HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

暑くて食欲が落ち気味なので…

2022-08-07 20:23:36 | グルメ
 今日は立秋だそうですが、蒸し暑い1日でした 




「手羽先 手羽元 味を変えて」

鶏肉でタンパク補給を。
手羽先と手羽元は食感が違いますが、味付けも変えて


ごちそうさまでした 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「行動制限のない夏」に思う医療従事者のストレス!

2022-08-07 19:52:27 | 医療
 今年は「行動制限なし」という政府の方針で夏を迎えました。
旅行でや飲食での制限はなく(多少のキャンセルはあるようですが)
観光地だけでなく新潟市にも多くの県外客・帰省客がきています。
いろいろなイベントやお祭りも開催されています。

 その一方でコロナ感染者は急増しており、発熱外来に患者が押し寄せる
だけでなく、病院での感染拡大で診療制限も出ています。

 医療に携わる人にとっては、コロナとの戦いの厳しい夏を迎えています。
ただ、コロナの診療が忙しいだけでなく、多くの医療機関で「自主的な
行動制限」が行われています。
大人数での飲食の禁止などを始め、県外への旅行やイベントへの参加の
制限などいろいろと制限をされています、
明確な制限がなくても、街中へ出ることを自粛している医療スタッフが多いです。

個人的にも、医師会の飲食を伴う交流会、医療情報交換会への出席は
コロナ感染拡大以後は一度もありません。
街中に買い物に出ることも自粛していますし、外食は全くしていません。
たまに家族での食事会も感染拡大すると、規制がかからなくても中止しています。
年1回開催していた外科の同級会はコロナが始まってから中止になって、
今年の開催も中止にすることにしました。

多くの医療スタッフは感染を防ぐために国の方針よりも厳しい規制を
しています。
それでも医療機関でのクラスターがでますが。

コロナ感染が始まって医療スタッフは3年以上に渡って家族も含めた
制限ある生活を続けています。
そんな中で「行動制限なし」ということで出歩く人が増えて、当然の結果として
コロナ感染が増えています、
「発熱外来が逼迫している」「救急外来が逼迫している」「コロナ以外の
通常医療も制限しなければならない」という状況で、「なんで診てくれないんだ!?」と
言われて、医療側の限界を超えた診療を求められても、フラストレーションが
溜まります。
かつて、「医療従事者に感謝」といってブルーインパルスの飛行がありましたが、
現時点では医療に対する負荷を増すだけで、「行動制限」を行わないままで
医療に対する支援を行わない現状に対して、多くの医療従事者はストレスを
募らせています。
なんで自分たちだけが行動制限の我慢を続けなければいけないのか!?
医療は有限であり、どこかで破綻する危機にあります 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする