たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

DAHON インパルス改造 その15 「ハンドルステムを外し,ヘッドセットのグリスアップ」

2010年08月24日 | DAHON インパルス改造 18段化
ハンドルを固定しているボルトを外すハンドルを固定しているボルトを薄型レンチで回す。ボルトはハンドル折り畳みヒンジの部分にある。 










ハンドルを引っこ抜くとこんな仕組みになっている。
円柱を斜めに切ったような部品とボルトで構成されている。黒い三角形の部品は「引き上げ臼」というそうだ。
ボルトを締めこんでいくと,引き上げ臼が外側にずれていき,フロントフォーク内のパイプにがっちり固定される仕組みである。誰が考えたかしらないがよくできた仕組みである。


今回の作業に使う道具である。
上は36ミリまで対応できるモンキーレンチ。
下は今回特注(例によって無理矢理頼み込みただで)したレンチ。厚さ6ミリの鉄板端材に36ミリの四角い切り欠きを入れてある。昆虫の触角か,高圧電気を発する防犯グッズのように見える。




上玉押しを特注レンチで固定し,ロックナットをモンキーレンチで外す。
上玉押しは薄いので,モンキーレンチが使えない。そこで特注レンチが必要となった訳である。





スペーサー2枚を取り除き,上玉押しを外す。








上玉押しを外すとフロントフォークを抜くことができる。
ベアリングはBBと同じでリテーナー式のベアリングである。おかげでぼろぼろ落ちることはない。

グリスが古いようなので灯油でクリーニング
後,新しいグリスを注油する。


フロントフォークに付随する下わんのベアリングの様子。

こちらもクリーニングする。








はみ出るくらいグリスを着けた下わんの様子。
黒いのはもともとのグリスの色。








上わんもグリスアップし,先ほどとは逆の手順で部品を組んでいく。

上玉押しとロックナットの締めあわせに注意を要する。

緩いとハンドルががたがたで,固いとハンドルが回らない。



次回はいよいよハンドル本体に手を着ける。
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DAHON インパルス改造 その14 「FDアウターケーブル受けを自作する」

2010年08月22日 | DAHON インパルス改造 18段化
FDを無事に仮付けしたものの,FDのアウターケーブル受けのことを考えていなかった。DAHON改造者はセンタースタンド取り付けボルトに自作アウター受けを付けるなど工夫している。
幸いに「DORA」のFDブラケットにはアウター受けが付いているのそんなに手間はかからないと思っていた。


左:インナーケーブル取り付けボルト(上の○部分)とアウターケーブル受け(下の○部分)遠い上に,急角度になっている。56Tリングに対応させるためにFDを後ろ側にセットしたためである。これでは使えない。仮に使えたとしてもケーブルに大きな負担がかかることになる。
HCに適当な材料を探しに出かけた。
右:手に入れた材料。左2点は同じもの。「片サドルバンド(28㎜)」という商品で5個入り265円。右の四角いのは「角座金(100×100×9)」という建築用資材である。こちらは145円。自転車専用部品に比べれば驚くほど安い。


左:片サドルバンドをハンマーで叩いて直径41ミリの円に近づける。ガイドは道ばたのガードレールパイプでも良かったが,器物損壊に発展するとまずいのでHCをあさる。みつけたのが左手に持っている資材。建築用現場で使われるパイプ足場の脚ベース部分。これをガイドに使うことにする。直径は約40ミリで丁度手頃である。そして値段はなんとたったの242円。安い。
右:基礎加工の済んだ部品。サドルバンドはぴったりサイズではないが,ネジで締めこめばなんとかなる。角座金から金鋸で切り出した部品。使うのは「L」型の小さなものだけである。20ミリ角に切り,10ミリ角の部分を切り取る。すべて金鋸で切ったら疲れた。


左:切断と穴開け加工の済んだサドルバンド2点。右はアウターケーブル受けの心臓部。見えている穴はサドルバンドに取り付けるための穴。「L」字下辺にはお得意のタップ作業で5ミリのネジを切ってある。
右:塗装し,ネジを取り付けて完成。右の黒いのは「マイクロアジャスターボルト」である。これを取り付けるためにわざわざ5ミリネジを切ったのである。シフター部分でなく,FD近くでワイヤーケーブルのテンション調整が可能となった。
しかし,もとの部品を知っているだけにどうしてもパイプ用部品に見えてしまう。「外見よりも機能優先だ」と無理矢理納得して作業終了。

