「神」のみであり、その「我こそは神」意識を表現してしまうことになり、何者かがその「我こそは神」意識を見せるとき、傲慢の極みとしての、「悪魔の意識」だと理解されてしまうから。

かつて東京にサリンを撒いて日本を震撼させた、麻原○○の当時の発言を思い浮かべれば、よくわかるかと。

 

陰陽師が、オカルトだと認定されるのは、まさにこの部分。

「オカルト」は、日本では、何か謎なものとか、神秘主義みたいな漠然としたイメージで、たいした深刻さもなく安易に気軽に受け取られていますけど、そうではなくて、定義がしっかりとあって、全てのオカルトは最後には「悪魔礼拝」につながっていくもので、その力は、「悪霊の霊力利用」をしていることになるのです。(やる本人がどういう意識であろうが、知識がどうであろうが関係なく。)

だから、それをそのまま表現しちゃうと、下手したらそこだけが伝わってしまう。 そうなるとマズいし、最高評価を得るのは、無理でしょう。

「役者」として「映画の中で」「そういう設定の」晴明を演じるにおいては、野村さんの仰ることが正解だったとしても、わずか4分半のフィギュアスケートの演技で、役者のように「役になりきる」のがいつも正しいのかというと、そうでもない。 

映画と違って、言葉やセリフを伴わないフィギュアスケートでは、伝わるものが違ってきちゃう可能性が出るからです。

「タイトル」と「実際に伝わってきたもの」を見て、演技は評価されます。

 

グランプリ・ファイナルの会場「スペイン」と、世界選手権の会場「アメリカ」は、キリスト教文化がベースになっている国ですので、「オカルト=悪魔礼拝」だと知っている人は大勢いますし、悪魔礼拝者が実在する国々では、こういうことは強いリアリティをもって受け止められていますので、「お話の世界」「空想世界」としてではなく、重い意味を持ちます。

 

また、世界的に見れば、どちらの国も、国民の気質が極めて 「陽気」「楽天的」な国ですよね。

 

暗い陰気なイメージになりすぎないように表現できると良いのかな、という気がします。 曲が曲だけに、なかなか難しい気がしますが、工夫して頑張ってほしいですね。

 羽生選手が「SEIMEI」で、本当は何を表したいのか。 注目していきたいと思います。

 

この対談映像は、1か月前のものだそうです。

8月の、24時間テレビの前後の頃ってことでしょうか。 なんで今頃放送されたのでしょう?

 

 

 

最後に、なぜかロッテのガーナアイスを食べている、「誰これ?(笑)」状態の羽生選手です。 

新たな宣伝。→http://www.lotte.co.jp/products/brand/ghanaice/index.html

 「ガーナ贅沢仕立て」だそう。 

嬉しそうなで楽しそうな表情ではありますけど・・・(笑)

 

 

 


フィギュアスケートの試合に関連して、羽生ファンの一人として思うこと

2015-09-24 | 管理人のひとり言

最近、羽生選手のインタビューが一気に放出されています。

もともと、羽生選手のインタビュー大好きな私としてはうれしい限りですが、収録から3か月近くたってから放送されている「KENJIの部屋」といい、1か月前の収録だという「エブリーの対談」といい、あら?結局、NHKのあさイチの羽生選手の言葉が、一番最新なの?って感じで…

「日進日歩」を掲げて日々変化している羽生選手。

3か月前のインタビューの内容を今ごろ知っても、その後に発言が変わっているものもあったりするので、「これ、どうなんだろう?」とも思ったり。

 

というわけで、何から書いてよいのやら… 状態ですが、

試合に関連して、思ったことや、前から思っていることを少しだけ書いてみたいと思います。 

やはり最近ちょっと、異常に見えることがたくさんあるような気がしています。

 

まず、チケット転売問題。

羽生選手に加えて、浅田真央選手が復帰するだけでなく、宮原知子選手は昨年世界選手権で銀メダルを獲得したし、今年のプログラムもとても素敵なので、期待が高まり、NHK杯のチケット争いがすごくなるのは、理解できます。

それでも、全くチケットが取れない人が大量に出ていて、本人の氏名も印刷されると宣言されているにも関わらず、200枚を超える数の「転売」が、先行予約抽選の段階から出されていて、

それも最高額1万4千円のはずのNHK杯チケットで、30万円を超える転売価格をつけている業者がゴロゴロいるのは、完全に狂っていないでしょうか?

もう何かが異常すぎないか。

興ざめしますよね。

一般発売の、発売開始時刻と同時に操作しても、アクセスできた数秒後にはすでに全てが「売り切れ」。

これ、一般発売があったって、言っていいのでしょうか。

 

羽生選手は出ないけど、あの、あまりにも遠い「さいたまスーパーアリーナ」の一番上の段の席でも、8000円!で売るのって、どのくらいの人が実際に見た時に、あの遠さと選手の小ささ、価格とのつり合いに「納得」するのでしょうか。(汗)

 

世界で一番物価が高いニューヨークの、メトロポリタン・オペラでさえ、最上段の(超遠い)立見席なら、2000~3000円で、見切れ席でも5000円程度以内で、3~4時間オペラを見続けることができるのですが…。 

 

 

NHKのあさイチで受け付けた質問。

このブログでも、その送付先を紹介したとはいえ、番組開始以来の初の記録となるという、6800通の質問が来ていたという驚き。

そこまではまだ良いとしても、さらに、そのうちの800通に、羽生選手の「身長」について質問があったというのに、さらに驚きました。

これがたぶん、20通くらいだったら、「まあ、そういう質問もあるよね」って思えたかもしれないです。

でも、800通も身長についての質問が来ていたと聞いたら、さすがに驚きすぎてしまい…。

羽生選手の身長が、公表されている身長よりも1~5センチ高かったら、「きゃあ~♪」ってなるの?(汗) 

もし逆に、1~5センチ低かったとわかったら、その人たちの気持ちはどう変わるの? 

