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「殿!利息より理想でござった!」 羽生選手が友情出演した映画と史実が伝えること

2016-05-18 | 羽生選手が友情出演した映画

 

羽生選手が殿役で、友情出演した、

「殿!利息でござる!」 を観てまいりました。

詳細情報のある、公式HP → http://tono-gozaru.jp/

 

 

基本的に私は、史実に則した内容を描いた映画が一番好きで、(もちろん、多少の脚色はあったとしても)、

そのほうが面白いし、そういうものこそ、観る価値があると思っています。

 

一応、原作も何も読まず、宣伝文句とメイキング動画と、ネタバレ動画だけを観てから、観ました。

 

以下、既に公開されている情報以上のネタバレにならない程度に感想を。

 

 

まず、メイキング動画で、庶民すぎて笑えた妻夫木さんですが、スクリーンでは逆に、良い意味で色々と裏切られましたね。(笑)

豪華俳優陣は演技力も安定していて、主役の阿部サダヲさんのキャラがなかなか魅力的で、松田龍平さんは強烈で(笑)、安心してみていられる感じでした。

 

話は後半の展開がなかなか不意をつかれて素晴らしく、とても良かったと思いました。

 

映画を見始めてすぐに思ったのは、

「お上!(おかみ)、 酷いじゃないの!」 (←お上とは、羽生選手の役のことです)

 

続いて思ったのは、

「殿! セコイでござる!」(笑)

 

続けて、

「殿! それはダメダメでごさるな!」

 

「殿! それはないでござる!」

 

(以下、延々続く…)  という感じで、ずっと殿様に心の中で直訴したくなる展開でござった~!(笑)

 

一体ここの殿様は、どれだけ酷いの…  という流れ。  

わかってはいましたけどね…。(笑)

 

この殿様役が羽生選手だと解っている羽生ファンとしては、

(ああ… こ、こんな酷い役を、友情出演で 快く引き受けただなんて、

羽生選手は一体どこまで「無私な人」だったの…?! )と、

変なところで、逆に妙にいたたまれなくなって、うるうると感動してくる始末でございました。

 

殿~!ちょんまげを、何度も指でちょん!と隠して、申し訳ございませんでした~!(涙)

羽生藩の民は、深く反省いたしましたぞ~! 

(でも、今、落ち込んでいる方にはやっぱり奨励。(笑))

 

 

思っていたよりも、コメディ調でもなくて、むしろ、真剣な感動ものの印象なお話でしたね。

少なくともギャグ話って呼ぶ感じではなかったです。 誤解しておりました、スミマセン!

 

しかし、「あ、こういう流れでの登場だったのかー! 」 と。

あの場面ばかり繰り返し、宣伝で見させられていた私でも、さすがに映画の中の庶民の気分になって、ドキドキしました。

 

羽生選手の演技は全く違和感なく、確かに気品が漂っていて、配役としては適役だったように見えました。

 

・・・というか、思った以上に自然で、なおかつ、カッコよすぎでした。 セリフも、振る舞いも。

 

だからそこがですね、羽生ファンとしては、「殿! 理想でござる!」と叫びたいところなのですが、

話の流れや、史実を考えると、逆にそれはどうなの?!

庶民をこんなに苦しめたのに、こんなにカッコよくて良いの?!という意味で、

「しかし殿! ちょっとそれは反則ではござらんのか?!」(笑)という感じでした。

 

「重村である!」は、宣伝の時から良い声だな~と思っていましたけど、

予想外にもその後もずっと、声がすごくカッコよくて、(セリフもカッコイイのだけど、)

おまけに、確かに事前に役者さんたちに言われていた通り、なぜか滅茶苦茶爽やかで、

映画館出た後まで爽やかな風につつまれているような感覚が残るほどで、そこが凄かった!!

