HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

 タコの茹で加減が絶妙なので美味しいカルパッチョ風サラダ!

2022-08-13 20:02:54 | グルメ
 今日は魚屋さんに寄って、茹でたてのタコを手に入れてきました。




「タコのカルパッチョ風サラダ」

 イカもタコも好きです。
タコは生で購入する時と茹でたものを買う時があります。
スーパーのタコはシッカリ茹でられて固いですが、魚屋さんは程よく茹でられていて
柔らかくて美味しいです。

だから、カルパッチョ風サラダにして、適度な歯応えで、生よりも美味しい
食感になっています。
いきつけのお魚屋さんなので、信頼して購入。
今回も間違いのないタコでした 
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8月に思う「核兵器禁止・廃棄」を実現させる可能性は?

2022-08-13 18:10:41 | 日記
 8月になると、日本にとっては、「広島・長崎の原爆投下」の歴史を振り返り
「核兵器使用の悲惨さ」と「核兵器禁止・廃棄」という声が上がります。
日本に限らず多くの国からも賛同が得られていますが、核保有国は核兵器を
手放すことなく、「核兵器禁止・廃棄」していません。






それどころか、ロシアのウクライナ侵攻で「核兵器の保持」が国を守るための
力として必要ではないかという議論が出ています。
ソ連崩壊後、ウクライナには核兵器をはじめとしたソ連の軍備が残されました。
なんと当時は、1240発の核弾頭と176発の大陸間弾道ミサイルという、
世界第三位の規模の核兵器を保有してしたそうです。
https://nikkan-spa.jp/1815787
独立後のウクライナに米露から核兵器を放棄するようにという、脅迫に限りなく近い
非常に強い圧力がかかって、無条件に3年間ですべての核兵器を放棄し、代わりに
「米英露はウクライナの領土的統一と国境の不可侵を保証する」という内容の議定書を得ました。
しかし、議定書は国際条約ではないので、それを守る法的義務はなく、今回のロシアの
ウクライナ侵攻を止める力はありませんでした。

もし、ウクライナが核放棄をしなかったらロシアは進行できなかったのではないか、
ロシアが核兵器使用をちらつかせて脅すことはできなかったのではないか、という
思いが世界中に巻き起こりました。
何よりも、国境を越えて侵略することを正当化するロシアという国、台湾の独立を認めず
武力で侵略する野望を隠さない中国、アメリカと対峙し体制を維持するために核兵器を
開発し続ける北朝鮮の前にわれわれは核兵器なしで向き合う覚悟はあるのでしょうか。

ウクライナがNATO加盟する前にロシアが侵攻したのを目の当たりにして、
フィンランドやスエーデンがNATO加盟申請に舵を切ったように、
現在の世界は深刻は対立の時代に突入しました。

どんなに核兵器の被害が悲惨であっても、相手と対立局面では自らの核兵器を
手放そうとはしないでしょう。
核兵器の悲惨さを経験した日本がその悲惨さを伝えても核兵器は無くならない
現実があることをロシアのウクライナ侵攻でわれわれに突きつけられました。


では、「核兵器禁止・廃棄」を実現する方法。可能性はあるのでしょうか?
それはふたつしかない気がします。

1)政治的な対立が世界中からなくなること
政治的な対立がなくなり、敵対することがなくなれば、核兵器を保有する
メリットがなくなります。

2)核兵器を無力化・無効化する方法を開発する
SFのような話ですが、世界中の核兵器が爆発しないようにする、
あるいは使用しても威力を全て打ち消す、ような方法が開発されれば
これも、核兵器を保有するメリットがなくなります。

核兵器を保有するメリットがなくなれば、核兵器を保有する費用負担が
無駄になるので、核兵器は廃棄されることになります。

「核兵器禁止・廃棄」への道のりは遠いですが、個人的には「核兵器の悲惨さ」
を訴えると同時に、「核兵器を保有するメリット」をなくすための
現実的な方法を検討することが必要ではないかと、8月15日を目前にして
感じました 
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