公表されている「171センチ」のままだと、がっかりするのでしょうか。

 

羽生選手の、自分の身長についてのいい加減さというか、興味のなさが、逆に救いに見えてきたほどです。

しかし、800通もの質問があったとわかっていながら、あのNHKの測り方のいい加減さと準備の悪さと時間の無駄遣いには、さすがに苦笑させられましたけれども。 もしかして、わざとだったのかな?

羽生選手が言っていた通り、スケート靴がブレード部分で高くなるのは見ればわかる通りで当たり前だし、良い靴ほど、かかとの部分に上げ底のようなふかふかクッションが入っているはず。

だから、羽生選手の良くいう、「10センチは実際の身長より高くなっている」、というのは本当だと思います。

もし本当に数センチ高かったら、そのうち公式プロフィールの数値が変わるでしょう。

 

 

また、個人的には、中国での世界選手権のときみたいに、羽生ファンによって大量すぎるほどのプーさんがリンクに投げ込まれる、あれはもう、「問題」なのではないかという気がします。

前から思っていたのだけど、羽生選手はアレルギーもちの&ぜんそくもちなので、ダニやほこりが付きやすい「ぬいぐるみ」って、普通は医者から止められることも多いだろうし、実は身体には良くないのではないかと思うのですけど、どうなのでしょう? 

せめて、ウォッシャブルのぬいぐるみでしょう。

もし、その分のお金を、みんなが直接寄付に回せれば…

それこそ、「羽生結弦・奨学金」とか、「羽生結弦基金」みたいな名目で集めてもらえれば、(もちろん、色んな人が鵜の目鷹の目で寄ってくるだろうから、管理は絶対にお金の誘惑に強い人に確実にお願いする必要があるけれども、)将来、羽生選手の判断で、いろいろな有益な支援に回せそうな気がするのですが…。

そのほうが、羽生選手の希望している未来像とも、合致してきますし。

羽生選手と、今の羽生ファンのパワーを、もう少し賢く使えば、本当に有益なことにその力を沢山、回せる気がするだけに、非常にもったいない。

羽生選手もぬいぐるみを「寄付に回させてもらっている」と答えているくらいだし、大きいぬいぐるみをあげれば、運ぶ代金だけで選手側の負担が激増することぐらい、大人ならわかりますよね。

後ろの出番の選手にも迷惑が掛かっているのは明らかです。

そして、寄付としてぬいぐるみが必要な現場って、きっとそんなには多くないだろうと思うのです。

 

いつまでも、ディズニー社ばっかり儲けさせても、仕方なくありません?

さすがに、羽生選手から「いりません」とは言えないかもしれないけど、(言い方に気を付ければ、言ってもいいと私は思いますけど)、ファンが一人ひとり、自分で頭を使って考えるしかないのでは? と思います。

もちろん、どうするかは、お一人お一人の心が決めることで、自由なのですが。

 

 

また、これも書きにくいことですけれども、私は正直、前からフィギュアスケートにある、「花を投げる習慣」も、「どうなのだろう?」と思っています。

花をもらうのも上げるのも、見るのも飾るのも好きな私からすると、「花を投げる」行為って、できれば絶対にやりたくないことです。 理由は、必ず花が傷むから。

花の価値を低下させてしまうし、お花を、粗末に扱っている気がしてしまうのです。

選手の側は、もう慣れちゃって、花が評価や人気の象徴みたいに思っているかもしれないけれども、

それって、本来は心からの大きな拍手とスタンディングオベーションだけでも、十分はなず。

 

アスリートに花を「投げる」人は他の競技ではいないし、どの芸術分野でも、花を「投げる」人はいない。

花を「渡す」のはありますけどね。(笑)

 

「花のような笑顔」で、心からの「エール」と、感動への「拍手」を贈れたら、いいですよね… 

そして、「花のような笑顔」を、選手たちから返してもらえたら…

 

それがたとえ、テレビの前でも、現地会場であったとしても。

 

本物のお花は、もちろん素敵。

でも、多くの人の心に「花が咲いたら」、もっといいですね。

 

そんなシーズンになったらいいな、と私は思っています。

 

 

 


「KENJIの部屋」第2回 : 変人を自認した羽生選手の、小さい頃の凄い演技

2015-09-14 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

J SPORTSの「KENJIの部屋」 羽生結弦選手の第2回が先週から配信されています。

http://front.jsports-ondemand.com/p/150823-232417V

 

今回は、私から見ると、とても面白かったです。

フィギュアスケートの、細かい話というか、ややマニアックな話、技術的な話に突入していました。主にジャンプについて。

でも、「フィギュアスケート技術と羽生選手」の項目を読んで下さっている方々には、よくわかる話だろうと思います!