 

 短い登場場面でも、確かにインパクト大でした。

 

ビックリしましたね。 

確かに庶民との差が、良い意味でものすごく出ている感じ。 声がとても凛としていたのかな。

役者さんの演技臭くない、自然な感じが良かったのかもしれませんが、

やはり羽生選手は、根っからの「王者気質」「殿様気質」だからじゃないか、と思えましたね。

メイキングでは、羽生選手は声色まで監督に確認していましたけど、たぶん羽生選手のそういった計算も、

しっかりと成功しているのでしょう。

 

阿部サダヲさんが、「羽生さんは天空の人」だなんて、思わず、「…ラピュタですか?」と笑ってツッコミを入れたいような言葉を語ってくれていましたけど、

大げさな話ではなく、なるほど、言いたいことは良く分かりました。(笑)

 

しかし、羽生ファンとしては、殿があまりにも凄いスピードで、サッサと、颯爽とお帰りになられるので、

思わず、

「殿! 早速(さそく)でござる!」と叫んで、

馬か鹿に乗って、追いかけたい気分になりました。

 

今、

「なるほど、馬・鹿でござるな!」と、心から感動して下さった皆様・・・  

 

有り難き感想でございます。

 

(注:「うま・しか」、と読むか、連続して音読みで読むかは、あなた次第です!)

 

でもきっと、あれくらいの登場時間だからこそ、強烈なインパクトも残せて、ちょうどよいのかもしれません… 

羽生選手は、短時間集中勝負の演技が得意ですし。

 

 

 話の流れ的に、

「どんな酷い殿様なの!」 →  「 え、こんなにカッコイイ殿だったの?!」 

という意味でのギャップが一番印象に残ってしまったので、それは史実的には良いのかどうか不明ですが(汗)、

映画としては成功だったと思います。

 

特に最後のセリフはカッコよくて、うっかり惚れそうなくらいなのですが、さすがにこれは…史実じゃないですよね? (汗)

 

もし史実だったら「それはやっぱり伊達じゃない!」と叫びたいところですね。

想像以上にやはり「伊達男」だった羽生選手も、やっぱり伊達じゃなかったよ~!ということで。(笑)

 

… 結局、伊達なのか伊達じゃないのか、どっちなの! というあなたは、劇場で確認してください。

 

驚いたのは、こちらのニュース。→ http://news.walkerplus.com/article/77743/

まさか、あの習字は、羽生選手本人が書いたの? え?え? と、ビックリ。

羽生選手が「本番に強い」のは、文句なしにその通りでございまして、 歴代選手を見ても、群を抜く本番の強さですね。

 

 

 

あと一つ。

セリフの詳細が明かされていた、ネタバレ動画を見ちゃった方へ。 

 

あのネタバレ動画と、映画本編では、羽生選手のセリフが違っていました!

いくつかパターンを撮影して採用をやめたのか、それとも、あれはただの宣伝として言葉だったのか…

すっかり騙された気分です。(笑)

 

 

羽生選手の演技力については、やはり、羽生選手が地のままでいけそうな「殿様役」よりもは、

「百姓役」とか、「乞食役」とかの演技を観てみないと、本当の演技力はわからないよね~などと思いましたけど、(笑) 

「負けんな!」のCMの頃よりもは、数段は上だったと思います!

 

 羽生選手! 天晴れ(アッパレ)でござった!

 

この話、主役の阿部さんや妻夫木さんら、庶民の方々に惚れて帰る話なのですが、最後にうっかり、殿様にまで惚れて帰ることになりますね。

羽生ファンは安心して(?)見られると思います。

 

 

さて、この映画、「私財をなげうって」他の人たちを助ける庶民の活躍ですが、それを彼らは、「人には話すな」と子孫に至るまで命じたとか。

 

これを聞くときに、直ちに思い出す言葉があります。

 

見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。

さもないと、あなたがたの天の父(=神様のこと)のもとで、報いをいただけないことになる。

だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人から褒められようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。

(中略)

施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。

あなたの施しを人目につかせないためである。

そうすれば、隠れたことを見ておられる父(=神様)が、あなたに報いて下さる。」

 

(イエス=キリストの言葉: マタイによる福音書 6章1~4節  新約聖書(新共同訳)より )

 

 

