馬ひでの助

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地名夜話【仁多郡】

2022-08-15 23:50:21 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介
【仁多郡】島根県
にたぐん。
島根県は斜めに細長い形。
その右上の下、出雲中心部の南の地方で山間部に位置し、右隣は鳥取県に南隣は広島県に接する。
この地域は奥出雲と呼ばれ、自治体も奥出雲町が現存する。
「仁多」の由来は2つある。
1、出雲国風土記の記述で、湿った小さな土地」という意味の「爾多志枳(にたしき)小国(をぐに)」
2、「にた」の「丹(に)」がこの地方特有の赤土を意味する、赤土が多いから丹多→仁多
どちらの説もありそうです。
奥出雲といえば、たたら製鉄が盛ん。
ヤマタノオロチ、スサノオノミコトに代表される神話のふるさと。
出雲風土記・日本神話の源流の町と言ってよい。
奥出雲町は、仁多町と横田町が合併した町。
仁多町は東の地域、横田町は西の地域。
有名な国の名勝「鬼の舌震」、奇岩の多い景勝地。
以前紹介したことがあるので今回は省略。
「三成」という地区がある。
我が輩としては「みつなり」と読みたくなるが、「みなり」が正解。
3つの沢が埋まって成るというのが由来。
古代では三沢郷と呼ばれた。
斐川の源流の船通山があり、神話の源流の山でもある。
神話に登場する稲田姫の稲田は横田町稲田が由来。
三成も横田もJRの駅名には出雲が付く。
出雲横田駅、出雲三成駅。
それぞれ、別の地域の地名と区別するためだ。
横田駅は千葉県久留里線の横田。
久留里線といえば、車両に扇風機があった。まだこのような車両走ってるかな?
先頃発表されたJR東日本の赤字路線に久留里線があった。
首都圏の中心に近いのに赤字とは?
出雲三成駅に関しては他に三成駅が見当たらない。
じゃぁ、どこと区別したのか?
地名を調べると尾道市に三成があった。
もしかしたら鉄道があったのか?
廃線検索すると
尾道鉄道というのを見つけた。
三成駅がありました。
こちらも「みなり」と読む。
読みも漢字も一緒だとややこしい。
仁多、いや似た駅名は間違いのもと、
そこで出雲三成駅としたわけです。
いやぁ、この尾道鉄道の三成駅を発見した時は、仁多り(にたり)!としましたよ
ちなみに尾道市の三成は「銀の道」
石見銀山と瀬戸内海を結ぶ出雲街道の町なのです。
残念ながら、このルートは奥出雲町の三成は通らない。
いずれにせよ、
銀の道、いつか歩いてみるなり
て、無理だろうな…
明後日に続く
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
お盆です。
例によって今年も母と2人だけの静かなお盆。
どこにも行きたくないし、誰も来てほしくないから、これでいいのだ。
月曜日なので母はディサービスへ。
祝日もお盆も関係なく営業してくれるので感謝感謝です。
母の留守中に墓地へ。
大概の人は昨日までに参ってるので本日は閑散としてます。
密じゃないのが嬉しい。
父の墓、父方の祖父母の墓、母方の祖父母の墓の順に巡る。
父の墓に花が供えられてた。
岐阜のいとこの子供だと思う。
ホントに申し訳ない。
夏場ということで、
墓の周りの草がよく伸びてる
一句作った
夏草や
ご先祖様の
招きかな
合掌!
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
近江高校、
二刀流の山田選手!
ホントに恐るべし
凄い選手ですわ
馬《●▲●》助ヒヒーン♪

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