![ハンドルを固定しているボルトを外す](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/43/0b9dc00cdaafcef1652bd8a94bfb3ec0.jpg)
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円柱を斜めに切ったような部品とボルトで構成されている。黒い三角形の部品は「引き上げ臼」というそうだ。
ボルトを締めこんでいくと,引き上げ臼が外側にずれていき,フロントフォーク内のパイプにがっちり固定される仕組みである。誰が考えたかしらないがよくできた仕組みである。
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今回の作業に使う道具である。
上は36ミリまで対応できるモンキーレンチ。
下は今回特注(例によって無理矢理頼み込みただで)したレンチ。厚さ6ミリの鉄板端材に36ミリの四角い切り欠きを入れてある。昆虫の触角か,高圧電気を発する防犯グッズのように見える。
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上玉押しを特注レンチで固定し,ロックナットをモンキーレンチで外す。
上玉押しは薄いので,モンキーレンチが使えない。そこで特注レンチが必要となった訳である。
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スペーサー2枚を取り除き,上玉押しを外す。
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ベアリングはBBと同じでリテーナー式のベアリングである。おかげでぼろぼろ落ちることはない。
グリスが古いようなので灯油でクリーニング
後,新しいグリスを注油する。
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こちらもクリーニングする。
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はみ出るくらいグリスを着けた下わんの様子。
黒いのはもともとのグリスの色。
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上玉押しとロックナットの締めあわせに注意を要する。
緩いとハンドルががたがたで,固いとハンドルが回らない。
次回はいよいよハンドル本体に手を着ける。