———長い長い時を経ながら、この言葉が確かに実現しているのだな、と思わされる映画でした。

 

 

  

さて、「無私な日本人」と言えば、もう一つ、有名な「無私な日本人」の話の映画が今年初頭に公開されました。

唐沢寿明さん主演の、終戦70周年特別企画の 国際映画

「杉原千畝 スギハラチウネ」  → 公式HP http://sugihara-chiune.jp/

(既に上映は終わって、もうすぐDVD発売だと思います。そのうちテレビでもやるでしょう。)

 

「一人の男が、世界を変えた」とのキャッチコピーの通り、

ホロコーストの最中、自らの立場を顧みず、およそ6千人ものユダヤ人の命を救った、有名な日本人外交官の話。

庶民の世界とは程遠い話なのですが、こちらもものすごく感動します。

彼の話は世界的には有名で、私は原作を数十年前に読んでいるので、よく知っていたのですが、

この映画は映画で、わかりやすく映像化してくれていてとても素晴らしく、また、歴史の上に生かされている重みを感じられる内容です。

 

なぜ「無私の日本人」つながりで、これを書いたかと言いますと、

実は私、ある外国のある場所で、一人の白髪の老紳士に話しかけられたことがあるのです。

「あなたは、日本人だと聞いたのですが…」と言って、私に英語で話しかけてきたその方は、

「はい、そうです。」と私が答えたら、とても嬉しそうな顔をして、

「 初めまして。 こんにちは。 どうもありがとう。」と、いきなり流ちょうな日本語に切り替えて話してきました。

 

その風貌からは想像もつかないほどの完璧な発音の日本語で、思わず驚いた私でしたが、

その白髪の紳士的な態度のご老人が言うには、「私は一時期、日本に住んでいたことがあるのです。」と。

そして、「懐かしい…」と。

まるで娘か孫でも観るかのような、ものすごい「慈愛の眼差し」で見つめられて、ちょっと戸惑いを覚えるほどでした。

よほど日本に良い思い出でもあるのかな?と思ったものの、色々聞くのも失礼かと思い、詳細は聞かなかったのです。

 

最後にその白髪の老紳士は、「思いがけず、こんなところで、日本の方にお会いできて嬉しかったです。」と、

帽子を胸に当て、それは丁寧に丁重に、本当に深々と私にお辞儀をして、去っていきました。

(その場にいた人たちの中で、日本人は、私だけだったのです。)

 

あまりの丁寧さ、深々と下げた頭や姿勢、そこに込められた思いの深さに、

「今の人、一体何だったのだろう?」と思った私でした。

 

少し時間が経って、私の友人の一人がやってきて、「ねえねえ、これこれこういう、白髪の老紳士に会った?」と聞いてきたので、

「うん、あなたは日本人ですか?って、話しかけられたよ。昔日本にいたという人でしょう?とても丁寧に挨拶されたよ。」と答えたら、

「ああ、良かった、会えたのね。

そう。あの人はユダヤ人なんだけど、一時期、迫害を逃れて日本に住まわせてもらっていたことがあるそうなの。

他に住めるところがなくて、本当に苦しい中を、日本に助けてもらったのですって。

だから、彼は日本にものすごく恩を感じているし、日本に本当に感謝しているのよ。」と教えてくれて、

私はもう、仰天してしまいました。

 

あの私への、尋常ならざる慈愛の眼差しや、深々とした丁寧すぎるほどのお辞儀は、そういう背景があったのか、と。

思わず、涙が出そうになりました。

 

そして、もっと、詳しく話を聞いておけば良かったな、と。

 

「私」は、その人に何もしていないし、ただ日本で生まれた日本人だというだけなのですがーーーー。

 

「○○人」というくくりやレッテルで、人間を一緒に見なされる時、その一人一人の個性は無視されます。

その結果、時には得することもあれば、酷い目に遭うこともある。

 

彼らユダヤ人は、命を左右するほどの大変な目にあった訳ですが、

私は当時、彼らを支えたであろう日本人の代わりに、日本人の一人として、彼の態度全体から、言葉に出来ないほどの、

深い深い感謝を伝えられたように感じました。

 