 

一応、要約的に文章で書き起こされたものは、こちら。↓

前半 http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015090817252506.html

後半 http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015090817402406.html

 

上に載っている文章は、放送の全てではないです。 

抜粋、要約、という感じ。

映像放送だと、もっといろいろなことを話しているし、羽生選手の細かい反応の違いとかは文章では省略されているし、もうちょっと雑談・冗談的なものも交じっています。

 

なんといっても注目すべきは、今回、宮本賢二さんが、「それ、変やわ」と何度も羽生選手にツッコミを入れているのですが、

そのたびに、羽生選手も、「はい」「変人だと思います」と、自分の変人性を、何度も認めているところです!(爆笑)

「アクセルは変人だと思います。」と、自分でキッパリ。

 

特に、アクセル(最難関ジャンプ)については、羽生選手は自分がいかに変人か、自分でも大いに自覚しているようです。

 

アクセルは特別感があって、「キング・オブ・ジャンプ」だから、すごく好きだった、と。

シングルアクセルは、異常なほど早く跳べて、びっくりされていたそうです。

アクセルのどこがどう好きなのか、色々と細かい感覚を話してくれています。

 

お子様時代に、ウルトラマンに憧れて変身(ヘンシン)ポーズをたくさんやったに違いない羽生選手ですが、何もやらなくても、そもそも最初から「変人」(ヘンジン)だった! という、オチ!

 

羽生選手は、かなり「ビジュアル」イメージを強く持って、そこから実践に移すタイプだと、過去にも何度も語って下さっています。

そうであるなら、私としては、「オペラ座の怪人」のノーム・ルイス(Norm Lewis)さん&シエラ・ボーゲス(Sierra Boggess)さんを、是非とも生の舞台で見ていただきたかったですね。(笑) (←もう彼らの主演も共演もとっくに終わっていますが。)

その一番のクライマックスのシーンで、私は羽生選手がパッと思い浮かんだのですが、なぜかというと、彼らの舞台から放たれていた凄まじいまでの、最高レベルでの情熱のぶつかり合いーーー(天才特有の情熱)に圧倒され、それが羽生選手の演技から感じ取る情熱の凄さと重なったからです。

ただ正確に、とか、ただ上手にできる、などというレベルではなく、まさに「心の琴線に触れる」ような、感情の細部までとらえ表したものすごい演技力と歌唱力、深みのある圧倒的な声量と、魂に訴えかけてくる迫力ーーーそれらをまとめて「表現力」と呼ぶのなら、まさに技術力と表現力が、素晴らしい形で融合していたと思いましたし、会場を出る時に、周辺にいた女性という女性がすべて皆、号泣して泣きはらした後の(悲惨な)顔になっていたことが印象的でした。それも納得できるほど、本当に凄かったので。

(ユーチューブ動画にUPされている昨年のブロードウェイの宣伝動画より、実際に観た舞台のそれは、最低でも5倍は良かったというほど違います。宣伝動画は、あまりにもサラリと歌いすぎていて、上手いけど、まだ感情表現が全然です。おそらく初期の練習映像か何かだと思うので、舞台はこれとは全く別物でした。) 

 

宮本さんのアクセル・エピソードも出てきます。羽生選手が、アドバイスしたようです。(笑)

 

対談の途中で、「言い訳をしない」話になり、宮本さんに、「かっこいいじゃん」と言われ、「え、かっこいい人?」「かっこいい人、どこかにいました?」と自分の横を何度も見ながら確認する羽生選手。

ええ、羽生選手は、本当に「いい人」ですね…! (←カッコ、いい人。カッコとじ!(笑))

浅田真央選手が、骨折しながらやっていたこともあったのに、マスコミ等に一切公表しなかったことなどに触れています。

 

結果や事情について「言い訳をしない」のは、アスリートとしては確かに非常にかっこいいけれども、

「言い訳をしない」結果が、「真実を捻じ曲げちゃう」「世の中のミスリードに結びつく」「責任の所在を間違ったところに向けちゃう」等に繋がっていくと、途端に、「間違ってる感」が出て来てしまいます。

 

「言い訳をしない」のがカッコイイのは、「真実を見つめて受け止めて、きちんと受け入れているから」であって、そこに精神的な強さを見出すからであって、

「言い訳をしない」理由が、「真実から目をそらしているから」こそであるように見えるときは、「かっこ悪い」と人は逆に判断します。

だから、「言い訳」ではなく、「真実を見つめる」ために、恐れずに明確にモノを言った、バンクーバー五輪の頃のプルシェンコ選手は、私から見ると、「かっこいい人」でした。(笑)

 

 シニアデビュー年のNHK杯のフリーで、4回転トーループを成功させて、「調子に乗っちゃった」そうです。(笑) 

確率低かったのに跳べちゃったから、と。  でも、それで跳べちゃうのが凄いですね。

この頃から、羽生選手の本番での勝負強さは、顕著でしたね。インタビューがすごく面白かったのを覚えています。一番印象に残っているのは、まったく飾らない、ストレートすぎるほどの正直さ。(笑)

 

