岸田首相がコロナ感染したことがニュースになりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/896551c59836c44247cf65f0b8806fe87ea3bbec
「コロナワクチン が効かないじゃないか!」というコメントがありましたが、
岸田首相がワクチン接種したのが8月12日で、発症したのが20日なので接種後8日目です。
ワクチン接種してブースター効果が出るまで14日かかるので、まだ、ワクチン接種の効果が
得られなかった時期と考えられます。
患者さんにお話ししていますが、
「ワクチンを打ってもすぐ効きません!」
「効くまで2週間かかります!」
ということを岸田首相はご存知なかったのでしょうか?
ワクチンを打ったからと、すぐに旅行に出て、ゴルフをやって感染したのですから
注意が足りなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f000449ecf4a4b890c58d77aeafef4863e85434
もう一つのポイントは、夏休みの旅行に出てコロナ感染したことです。
夏休みやお盆休みなどの人の移動でコロナ感染が広がったということを
岸田首相が自ら示しました。
行動制限のない夏が、コロナ感染の拡大を起こして医療逼迫になっています。
かつて、「Go To トラベルで感染が広がったエビデンスはない」と
政府が強弁したことも今回の岸田首相の夏休みコロナ感染でひっくり返しました。
オミクロン 株になって感染力が増して、わずかに気を許したことでコロナ感染が
起きるようになりました。
また、先日のブログで書いたようにワクチンも絶対的な予防効果を持って
いるわけではありません。
https://blog.goo.ne.jp/halclinic/e/d305b44321fb0d5c58f7f5159889c149
「不織布マスクをつける」「換気をする」「手洗いや消毒を行う」基本は
自分をコロナ感染から守るためには最初から今でも必要なことで変わりはありません