現在、怪我療養中の羽生選手ですが。
羽生選手が出場する予定になっている、NHK杯の選手たちの記者会見の動画が、NHKから配信され、
そこに、羽生選手がビデオでコメントを出して下さっています。
こちらから、ご覧ください。 → https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=R3I89-xhhTk&app=desktop
NHK杯では、私の当初からの希望通り、織田さんが登場して、進行役を務めてくれるようです。
羽生選手が元気一杯だったら、大喜びだったところですが。
羽生選手は、一番最後のほう、17分過ぎに登場します。
さて、これを見て羽生ファンの皆様はどう思われたか・・・ 一人一人感想は違うかもしれませんが。
私は、一言で言うと・・・
せ、切ない! 切なすぎるよ、羽生選手ーーーーーー!!!!(涙)
なんというか・・・
「殿の出陣を、全力で引き留めようとする家臣」 になりたい気分・・・になっちゃいました。
映像の光の加減の影響等もあるかもしれません。
でも、その様子を見て、個人的な感想では、(顔色悪いな・・・、体調悪そう・・・ 無理して映像に出てくれたんだろうな・・・ まだ痛そうだな・・・ ) と、感じてしまいました。
もちろん、私が映像を見て思っただけで、本当はどうなのか、知りませんが。
直前まで、アミノバイタルのCMやら、DVDでの演技やらを見ていた私には、この羽生選手は、ものすごく辛そうに見えました。
かなり無理して笑顔を作っているように見えます・・・これは。
複雑な心境・・・とわかります。
ということは、相当不安を抱えていらっしゃるのでは・・・いつもの羽生選手じゃないですよね・・・。
いや、確かに今のお顔が拝見できて、様子をうかがい知ることができたのは良かったんですけど・・・。それは有難いんですけれども。
NHK杯も、グランプリシリーズを放送するテレビ朝日も、きっと必死なのでしょう。 羽生選手が出てくれるかどうかは、大きな影響があるのでしょうから。
ニュースでは、「頑張る」みたいなコメントをしたかのように放送されていましたし、もちろん出ることを前提に報道されていますけど・・・。
動画の羽生選手の言葉を、よく聞いてみて下さい。
私の聞き取りが間違っていなければ、こう言っていますよね。
「記者会見場にいる、選手の皆さん。お久しぶりです、羽生結弦です。
NHK杯は本当に緊張する舞台だと思いますし・・・、また、逆に、日本のファンの皆さんから、沢山応援がかかる試合で・・・・・・とても、力強く思える試合だと思います。
・・・僕自身も一生懸命頑張ります。 みんなで、頑張りましょう!」
2文目は特に、迷いながら言葉を選ぶ、羽生選手の苦しい胸の内が見えるようです。
羽生選手は、最後は一応、自分も頑張るとは言っているし、文字だけだと力強そうに見えてしまいますが、映像でのその表情を見て、声色をきくと・・・ 私には・・・うーん・・・(涙)
何より、ファンへのメッセージではありません。
羽生選手が、ファンを意識していないはずがないので、今の段階では、ファン向けのコメントが「出せない」状態なのだろうと私は思いました。
(注:個人的な推測ですが、まだ4週間経っていませんから、当然といえば当然です。)
メッセージは、主に、NHK杯へ出場する、日本選手の皆さんへのエールになっています。
そこから、何を読み取るか。 羽生選手の状態を、どう推測するか。
もう、これ以上は書きません。
羽生選手、どうか無理しないで下さい! そして、どうか元気を出して下さい!!
本当に、多くの羽生ファンが思っていると思いますけど、グランプリシリーズ飛ばしても、全然O.K.ですよ!!
私はグランプリファイナルがすごく好きで、毎年本当に楽しみだけど、今年は出場しないで他選手の誰かに優勝のチャンスをあげちゃうのも、現・王者の優しさってものですよ~!!
実はつい先日、本屋で歩いている時に見つけたカードに、素敵な英語の言葉が書いてあったので、羽生選手と、羽生ファンの皆様に、ここから贈ってみたいと思います。
結構有名な言葉なのかもしれませんが。
物理学の相対性理論で有名な、歴史にその名を刻む天才・アルバート・アインシュタインの言葉です。
「There are only two ways to live your life.
One is as though ”Nothing is a miracle.”
The other is as though "Everything is a miracle."」
「私たちの生き方には、二通りしかない。
一つは、「奇跡なんて、何一つない」かのように、生きること。
もう一つは、「すべてが、奇跡」であるかのように生きる、そんな生き方だ。」
さて、羽生選手は明らかに後者のタイプでしょうね・・・。
アインシュタインによれば、「すべてのことは、奇跡」なのだそうですから、羽生選手の怪我さえも、絶対に、何かの奇跡の始まりなのです!!(笑)
どんな奇跡の始まりなのかは、まだ、誰にもわかりませんが。
一見とんでもない激しい試練に見えても、振り返ってみたら、あれこそが逆に奇跡の始まりだった・・・ あれのおかげで、助かった、みたいなことは、人生によくあると思います。
そういうことを経験した選手も、過去に沢山います!!
そう思うと、楽しみですね!