当たり前ですが、日本人だからと言っても、これは決して「私」が威張るべきことではない。

日本人全てが、他の国の人たちよりも偉い、などという意味でもないです。

 

 

だけど、どうせ生きるなら、後世まで憎しみや恨みをまき散らす人ではなく、

あのユダヤ人の方のように、できれば後世に、善意や良いものや感謝を伝えられる一人でありたいとーーー

そう思わされた、深く胸を打つ出来事でした。

 

私がこれをここに書くことを決めたのは、あのユダヤ人の老紳士が、私に伝えてくれたものは、

「私」へ向けられたものではなく、

当時彼を支えてくれたであろう、見ず知らずの日本人たちであり、

また、「今の日本の人全体」に向けられた感謝でもあるように思ったから、です。

 

 

今月の27日に、アメリカのオバマ大統領が、戦後の歴史上初めて、米国大統領として、広島を訪問することになりました。

こちらの記事では、筆者の方が元・核軍縮担当者だったようで、これについて秀逸な見解を述べておられます。

 

この訪問の歴史的価値は何より、「核の恐ろしさ、非人道性を、被爆地、広島で実感してもらうこと」にあり、そこが最重要なのだと書かれておられます。

長年、「核兵器」の非・人道性を強く訴えてきた被爆者の方々からしたら、念願の第一歩だろうと思います。

この訪問にはいろいろな思惑もあるかもしれないし様々な議論もあるけれども、まずは大統領の立場にある人が、

知ろうとして来て、見て、何かを感じる、そのことこそが最も重要であり、相互理解への重要な第一歩だと私も思います。

 

 

過去の出来事の詳細を知ろうとする時、史実に則してしっかりと作られた映画ほど、その当時の現実を体感的に、ストレートに多くの人に伝えることのできる手段は、なかなかないとも言えます。

もちろん、エンターテインメントとしての脚色はそこそこあったとしても、です。

 

私が、「殿!利息でござる!」を観ることになったのは、羽生選手が出演したからで、

そうでなければ、映画館では観ていなかったでしょう。

(そのうち、いつかテレビで放送されたときに、見ることはあるかもしれませんけれども…)

 

羽生選手は、友情出演だから、ほとんど、映画出演の「対価」「報酬」「ギャラ」と呼べるほどのものはもらっていないはずです。

そういう羽生選手の、「無私な」態度が、「無私な日本人」の実在を、今に広く知らせる役割を果たしていることも、ちょっと覚えておきたいですね。

 

この「殿! 利息でござる!」も、「杉原千畝~スギハラチウネ~」も、どちらも、私はおススメ出来ますね!

 

 

最後に、羽生藩の民から、殿に一言。

殿!カッコよかったでござるよ!

 

 

 

 


殿!輝きすぎでござる! 結弦殿様のメイキング動画は伊達じゃなかったでござる!

2016-05-06 | 羽生選手が友情出演した映画

 

最近、さるお方をよく拝見しますね。

 

さるお方、とは…

もちろん、「猿お方」ではなく、

 

 

ござーるござる!のこのお方。↓ (左じゃないです)

かつらなおしをされている殿。↑

 

 

さて、羽生藩のお殿様はただいま怪我療養のため、

利息をとられてしまう日本にはおられずに、カナダという彼方の地で休息中でございますが、 

映画はいよいよ公開間近でござる!