追加画像:シートチューブに取り付けた状況。

さあ,次はいよいよケーブルを張り回しだ。でも,その前にキックボードのハンドルに見えてしまうハンドルを何とかしたい。
コメント (3)
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とても同じ植物とは思えない「イタビカズラ」

2010年08月21日 | 花の暦


写真の植物は「イタビカズラ」という。石垣やコンクリートブロックなどの壁面に気根を張り付かせて生長する野生植物である。最近,その特性に注目し,カバープラントとしても積極的に利用されるようになった。
緑色の果実がなっているのがおわかりだろうか?イチジクにそっくりである。それもそのはずクワ科イチジク属の植物である。暗紫色に熟した実は食べることができる。
さて,下は実を付けるにいたらない幼樹の写真である。とても同じ植物とは思えない。


左:葉の大きさは1センチにも満たない。ただ石垣に張り付いているだけである。
右:石垣を離れて茎が立ち上がってきている。これがさらに生長すると冒頭の写真のように果実をつけるようになる。

わたしも最初は全然別な植物だと思っていたが,最近になり同じ植物だと知って驚いた。何のきっかけで壁面から立ち上がり巨大化するのだろうか?植物の生長ホルモンが関係しているは間違いないだろうが不思議なメカニズムである。
イタビカズラを見ていて,テレビのウルトラマンシリーズで怪獣が突然巨大化するシーンを思い浮かべてしまった。

最近の驚きの報告でした。
(撮影場所:姶良市白浜付近のチャリ通勤路沿い)

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DAHON インパルス改造 その13 「とりあえずFDを付けてみる」

2010年08月19日 | DAHON インパルス改造 18段化
ボトムブラケットを交換し,クランクの取り付けが終了した。チェーンラインの確認はひとまずおいて,フロントディレイラーの取り付けを行う。
DAHONのシートチューブの直径は約39㎜もある。そのために通常のバンド式FDは取り付けできない。シートチューブ径に対応できるFDマウントと直付FDを調達した。

                                          
左:金澤輪業が販売している小径車用FDマウント「DORA」である。わっかはBB用のスペーサー。事前に取り付け可能かをメールで確認済み。台湾製とはいえ5250円は少々お高い。
右:シマノTiagraの直付FD-4500。新品をヤフオクで手に入れる。ネットショップなら確実に手にはいるが送料が高い。オークションの場合はメール便で送ってもらえば送料が格段に安くなる。選んだ理由は56T対応では一番安かったから。SORAは56Tに対応していないようである。見た目は同じでもディレイラーのR部分が違うのだろう。


左:とりあえず2点を取り付ける。裏側から見た状況。リアブレーキケーブルガイドが邪魔になりそう。
右:チェーンリング側から見た様子。56Tリングが大きいのでマウントの一番高い位置にFDをセットした。しかし案の定,FDの位置が低すぎて,アウターリングに当たってしまう。


左:ケーブルガイドよりも上に付けてみた。今度はチェーンリングから離れすぎている。
右:仕方ないのでケーブルガイドを半分ほど削ることにした。


左:削った後の取り付け状態。
右:チェーンリング側の様子。これなら丁度良さそうである。だが,この時点ではまだFDのバネの強さを理解していなかった。最終的にはケーブルガイドはすべて除去することになったのである。
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台所の蛇口を交換する

2010年08月18日 | 日記


左:台所の蛇口パイプから噴水のように水が噴き出す。パイプが腐食し,ピンホールが開いたようだ。しばらくはビニールテープを貼ってしのいでいたが,交換することにした。
右:今回使用したパイプレンチ。


左:レンチで根元のネジをゆるめて取り外す。
右:取り外した蛇口パイプ。


左:腐食部分の拡大。パッキンが緩んで少しずつ水漏れしていたのを放置していた結果と思われる。早めの対策が肝心。
右:新しいパイプ。2600円近くと思いの外,高かった。


取り付けた状態。水漏れがないことを確認し,取り付け完了。

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