一番印象に残った大会は、小学校4年で出た、2004年の全日本ノービスB選手権だそうです。

それは、どんな演技かというと、こちら。「ロシアから愛を込めて」

 

… 私、これを以前も見たことはあるのですけど、最高おススメに載せるかどうかで検討したのですが、やはりまだ幼い時の演技なので、よほどフィギュアスケートに興味のある方でないと興味が持てずに無理かな、と思ってやめたのですが、

このくらいの年の子が、どのくらい滑れるものなのか、「普通」を少しでも知っていると、今改めて見ても、羽生選手は、本当に本当に凄すぎて、絶句しますね。 

これを見る限り、やっぱりどう見ても羽生選手は、とんでもない天才少年。

まだ小学生の羽生選手だけど、リンクに登場する様子や、最初の構えだけですでに、目をクギ付けにする何かがあるし、演技も始まると本当に惹き込まれて惚れこむ感覚があって、もう「恐れ入りました」という気分です。

当時羽生選手が、「絶対に金メダル獲ってやる!」、しかも「2度獲る!」と目標を決めていたというのも、「まあ、これなら、そう思うのも無理はないわね(笑)」と思えてしまいます。

最初と最後に跳んでいるジャンプが、当時こだわっていたという、ダブルアクセル(2回転半)です。2度成功させていますね。

それ以外にも、当時のプルシェンコ選手がやったことはあるけど、男子は普通はやらない(できない!)、フリーレッグを片手だけでつかむビールマン・スパイラルスパイラルとは、フリーレッグ(滑っていないほうの足)を腰より高い位置に上げてキープしたまま滑る技)を難なくやっています! 凄いですね! 

これは正式には、「Cross-grab one-hand Biellmann spiral (クロスグラブ・ワンハンド・ビールマン・スパイラル)」と言い、(手をクロスさせてつかむ、片手のビールマン・スパイラル、の意味) 浅田真央選手がやったことがあると思いますけど、そもそも普通のビールマン・スパイラル(両手)自体が、すごく難しい技だと思いますので、男子でこれができるって、やはり凄すぎです!

さらに、今では滅多に見られない、バック・スパイラル(スパイラルの、後ろ向きに進むもの)も、この演技の中で見られます! 

デス・ドロップからのフライング・スピンも華麗にやっています!(驚)

ラストのほう、減速するどころか、音楽に合わせて一部加速していますね。 しなやかさといい、技のキレといい、醸し出している雰囲気といい、漲る「やる気」といい、スピードのある滑りといい…  

本当に、ブラボー!としか言えない。

当時の都築コーチが、「芸術家になれ!」「絶対に世界のトップを獲れ!」って言っていたというのが、本当によくわかります。(演技終了後に、リンク外で羽生選手の頭をポンポンと嬉しそうに叩いているのは、今より若かりし頃の都築コーチですね。)

何より一番凄いのが、この演技に対するものすごい積極性! やる気と喜びがあふれ出ていて、見ていて楽しくなっちゃいます♪

出だしからもう、当時のプルシェンコ選手を鮮やかに思い出す、そんな振付の数々。それを本当に「ミニ・プルシェンコ」のごとく、次々と軽く鮮やかにこなす姿!

採点制度がまだ、旧採点法の「6.0」時代なのですが、演技がすごくいいですね。ため息が出ますね。(笑)

羽生選手は本当に、この頃の気持ちを思い出して、 これからも楽しく、「はつらつと」頑張って下さい!

あまりの凄さに、なんかもう、私が何か書くのも申し訳ない気持ちになりました…(涙)

 

ついでにこちらは、もう少し大きくなった時の羽生選手。中学1年。

全日本ノービスAクラスで優勝、全日本ジュニア選手権でいきなり3位に入った年の、「sing sing sing」の演技です。(会場が外国のようですので、おそらく、スケートコペンハーゲンで優勝した時のものかと。)

羽生選手が大好きだったというプログラム。 振付とコーチは、阿部奈々美コーチ。

 

 

こちらも、「良すぎて絶句」です。(←「カッコ」よすぎて絶句!と言いたい。(笑))

またぜひ、いつか滑ってほしいですね! 内容はちょっとグレードアップさせて、今の羽生選手で見てみたいです ♪

 

このプログラムは、ソルトレイク五輪(2002年)で、本田武史さんが4位入賞でエキシビションで滑った曲と同じです。 

私はこの本田さんの「sing sing sing」が、当時すごく好きでした!

こちらは、本田さんのソルトレイク五輪でのEX演技 ↓

 本田さんがこちらで、シットスピンの前にやっているのは、「バタフライ」です。(=先に上半身を水平に倒してから回り込み、跳びあがっています。)

この時代の男子のシットスピンは、このくらいの腰の高さが普通でした。 

今の羽生選手のシットスピンの、氷スレスレの腰の低さが、男子として、いかに変人的・超人的柔軟性でこなしているのか、わかるかと思います。

優勝のヤグディンが「overcome」を、プルシェンコ選手が「カルメン」を、そして本田さんがこの「sing sing sing」をエキシビションでやったのですが、本田さんのは、とても軽快で元気で楽しくて、逆に強く印象に残りました! 

会場も盛り上がっています。

 

ところで、「人生、ほぼ計画通り」というのは、20代前半までは、結構いると思うのです。 それまでは、自分のために生きてきている人が多いから。

問題は、自分以外の人間に対しても責任が出てくる、20代後半からの社会人になってから、かな、と…。

羽生選手がすごいのは、この年齢にして、すでに「自分のため」だけでなく、他の人たちのためになることにまで、次々と躊躇なく行動していっているところですね。

 

 

羽生選手が、ソルトレイク五輪を見て、「獲れる」「獲れない」ではなくて、「絶対に金メダル獲ってやる!」って思っていた、というのを聞いて… 

本当に、非常に頼もしく思いました。(笑)

そう思えたのは、やはりそもそもそれだけの才能があったからでしょう。 なければ、そうは思えないと思います。

ここでは、羽生選手が、ソルトレイク五輪の結果(ヤグディン選手・金、プルシェンコ選手・銀、本田武史選手・4位)についてどう思っていたのかは語られていないけれども、

でも多分、そう思った一因に、憧れのプルシェンコ選手が銀メダルに終わったことが悔しかったこともあるのではないかな?と思うと、プルシェンコ選手が金をとれなかったことや本田さんが4位に転落しちゃってメダルを逃したことで、がっかりしていた当時の私なんかと違って、あれを見て、「絶対金メダル獲ってやる!」って決めていた7歳の少年が、日本にいただなんて… 

そしてそれが、羽生選手の金メダルへの原動力になっていたのだとしたら、プルシェンコ選手のあの銀さえも、ある意味では有り難いものだったように思えて、色々思い出すと、なんだか感無量です。(笑)

 

普通は、プルシェンコ選手対ヤグディン選手を見て、「自分もあれができる!」「あのようになれる!」とは思わないですよね。

ほとんどのフィギュアスケーターは、プルシェンコ選手を見て、「自分はどう考えても彼には勝てない」「あそこまではさすがに無理」と思ったはず。

そこを疑わなかったところ、憧れて、「自分もなれる!」「超えてみせる!」みたいに思えているところが、実行していく以前に、羽生選手にそもそも半端なき才能が備わっていた証拠じゃないかな、と私は思います。

 

 

「僕、将来絶対に羽生君を超える!」とか騒いでいる幼稚園児や小学生の男の子が、今あなたのそばにいたら、要注目ですね。(笑)

 なかなか興味深い、楽しい回でした!

 

第3回も、楽しみにしたいと思います!

 

 

 


羽生結弦選手のガーナチョコCMとメイキング映像・キャンペーン情報・2015秋

2015-09-09 | 羽生結弦選手の出演CM

台風18号の記録的大雨による、浸水・冠水・洪水被害にあわれた地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く平穏な生活が取り戻せますように…。

大雨による被災で困っている方のための ヤフー情報ページ→ http://news.yahoo.co.jp/story/28

大雨による被災者への緊急募金 ヤフー情報 → http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630018/

 

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羽生結弦選手の、2015年秋のガーナチョコCMが公開されました。

今まで、ガーナのCMは私から見るとイマイチで、

「ガーナはもっと本気で ンバラーナ」…と思っていた私でしたが、頑張ったようです。

(頑張ったのは羽生選手かもしれませんが!)

(あとは、商品のほうを、品質向上していただければ…!)

 

ロッテのオンラインショップで、羽生選手のクオカードが当たるキャンペーンを実施中 (~9月30日まで) → http://lotte-shop.jp/shop/e/ehanyuquo/

 

さらに、ネットショッピングで、「東北の被災校(岩手、宮城、福島)支援ができる」という、ウェブベルマーク運動というのがあります。 いわゆるベルマーク運動の、東北支援特化のもので、ネット経由のものだそう。

→ https://www.webbellmark.jp/

協賛企業に、ロッテやテレビ朝日、朝日新聞、キャノン、楽天、その他多数の企業が連なっており、こちらから無料登録して、ログインしてからオンラインサイトで通常通りにお買い物をすると、支援につながるそうです。

興味のある方は、ぜひどうぞ。

 

 

 

さて、CMの感想を一言で言わせて頂くと、

「昨年のものよりも、格段に良くなった!」 です。

微妙に色々と不自然だった昨年のものと比べれば、かなりいつもの羽生選手らしい、自然な印象の羽生選手の姿が使われているCMになっているかと思います。

 

負けるな!と、羽生選手が自分に向けて叫ぶところが、

「ザ・スポ根青年」そのままな感じで、なんか思わず笑えるのですが、

決して悪くはない「明るい笑い」が出る感じなので良いのではないかな~と。

 

新CMの動画はこちら。(15秒版)

 

 

こちらは、ガーナチョコから、羽生選手のスケーティング360度映像のプレゼントです!

左上の矢印を動かすと、映像の角度が変わります。

 

 

次のものは、メイキング映像です。

 

 

こちらは、より長いメイキング映像です。より詳しくみられますし、いろいろな裏が見られます!

 

羽生選手はやっぱり、決して「俳優」ではないのだな、と思った私です。(笑)

見ていてときどき、ウケました。

 

「アスリート! タレントじゃないですから、私。」と、機材移動を手伝いながら、ここでも周囲の方に、さりげなく強調している羽生選手が見られます。

よほど色々と思うところがあったのでしょうね。(笑) 

アイドル扱いも、タレント扱いも、嫌だと 拒否姿勢を明確にしてきていますね。

はい、頑張ってください! アスリート羽生選手! 