…というわけで、色々な情報が出てまいりました。

 

「殿! 利息でござる!」 の映画公開は、宮城県だけが5月7日から、全国は5月14日からだそうです。

→公式HP http://tono-gozaru.jp/

 

 

 

 

ちょっと前に、公開されていた、メイキングとインタビュー満載の動画があったのですが、

あまりにも一部がネタバレ過ぎたせいなのか、理由はよくわかりませんが、削除されてしまいました。

と~っても素晴らしい映像だったのに、もったいない!(笑)

 

でも、ネタバレなんて全然O.K.だよという方は、こちらをどうぞ。 

(映画観る前にちょっとでもネタバレが嫌な方は、見ないでくださいね。)→ http://www.dailymotion.com/video/k3cj7mrg2hSXt3heUOu

 

この見どころは、何といってもまず、撮影前の羽生選手の、素人感丸出しの、謙虚すぎるほどの様子です。(笑)

 

羽生選手は、自分が緊張していることや、これから演じたいギャップについて語ってくれていますが、私から見ると、

この時の羽生選手の様子と、その後の「殿を演じた時」のギャップのほうが、何倍も何倍も凄いのではないかと思いました!

 

 

それからもう一つ、動画半ば過ぎに出てくる、俳優の妻夫木聡さんの、「ただの羽生ファン」状態になっちゃった様子が、なんとも微笑ましくて面白くて。(笑) 

 

「誰が見ても幸せになれる方」だなんて、羽生シゲムラ殿様のことを表現していて、 

「そ、そこまで羽生ファンだったのか!」と、羽生ファンの多くを驚かせたであろう妻夫木さんは、もはやただのデレデレな一般庶民です。

 

 

最後に挨拶する羽生選手がまた、殿の姿のままだけど、中身は完全にいつもの羽生選手に戻っています。

殿がやたらと頭を下げていて、不思議な感じ。(笑)

 

さらに「かみまくって」いますけど、どうやらキシリトール・ボトルは持っていません。

(参考:キシリトール・ボトル、羽生選手バージョン、6種類発売中。↓ )

 

 

 

 

「皆さんも健康でいて下さい」って最後にスタッフの方々に挨拶された羽生選手ですが、

羽生選手こそ、健康でいて下さいね!

 

 

羽生選手が、超・負けず嫌いだということは、羽生ファンなら重々承知しています。

羽生選手が特に、頂上決戦がお好き」なのも、みんな解っていると思います!

 

でも、さすがに私も、「頭頂部におけるゴールド目立リスト」ぶりで、

あの生けるレジェンド・キャンデロロさんや、オーサーコーチにまで絶対に負けたくない!と、

わずか 21歳にしてこんなハゲシイ… 

いや、むしろ輝かしい「頂上決戦」を 挑もうとするとは、想像もつきませんでしたね!

(しかも撮影時はまだ20歳!)

 

自らの輝きを堂々と全国に示しながら、日本全国の悩める中高年男性たちに、「え~い!そんな小さいことを気にするでない!」と、

激しく 励まそうと、ハゲむ羽生選手! 

そのあまりの無私な態度というか、徹底した自己犠牲の精神に、

たとえ殿じゃなくても、思わず頭が下がります!(笑)

 

 

 

スケーターと俳優との二足わらじ、なんていう言葉は、

インタビューの中で、しっかりと否定して下さっていた羽生選手。

 

ホッとした羽生ファンも多いかもしれませんね。

 

しかし、

やはり私はどうも、ちょっと油断しすぎたようです。

 

羽生選手のその大いなる自己犠牲の精神、そのお気持ちを ありがた~く受け取って、

殿の未来像のイメージトレーニングを兼ねて、 皆様と同じように、

毎日一回、シゲムラ殿のちょんまげを、ちょん!と指で隠してみているうちに、( きゃ~、申し訳ございません!(笑))

頭部のゴールド目立リストの、想像を超えた楽しさ、その無私なる精神のカッコ良さに感動し、

気が付けば、すっかり その輝きに心を奪われ…

 

自分が一体何のファンだったのか、ハゲシク悩む羽目になりました。

 

でもきっと、休息中のお優しい殿は、「無礼者!」なんて言わず、

きっと「よいよい。満員御礼じゃ!」って明るく叫んで下さる…はず!(笑) 

 

今落ち込んでいる方々には、同じことをちょっとだけ試してみることをおススメします!

きっと、動かない結弦殿様が、楽しくハゲマシて下さることでしょう!

 

羽生選手は今回、伊達の殿様役ではありますけれども、

やっぱり羽生選手のやることは、伊達じゃなかったなーと… (笑) 

 

 

伊達といえば伊達政宗、

伊達政宗といえば、昔のNHK大河ドラマの「独眼竜政宗」で、

若かりし頃の渡辺謙さんが演じた殿様の「気性の激しい」イメージが強いですが、

それと比べれば、羽生選手のシゲムラ殿は、ずっとお優しそうに見えますが、子孫役だけに、さて、いかに。 

(参考: NHK大河「独眼竜政宗」オープニング音楽 → https://www.youtube.com/watch?v=8HAcV32npio )

 

羽生選手の和のプログラムが、「SEIMEI」と発表されたとき、「仙台出身なのに、なぜ伊達政宗じゃないの!」と 思った羽生ファンは、きっと私だけではなかったはず。(笑) 

当時は斬新でしたけど、さすがに今聞くと、ちょっと時代を感じる曲ですけど、これはカルガリー五輪のシーズンでしたから、むしろオーサーコーチの時代でしたね。

 

それにしても、「週末仙台」といい、この映画といい、「SEIMEI」だけじゃなく、

「SENDAI」というプロジェクトにまでお手をつけておられたとは。 

 

もう、和~!って叫ぶしかないですね。

 

仕方がないわ!

羽生選手の言葉通り、これ以上のギャップが本当に映画にあるのかどうかを確かめるべく、

そして、自分が一体、何のファンだったのかを真剣に確かめなくてはならないと思い、

とりあえず、映画は見に行くことに決めました!

 

 

羽生ファンとしてはやはり、

殿が演技なさるなら、

無視なる態度ではなく、無私なる態度へ。(笑)

 

 

 

撮影中に、スケートしたい~!と思わず叫んだほど、

やはり骨の髄からスケーターな羽生選手は、きっと今も毎日叫んでおられることでしょうけれども、

多くの羽生ファンも、涙を呑んで、銭バトルに巻き込まれながら、無私なる精神で大いに忍耐しておりますので、

殿もしばらくは、滑ることだけは大いに忍耐して、頑張って下さいね!!

 

メイキング動画の最後に、「アイスショーやエキシビション等で、こういう役も演じられるようになったら」などと

なんとも意味深なコメントをされた結弦殿様!

 

「何を言う!我こそが、元祖・殿じゃ!」とばかりに嫉妬丸出しだとかいう(笑)、織田城のお殿様のニュースと、結弦殿様からのフォローコメントはこちら。

ニュース動画 1 http://www.dailymotion.com/video/x48qumw_160505-%E6%AE%BF-%E6%AE%BF%E3%81%AB%E7%89%A9%E7%94%B3%E3%81%99_sport

ニュース記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000138-nksports-ent

 

やはり織田の血筋を引く織田さんは、「殿は何人もいらぬ!」と天下統一に意欲的なのでしょうか。(笑)

織田さんいわく、「羽生君は、殿というよりプリンスでしょ!」だそうですけど、

(→ニュース動画 2 http://www.dailymotion.com/video/x48r1s8_160505-%E6%AE%BF%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%B0%E5%83%95_sport

 織田さんも、プリンス・アイス・ワールドに出ていたのだから、仕方ありません。(笑)

 

きっと羽生藩のお殿様は、プリンスよりもは、絶対キングと呼ばれたいのではないかと。

 

氷上の殿様対決でも、

氷上の忍者対決でも、

氷上のキング対決でも、

氷上のキングコング対決でも、

もうなんでもいいから、是非お好きにどうぞ、頑張って~!

応援しますよ!

 (氷上のキングコング対決、圧勝予感の織田信成さん。

さすがの羽生選手も、これは負けそう… な、織田さんツイッターの過去写真→ https://twitter.com/nobutaro1001/status/452681149555306496/photo/1

 

 

 

いつか、いろんな和装で、羽生選手が氷上に現れて下さる日がくるのかどうか、わかりませんけれども、 

大いに期待しつつ、(笑)

何はさておき、 

今まで以上に「輝ける」そのお姿を拝見できる日を、楽しみにしております!

