たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

ミヤタの軽快車をいじる(その3 完成する)

2010年12月31日 | 日記

ベアリングの不具合をいかさまテクニックで誤魔化して完成した車体である。

グリップはレボシフト用のハーフの新品を装着する。歯車がすり減っていて変速に支障のあったレボシフターは部品取り用の車体(軒下にある27インチ。邪魔になるとの声あり)から取り外した中古品。塗装がはげているが機能上は問題なし。

前かごはHCで購入した新品。

車体はメーカーシールを剥がした後に再塗装した。少しさびしい。

チェーンカバーも同様に再塗装済み。メッキが剥げて錆びたクランクだけはいかんともしがたく,錆を落とした後,クリア塗装でさび止めとした。

フロントハブには内装ダイナモがあり,ライトを装着できるのだが,夜間走行の予定がないのでライトは省略した。

巻き込み防止のスカートガードとフェンダーは中古品。

内装3段変速機付近も元通り組み立てる。うまく変速できるようにワイヤーの長さの調整が必要だった。

後輪ハブ軸には,チェーン引き,スタンド,フェンダーステー,荷台ステーなどをボルトで固定する。順番を間違えて2回ほどやり直した。

前ブレーキはHCで購入した新品と取り替えた。

もとは「ワンキー,ツーロック」という仕組みで,後輪の鍵をかけるとハンドルもロックされるようになっていた。ハンドルロック機能が壊れてしまっていたので,後輪のみの鍵に取り替えた。

新品とまでは行かなくとも,そこそこの状態になった。素材が格安自転車だったらこうはいかなかった。
格安自転車がなぜ安いかというと,それなりに安い部品を使っているからである。塗装やメッキの技術が低くのですぐに錆びる。ステンレスワイヤーは高いので,ブレーキワイヤーはスチール製を使っている。ようするに2~3年で使い捨てられることを前提に作られているのである。
放置自転車が多いという問題の根幹は安い自転車を大量に販売しているところにありそうだ。盗んでも,盗まれてもあるいは乗り捨てても惜しくない自転車が多すぎるのである。

今年の記事はこれでおしまい。おつきあい下さいましたみなさん,ありがとうございます。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪が積もった

2010年12月31日 | 日記
昨日のしぐれが夜中に雪に変わり,今年初めての積雪。天気予報が見事にあたった。昼から車で帰省の予定だが道中が気にかかる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤタの軽快車をいじる(その2 開けたら怖くてそこそこに修理する)

2010年12月29日 | 日記

まずは邪魔になるチェーンを外す。コネクティングピンというか駒が付いているのでマイナスドライバーで簡単に外せた。ほこりにまみれて汚れているが,錆びていないのでクリーニングすれば使用できそうである。


次にハンドルを引き抜いてみた。あらー,やっぱり錆びだらけ。でもクリーニングすれば大丈夫。


お次はクランクを外し,ボトムブラケットを開けてみた。グリースがほとんど残っておらず鉄錆ともグリースの残骸とも知れない茶色の物質に覆われている。ここから段々怖くなる。

左わん,ロックリング,ボトムブラケット軸,ベアリングを取り出す。不思議なことにリテーナー(ベアリングを保持している輪っか)から外れるはずのないベアリングがぼろぼろと外れるではないか。

ベアリングを綺麗にしてみた。ベアリングの表面はあばた状に傷んでいる。驚いたことに1個は3分の1ほど欠けて(すり減って)いる。

ボトムブラケット軸を見てみる。こちらもベアリングが当たる部分が虫食い状に傷んでいる。

リテーナーからベアリングが外れてしまった原因を考えてみた。ベアリングがすり減ってしまった。あるいはリテーナーの爪が広がってベアリングを保持できなくなった。一番良いのはリテーナーごとベアリングを交換することだが,すぐには手に入らない。
とりあえずベアリングをはめてBB軸とあわせてみた(注:実際の取り付け方向とは逆である)。
すると,ベアリングではなくリテーナーの爪がBB軸に当たっていることが判明した。写真でわかるとおりベアリングが浮いている。

代替部品がすぐに手に入らないので,次善の策を考えた。ひらめく。リテーナーの爪を内側に曲げてやればよいのである。きつくしすぎるとベアリングが回らない。かといって緩いとBB軸に爪が当たりベアリングも落ちてしまう。何度か調整しできあがった。ベアリングがちゃんとBB軸に当たっている。クランク付近はこれでよしとしよう。3分の1ほどすり減ったベアリングも交換しないままむりやりはめこんだけど,大丈夫だろうか?

最後に(唐突に最後である)後輪のハブ軸ベアリングを見てみる。詳細に見るとさきほどと同様に怖くなるのでさらっと見るだけにした。でも内装3段変速機部分まで開けてしまった。複雑な仕組みである。黒い専用グリースに包まれている。専用グリースがないので,色だけは似ているモリブテングリースを補充して早々にナットを締める。前輪ハブは内装ダイナモが入っていて複雑そうなので開けるのを断念した。


何年も駆動系のメンテナンスをしないとベアリングもすり減り大変なことになることを実感した。
次回はいよいよ完成報告。BBの様子は気になるが,あと4年ほど動けば良い。手に入れられる交換部品を組み付けてとりあえず完成を目指す。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤタの軽快車をいじる(その1 現状の写真)

2010年12月28日 | 日記

息子が中学時代から高校時代まで使っていたミヤタの内装3段式の26インチ軽快車。もう乗らなくなったので処分すれば,の声もあった。なんでも簡単には捨てきれないオヤジである。
職場で使っている共用自転車が見るに堪えない状況になっていたので,ミヤタ号を整備し共用自転車として提供することにした。

遠目にはこのままでも行けそうな感じ。

 

前かご。さびはともかく扱いが乱暴で変形している。この自転車は自損事故であちこち部品を交換した。前輪スポークに始まり,前輪リムそして最後にはフロントフォークまで交換したのである。

フロントフェンダー。ここも錆+変形。


シマノのレボシフター3速。合成樹脂の歯車がすり減り,戻りが悪い。これも要交換だ。



内装変速機がこの中に隠されている。


後輪ブレーキ回り。錆がいっぱい。

同じくスタンドの様子。


フロントフェンダー取付部分。

フロントブレーキ付近。この写真ではよくわからないがブレーキ本体が曲がっている。上から見ると平行なはずのブレーキシューが前後にずれている。要交換。


ベアリングがガラガラで壊れそうなペダル。

 

購入後7年間,一度も本格的なメンテナンスをしたことがない自転車の駆動系がどのようなありさまになっていたかは次回。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バニーキャット

2010年12月25日 | 日記

我が家の年賀状作りは作業分担が決められている。
文面は妻が筆で書き,それを私がスキャナーに取り込み修正後印刷する。
写真その他の画像も私が担当だ。

来年の干支が「ウサギ」だということで,白い愛猫「ハク」に期待が寄せられる。安直な発想でハクをウサギに変身させようということになった。
100円ショップの宴会グッズコーナーで妻がバニーガールの耳を買ってきた。早速にハクにかぶせて見たらサイズが合わないうえに逃げ出してしまい写真どころではない。
こうなれば合成写真しかない。

正面を向いている手頃な写真を素材とすることにした。食事中のお気に入り場所であるレンジの上に乗っている写真があった。

 

次に合成するバニーの耳を撮影する。

写真加工ソフト(雑誌の付録)でサイズ調整を行い,PC付属のペイントでつなぎの部分を修正する。
澄まし顔に大きな耳を付けた「バニーキャット」ができあがった。本人(ハク)には可哀想な写真だけど,猫だから気にはしていない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする