「KURBAAN」 ヒンディー映画
サイフ・アリ・カーン、カリーナ・カプール、ヴィヴェック・オベロイ、
オム・プリ、キーロン・ケール、ディア・ミルザ
アメリカの大学教授カリーナは父(クルブーシャン・カルバンダ)の病気で帰国、
デリーの大学で教えていた。
そこで新任のサイフと出会い恋に落ちる二人。
父が回復し、アメリカの大学から復帰を要請する知らせを受け、
カリーナがヒンズー教徒、サイフがモスリムという難問を乗り越え、
サイフは職を辞め結婚してアメリカにわたり二人とも教職に戻る。・・・
冒頭は実生活でも恋人同士の二人らしくラブラブ。
そこから映画は 9.11後のモスリムとヒンディーという宗教問題、テロの問題が
主題となり、趣がころっと変わる。
ネタバレは控えますがこの手の映画は重いものが残る。
キーロン演じるモスリム女性は子供をアメリカの空爆で失っている。
だから、復讐しないと心の安寧が得られないのだという。
そこが日本人には受け入れ難いところ。
彼らには正当な行為なのだろうけど。
ヴィヴェックはかっこいい役でした。
ディアちゃんはすぐ死んでしまいました・・・。
サスペンス映画としてみるとよくできていて面白かった。
ラブラブな音楽もいいです。
余計なお世話ながら、現実でもサイフはモスリムでカリーナはヒンズーだと思うのだけど、
結婚しないのかなあ、無理なのかなあ、スターなら許されるか…・といろいろ妄想しちゃいます。
おふたり、しっかりラブシーンしてました。