(くれぐれも無理はなさいませんよう…)

 

 

最後におまけ。

山形県で撮影されたという、このロケ地が、公開になっているそうです。

→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160504-00000003-khks-ent

 

また、この映画で使われた衣装や小物が、こちらは仙台市青葉区で展示中だそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00000011-khks-ent 

 

 

 


羽生結弦選手、突然の映画出演・「仙台の伊達の殿様役」で、ファンの度肝を抜くでござる!

2016-02-05 | 羽生選手が友情出演した映画

 

今シーズンで、最も驚きの 羽生選手関連ニュースです。 (ええ、少なくとも私には。)

 

羽生選手が、世界歴代最高得点を更新しようとも、GPFで3連覇だの全日本で4連覇だのを成し遂げても、そのことについては、私は大喜びはしても、全然驚きませんけれども、

このニュースには、さすがに度肝を抜かれました。

 

羽生結弦選手が、なんと映画に出演していたことが判明いたしました。

「映画出演?! は?!」 と信じられない気持ちで、目を疑ったファンも多いのではないでしょうか。

 

私もてっきり、いつもの「便乗宣伝」か何かかと思いました。 

あ~あ、またか~。今度は何? みたいな。

 

そう。

映画のタイトルはその名も…

 

「 殿! 反則でござる! 」

  

… おっと違った、(笑)

 

正しいタイトルはこちら、

 

「 殿! 利息でござる! 」  だそうです。 (←正しいのはこのタイトルです。)

 

…コメディ調なんでしょうね。このタイトルからして。

  

昨今のフィギュアスケートのチケットの異常争奪状態と、転売市場で、前代未聞のレベルの暴利をむさぼる輩が堂々と暗躍した異常事態に、

「 この~! 姑息でござる!」(怒)と 大いに抗議しながら叫んでいる民衆も多数の一方で、

怒る気力もなく、「 Oh,NO! 嘆息でござる…!」(涙) と嘆いて涙に暮れる民衆も、これまた多数。

 さらには、あまりにも多忙に見えていた殿のお身体を心配して、「 殿! 休息でござる! 」(懇願!)と叫んでいる民もそこここに存在するというのに、

そんな羽生藩の民の惨状や陳情を、知ってか知らずか、殿は休息をとられるどころか、映画出演なさって、こともあろうに利息なんぞをとっておられたとは…  

と、思いきや、

どうやら利息を徴収されるのは、羽生選手が演じる、「殿」の方らしいです、このお話。(笑) … おやおや。

 

映画の公式HPはこちら → www.tono-gozaru.jp

 

羽生選手は、「友情出演」になっています。

 

羽生選手は、250年前に地元・仙台の藩主だった伊達重村役を務めるそうで、

映画は磯田道史・静岡文化芸術大教授の著書「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」が原作。

仙台藩に大金を貸し付け、重い年貢に疲弊する宿場町を救う町民の活躍を描いた話だそう。

 

仙台藩に実在した殿(仙台藩主:伊達重村)の時代の、感動の実話に基づいた話だという、この映画の詳細と、羽生選手を始め、関係者の方々のコメント全文は、

こちら → その1 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160204-00010000-realsound-ent

 

その2 (ページ最後に映画の宣伝動画つき)http://www.cinra.net/news/20160204-tonogozaru

 

 以下、羽生選手のコメントだけの全文です。

「江戸時代の仙台藩を舞台にした映画「殿、利息でござる!」で、伊達の殿様役を頂き、初めて役者として、演技をさせていただきました。

お芝居はスケートとは違って振りが無く、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないのでとても難しく、撮影現場では緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。

撮影は昨年の夏だったのですが、試合のプログラムだけではなくエキシビション、ショー等でも、表現者として今回の貴重な経験を活かすことができたのではないかと思っています。

このお話は実話を元にしているとのことですが、地元宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。

殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました。ぜひ楽しみにしてください。」

 

 は~、ちょっと脱力しちゃったファンも多かったのではないかと思います。

 

羽生藩の結弦殿が「一生懸命」なのは、いつものことですから… ええ、解ってますよ。

かなり「良い話」だとのことですし… 監督自らが泣くほどの。(笑)

 

ただ、私としては、この羽生選手の最後のセリフが、妙に気になります。

「威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップ」 …って、一体、何ですか? (爆笑)

この殿さまは、そういうキャラ設定なのでしょうけれども、

そもそも、「優しさ」と「威風堂々とした姿」は、ギャップ扱いになるのでしょうか? 普通に両立するよね?