同時にアーティストでもある最高のフィギュアスケーターでいてくださると、嬉しいです!

 

メイキング映像では、羽生選手が、自ら積極的に意見を出して、関わっているのがわかります。

やはり、その方がずっと良くなるようですね。

演技でも、CMでも。

今年のものは、羽生選手こだわりのハイドロ入りです。

 

 

こちらは、インタビュー映像です。

 

どうやら、滑りに気持ちをとても込めてくださったようです!

去年よりも色々と、格段に良かったですね!

 

 

さて、同じガーナチョコ・シリーズの、浅田真央選手版も同時に出ました。

それがこちら。

 

 

浅田選手の、360度スケーティング。

 

さらに、浅田真央選手の別のCMで、妙にカッコイイ、サトウ製薬の「ストナ」のCMがこちら。

 

すごいCMですね。よく出来ています。

 

足の太さで、本物の浅田選手なのか、スタントさんなのかがわかってしまうところが、また凄い…(汗)

昨年の羽生選手のモンスターハンターCMも、このくらいやってくれると、ものすごかったんだろうな、とも一瞬思いましたけれども、

ただ、羽生選手がこの手のことをやると、シャレにならないほど決まってしまいそうだから、

アイドル化もタレント化も嫌だという、アスリート志向の羽生選手のことを思えば、

あれはあれで、羽生選手がいかに、二次元世界の動くキャラなどではなく、「本当の生きた人間」で、「血も涙も汗も大量に通っている人」なのかということを、顕著に浮き立たせて示してくれたものとして、あえて高く高く評価してみたいと思います!(笑)

 

 羽生選手! タレント扱いに、負けるな!(笑)

 


J SPORTSの「KENJIの部屋」 羽生結弦選手のインタビュー第1回と、視聴方法 

2015-09-05 | 羽生結弦選手・注目発言

 J SPORTSの「KENJIの部屋」というフィギュアスケートのインタビュー番組で、今月(2015年9月)から、羽生選手のインタビュー映像が配信されています。

http://www.jsports.co.jp/skate/KENJI/

 

ご自宅のテレビで、スカパーで視聴できない環境にある方も、「J SPORTS オンデマンド」というプログラムで会員登録すれば、

パソコン等からも、自由な時間に観ることが出来ます。(有料)

 

9月1日から~30日までの期間限定で、「KENJIの部屋パック」というものに申し込めば、今月に配信される、羽生選手の全5回分だけでなく、12月までの3選手(村上大介選手、小塚崇彦選手、宮原知子選手)のインタビューも全部見られるだけでなく、過去の選手たちのものも、期間限定で見られるようです。

金額は、1ヶ月分がお得になった金額の、7200円(税抜)。 

(25歳以下の方は、割引が適用され、半額の3600円で購入できます。)

 

フィギュアスケートのこのインタビュー番組「KENJIの部屋」だけを見られれば良いという方は、こちらも検討する価値はあるかと思います。

「KENJIの部屋パック」 → http://front.jsports-ondemand.com/feature/kenji_pack

 

それでも、事情があって見られない方へ。

KENJIの部屋で、羽生選手が答えてくれた内容が、J SPORTSのHPに、文章化されてUPされています!

(このインタビューそのものは、今年の7月、アイスショー期間中に収録されていたものです。 つい最近の羽生選手の発言ではありません。

そのせいか、ちょっとお疲れ気味に見える羽生選手です。 宮本さんも、そんな羽生選手を気遣っていますね。 )

 

 

→ (第1回・前半部分)  http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015090115593506.html

 

   (第1回・後半部分)  http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015090116432906.html

 

 

 私は既に見ましたが、なかなか面白かったです。

内容については、ほぼ今まで聞いたことのある話や過去にご紹介した内容、あるいは、だいたい想像できる内容が私には多く、それほど意外性のあるようなものはなかったような。

 

「ロミオとジュリエット」のロミオは人間臭くて、過ちを何度も犯します。  全然パーフェクト人間じゃない。  

あれでもし羽生選手が満足して、ソチ五輪で引退されていたりしたら、私はものすご~~~くガッカリしたと思います。 きっと、多くの羽生ファンも同じだと思います!

私は、羽生選手はたとえ金メダルをとっても、絶対に「燃え尽きない」と思っていました。 そう信じていたからこそ、安心して「ソチ五輪で金メダル」を本気で期待できたし、是非ともとってほしかったのだけれども。

女子選手だと、過去に、パッと出てきて、いきなり金メダル取って、さっと辞めちゃった選手はいましたけど、そういう選手より、長く続けて沢山色んな演技を見せ続けてくれた、金メダルなしの選手のほうが、観ている側にはずっと記憶に残っていたりします。

羽生選手がソチ五輪を、予定していた通りの「カッコイイ」「難しい」言葉で終えるのではなく、「悔しいです」の一言で終えてくれて、さっさと次の目標に向かってくれて、良かったです! (世界選手権後には、もうちょっとお休みをとっても良かったとは思うのですが…)

 

ソチ五輪直後の、「世界選手権2014」でのフリーのロミオは、4回転サルコウを始めとして、ジャンプはほぼパーフェクトでしたけど、でもあの時の羽生選手は、後半になるにしたがって、「ロミオ」というより、むしろもう、「ロデオ」だったような…(笑)  