さ~、 元気だして行きましょう!(笑)
ジャパン・オープン&「カーニバル・オン・アイス」の、スケーターたちの演技を見ました。
織田さんのタンゴはものすごく良い演技だったし、現役に戻ってほしいくらいでした。 プルシェンコ選手は相変わらずの貫録で、(え?怪我してたっけ?)みたいな状態で、もう、コメントできません。さすが羽生選手の憧れの人です。
チャン選手も、かなり演技が柔らかくなったように見え、今までにないような良い演技でした。でも、それ以上に私は、バトルさんの演技には相当引き込まれました。(点数は低かったですが。)
町田選手はますますバレエ的な表現力に磨きをかけたように見えたし、小塚選手もちょっと調子悪かったようですが、表現力がアップしていて滑りがキレイで、みんな素晴らしくて、それぞれ、魅力がアップしていて、おお~、すごいな~と思えて・・・
でも、それらの誰よりも、そのあとに羽生選手の演技を見てしまうと、私にはやはり羽生選手の演技が、もう、ダントツに胸を打つし、強く惹かれてしまうのです。
これはもう、どうしようもないんですよ! いつもそうなんですけど!!
私から見ると、羽生選手の全てが、奇跡みたいなもの!!
ファントムは、練習映像みただけでも鳥肌立ってくるから、本当に困るほど・・・。
この羽生選手の輝きは、しばらく休養したくらいでは、決して失われないと私は思っています!!
むしろ、別の輝きさえも身にまとって、戻ってこられる日が絶対にくるはず!(笑)
今は全然嬉しくないだろうけど、きっといつか、感謝できる日がきます!(笑)
すべての試練を糧にして乗り越えてきた、羽生選手なら、絶対!
羽生選手が出なかったら出なかったで、他の選手に注目が行くようになるものだと思うので、見方を変えれば、やっとチャンスを得られる選手が出てきます。
そうやって初めて、日の目をみる選手もいると思います。
フィギュアスケート全体に、注目がいくチャンスに変わっていくかもしれないし。
王者のお役目は、色々と本当に大変ですね・・・
でも、かつてプルシェンコ選手も、そうやって他選手にチャンスをくれた時期がありました。
そこまで長い怪我療養にはならないことを願いますが、そのプルシェンコ選手と、4年後の五輪でもしっかりと戦いたければ、ぜひとも、今をしっかりと大事にして下さい!
私は、嬉しそうに滑る羽生選手が見たいですから!!(笑)
ぜひとも今こそ、他の健康で元気なスケーターの皆様には、全力で頑張って頂きたいです!(怪我されている方や病気中の方は無理なさらずに。)
村上佳菜子選手は、なんとSPもFPもオペラ座の怪人ですって!! 珍しいですね。 すごいな~、もう!
無良選手のオペラ座のファントムも、なかなか切なくて素敵な印象です!!
町田選手は、今シーズン、なんとフリーに「第九」を使うとか!
SPは「悲恋の極北」 がテーマで、FPは「シンフォニック・スケーティングの極北」 だそうです!(笑)
え?「北極」?白クマ?・・・いやいや、そうじゃなくて、「極」「北」なんですって!
決して、「黄色いクマに対抗した、北の白クマ作戦!」・・・なんていうアホな意味じゃなくって(笑)・・・
「極限にまで達したところ」「極める」って意味ですね。
私が思うに、羽生選手と同じく、良い意味でのサムライ精神をお持ちに見える町田選手はきっと、怪我を負っている相手には刀を向けたりしたくないだろうし、たとえ勝利したとしても、本当に勝負した気にはならないでしょうね。
時代劇だったら、上手く隠していたつもりの羽生サムライの怪我に気がついた途端、刀をすっと引っ込めちゃって、「手負いのお前さんと勝負する気はない。・・・時を改めさせてもらおう。」とか言って帰っちゃうタイプだと、勝手に想像してみます。(注: ただの勝手な想像です!全然違っていたらスミマセン!)
羽生選手は、万全の体調で迎え撃つのが、お互いのためでもある、と私は思います。
・・・というわけで、羽生選手と羽生ファンの皆様への励ましの意味から、こちらの動画を拝借して、ここに貼り付けます。
現在でも現役を続ける、奇跡の復帰を果たした、羽生選手の憧れの天才・プルシェンコ選手の、最新の演技「ザ・ベスト・オブ・プルシェンコ」です。(笑)
いや~もう、このタイトル、何度見ても凄いです。タイトルに自分の名前入りが許されるって・・・!(笑)
音楽きいているだけでも、なんだか懐かしくなっちゃうこのプログラム。
年取るごとに、試練を経るごとに、いい男になっていくようにさえみえるプルシェンコ選手。
羽生選手には、本当に元気を出してもらえたら・・・!!
そして、そんなプルシェンコ選手よりも、羽生選手の演技のほうが、さらに、遥に大好きだと思えてしまう私としては、
羽生選手にも、いつかぜひとも、「ザ・ベスト・オブ・ユヅル・ハニュウ」っていうのをやって頂きたいです!(笑)
どんなものになるのか、心から、楽しみにしつつ・・・!!