…などと余計なツッコミを入れたら、

「無礼者!」と、横からお叱りを受けるのでしょうか。

 

…仕方ないから、「威風堂々とした姿を優しさを兼ね合わせるそのギャップ」の「羽生選手の自分なりの表現」とやらを、楽しみにしておきます! (笑)

 

 私としてはむしろ、この映画の「銭バトル」と、本業のスケートのショートプログラムの振付師「ジェフリー・バトル」さんとの間に存在する、バトル同士の「ギャップの大きさ」について、殿はどう思っていらっしゃるのか伺ってみたいのですが…。

 

…そんな冗談はさておき、

引退後ならまだしも、さすがに現役中での映画出演ともなると、かなり羽生ファンの間でも賛否両論が巻き起こりそうな予感ですね。

 なんであっても、「地元のため」「震災のため」「被災者のため」「○○のため」「~のため」と言われてしまえば、引き受けてしまいそうな、今の結弦殿の、あまりにお人好し過ぎるご様子と、

頼まれればどんな木にもドンドンお登りになるサービス精神はさすがではごザルが、それでも、やりすぎは……でごザル!と申し上げたくなる昨今のご様子に、一抹の不安を感じているファンもそれなりの数いるのではないかと想像されます。

 

昨年の夏前に、何にも知らずに、「仙台の伊達男」だの、「無私が重要」だのとブログに書き込んでいた私としては、本当に何も言えない気分ですけれども…(汗)、

 

殿! これ以上の、フィギュアスケート王国の国境を超えた「芸能国」へのいらない出陣や、不要な御遠征は、できればお控えなさった方がよろしいのでは…! 

羽生藩に、いらない逆風が吹き荒れますぞ~! 

 

と、一応、書いておきます。

 

さて、これが一体いつ撮影されたのかと言えば、記事によれば去年の夏だそうです。

 

思えば、アイスショーの頃にお城が好きだという話を突然していましたし、8月末のNHKのあさイチでも、羽生選手は「お城が好き」って語られていましたので、今思えば、この出演が既に確定していたからだったのだろうな、と思われます。

 

しかし、夏の頃に、anan の撮影に、家庭画報の撮影に続き、映画出演の撮影までしていたと聞けばさすがに、10月のスケートカナダで2位になっちゃったのは仕方がないかな、と思えますね。  

スミマセン。そこは率直な感想です。 

 

何事も、引き受けた場合のアスリートとしての深刻なイメージダウンのリスクというものまでもを、よくお考えになってお引き受けになった方がよろしいかと存じます!

せめて世界選手権が終わってから公表して下されば良かったのにね…! だって公開は5月半ばでしょ? と思いました。

 

しかし、プロデューサーさんの発言を見ると、かなり巧みな話術! (笑) これは乗せられそうだな! 

 

 

この映画の中で、何分ぐらい出演しているのかわかりませんが、全体のリハーサルからいきなり参加して出演した状態のようですから、

ガーナのチョコレートCMの「負けんな!」の、「ちょこっと拡大版」みたいなものだと考えておきましょう。

 

 

感動して、 「…殿! 理想でござる!」(涙) などと、映画を見た羽生藩の民に叫ばせる様な迫真の演技だったら、

その時は改めて取り上げて、大いなる拍手を贈りたいと思いますが…

 

 

殿! その前に、異国の地での、世界の闘いが待ちうけておりますぞ! 

多くの民が、楽しみにしているのは、そちらでござる!   

 

では、本日は これにてご免!(笑)