 

ロミオから、だんだんロデオ化する羽生選手の見事な演技。(笑)  世界選手権2014 優勝時の演技。(ドイツ語解説翻訳つき)

 

久しぶりに見ると、新鮮ですね…! 音楽がやっぱり美しくていいですね。 

羽生選手も爽やかです。  

 

 

KENJIの部屋、第1回の羽生選手の回では、

途中で、壁ドンポーズの視線、うっかり再演(意図的再演?)になっちゃった羽生選手が出てきますが・・・

スミマセン・・・

私から見ると・・・ その・・・  やっぱり、   睨みつけられただけに見えたような…  あるいは、なんかすごく怒られているような…(汗) 

 

 

宮本賢二さん(振付師)は、アイスダンス出身の元選手、今の日本で最も忙しいと言われる振付師です。

彼の振り付けたプログラムと言えば、羽生選手では、 「花になれ」 「STORY」 「Believe」 「天と地のレクイエム」などがあります。(エキシビションばかりで、試合のプログラムはないのですが。)

他選手だと、最も有名なのは、引退された高橋大輔さんの、バンクーバー五輪時のショート「EYE」ですね。

宮本さんの振付への考え方で、参考になる興味深い、過去のインタビューの一つがこちらから読めます。 → http://www.news-postseven.com/archives/20130721_201393.html

 

 宮本さんは、曲線づかいが非常に上手いです。

動物や自然界の動きを重視して参考にされているようなので、自然の中に存在する「流れるような曲線美」の美しさを生かした振り付けになる、多分そういうところが、私が宮本振付の好きなところだと思います。

「色」や「音」を表現できるように、振付で意識している、との言葉がありました。

羽生選手の今期の「Believe」からは、確かに私は、「色」を感じました。 

「衣装の色が変化して見えて驚いた」という感想を書きましたけど、燃えるような激しいオレンジから、優しい柔らかい淡い色まで。

 

 

羽生選手は、他選手では見られないレベルの激しい「情熱」「熱さ」がそのスケートの根底にあるように思うので、それが存分に出せるプログラムになった時が、とても素晴らしいと思います。

 

ベートーヴェンの3大ピアノソナタに、「悲愴」「月光」「熱情」があるのですが、

その中の「熱情」は、フィギュアスケートではまだ誰もやったことがないような気がするので、いつか誰かがやってくれないかな…なんて思ったことが過去にあります。

第1楽章や第3楽章のあれがスケートに合うかと言われると、その激しさやスピードゆえに、かなり厳しい気もするのですが、もしできるとしたら、私のイメージでは、羽生選手かプルシェンコ選手ぐらいしか、似合いそうな人が思い浮かびません。

やれるかどうかは別としても、そんな「熱情」とでもいうべき激しいものを、内側から、あるいは、演技全体から感じさせるところが、羽生選手の凄いところです。

 

宮本さんの振り付けで、男性的な直線的な動きを駆使した効果的なプログラム、というのも、ちょっとだけ見てみたい気もしますね!

 

「KENJIの部屋」の羽生選手の回は、全部で5回。 

ほぼ毎週、更新されるようです。

楽しみにしたいと思います!

 

 

 

 


ガーナ会見で特技を披露した羽生選手からファンへのエール&復帰の浅田真央選手の透明感

2015-09-02 | 羽生結弦選手の出演CM

 追加情報: ロッテの羽生選手のクオカードプレゼントキャンペーン追加

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羽生選手が、ロッテのガーナチョコレートの「チョコレート開き」なるイベントに出演しました。

 

 上の動画、1分46秒から。

「応援したい人は?」と問われて、羽生選手は、以下のように答えてくれました。

 

「僕自身、そんなに余裕があるわけではないですけども、僕自身も結構壁に当たっているんですけれども

リンクにお越し下さる方々も含め、テレビで観ている方も含め、本当にそういう方々に、応援を送りたいな、と。

応援を受け取ることが僕たちの仕事だと思っているので、 本当にしっかり受け取って、皆さんのエールに応えること、

応えることによって、皆さんにエールを送りたいな、と思います!」

と、ファンやテレビで観て応援して下さる方々に、羽生選手から、エールを送ってくれました! 

 

こちらは、ロッテのガーナチョコ・羽生選手のクオカードプレゼント・キャンペーン情報です 

(ロッテのオンラインHPで買った場合)

   (ロッテのHP)  http://lotte-shop.jp/shop/e/ehanyuquo/

 

 

羽生選手の息抜きは、ゲーム。 携帯ゲームだと答えています。 羽生選手のゲーム好きは、既に周知の事実で、特に驚くことでもありませんね。

 

ここで、羽生選手は昔からの特技を披露しました。

 

もうただただ笑うしかない、「耳が動く」という特技。

小学生の時に、本気で先生の話を聞こうと思って、(耳を)ぐっとやっていたら、『お前、耳が動いているぞ』って、言われました。」 だそう。(爆笑)

「自分の感覚としては、頭皮をてっぺんのほうに、きゅっとしている感じなので」 ・・・だそう。

とりあえず、自称「氷上の生物」の羽生選手は、頭皮まで動かせるほど、「表情」が自在の生物だったようです。

私が子供の時にも、同じクラス内に「耳が動く」ので有名だった少年がいたな~と・・・ 余計なことを思い出しました。(笑) 

 

「現在のコンディションは?」と聞かれて、

今、仕事が立て込んでいて、なかなか練習ができていないんですけど、自分で出来ることはやっていますし、初戦に向けて、しっかり頑張っている状態です」、と答えてくれました。

忙しそうですけど、いつも発言が前向きですね。  

本当に お疲れ様です。  

無理が重なりませんように。 周囲が、配慮して下さいますように。

 

こちらの動画で、羽生選手が、別の特技を語ってくれています。↓

http://www.dailymotion.com/video/x32gto5_0821-%E7%BE%BD%E7%94%9F%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%8B-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%AE%9F-%E3%81%A8%E3%81%AF_sport

 

もう一つの特技というのが、なんと、縄跳び。

羽生選手は、縄跳びで、3重跳びが20回くらいできたそうで、後ろの3重跳びも出来たそう。 

4重跳びも1回ならできたと。 すごいですね。

さらに、4回転を跳ぶには、4重跳びが出来ると跳べるなどというジンクスが、スケーターの間で言われているという、なかなか興味深い発言が飛び出しました。

 

 小学生の時、私も縄跳びは得意だったのですが、3重跳びも5~7回くらいなら跳べていた記憶がありますが、もしかして氷上で3回転が跳べる可能性があった、ということでしょうか?! ちょっとビックリしました。 (ま、無理でしょうけど。(笑)) 

 

羽生選手のゲーム好きについては、以前から知られているし、昨年ももう散々言ってきたこと。 

50本以上をもつ、超のつく「イヤホンマニア」だというのも、昨年から散々伝えられてきたことですね。 もう、全然驚きません。(笑)

 

http://www.dailymotion.com/video/x3383e7_2015-08-27-n%E3%82%B9%E3%82%BF-%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E9%96%8B%E3%81%8D%E2%91%A0_sport

↑ こちらでは、

「自分自身もっと成長できるところが沢山あると思いますし、シーズン入る前になんとか、表現面であったり、技術面であったり、進化して、成長していけたらな、と思って」 

「成長の秋」という言葉を掲げました。

 

http://www.dailymotion.com/video/x33jrct

↑ こちらの動画では、「羽生君が一番透明感がある」 などと、3人の若い女優さんと並んでいるにも関わらず、複数人から、そう指摘されているのが凄いです。

ガーナのこの衣装、私は個人的には、そんなに羽生選手に似合っている気がしないんですけど、 

「透明感」とは程遠い衣装を着ていても、「透明感がある」と言われるのは、自慢していいことかもしれません。

 

途中で女優の土屋さんが、聞きたい曲として「ず~ん!ちゃ~ん!ちゃーららーら・・・」などと歌って説明して、誰もわからなかったそうですが、

私は聞いた瞬間、浅田真央選手がソチ五輪でやった、フリーの「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」のことだろうと、思いました。 

音程がズレ過ぎてましたけど、でも、リズムで言いたいイメージは解りました。 きっと、あってるだろうと思います。

 

羽生選手は以前、自分も「浅田真央選手のファンである」と、語ってくれました。

何度も書いてきましたけど、羽生選手のトリプル・アクセルは、浅田真央選手の影響で成功し、特技へと変わりました。

 

不屈の精神で再び現役続行を選んだ、その、浅田真央選手の、ソチ五輪・フリーの「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」は、こちら。↓

透明感と言えば、浅田選手のこの演技はまさに「透明感」そのもの! 

スキッとした透き通るような、清々しいまでの美しさは、本当に別格ですね。

この演技は、いつ見ても鳥肌が立ちます!

 

そしてこちらが、同じソチ・フリーの中国語解説版に、日本翻訳を付けて下さったものです。   →https://www.youtube.com/watch?v=x-j3BV9Rh00

演技中は何も言わないのですが、終わった途端に中国の解説者たちが熱烈に絶賛しています!

中国にも、浅田選手の大ファンは沢山いるのでしょうね。

浅田選手のグランプリシリーズは、初戦は中国杯です。

女子では、まさに前人未到の挑戦を続けてきた浅田真央選手。 

演技で見せる、一つ一つの美しさは、全選手たちの中でも、群を抜いている浅田真央選手。  自信をもって、堂々と、ぜひとも頑張って下さい! 

 

最近の浅田真央選手のECCジュニアのCMは、こちら 

 

こちらは、メイキングです。

 

浅田真央選手は、年齢を重ねて、本当にキレイになり、ますますカッコよくなりました。 

芯の強さが、真の強さと美しさとなって、表情にまでにじみ出ているように思います。 

薬局で、色んな女優さんたちが宣伝で写真を使われているなかでも、ひときわ美しく、一番私の目を惹いた存在は、アスリートの浅田真央選手でした。

 

 

羽生選手にとっても、浅田真央選手にとっても、本当に良い、思い出深い、幸せなシーズンとなりますように…!

たとえ、どんな困難や試練が待っていたとしても、必ず乗り越えていけるよう、お祈りしています…!

 

日本のトップのみならず、世界のトップの重責を担うお二人ですが、

どうか一歩一歩、頑張って下さい!!

応援しています!