早掘りタケノコの出荷が始まっています。芽が地表面に出るか出ないかのタケノコを探すのは大変です。うちの竹山は地下茎が密に走っているため俗にいう「地割れ掘り」が難しいです。地表面のわずかな変化を読み取り,怪しいところの表面を削って探します。
紛らわしいのはミミズの糞塚とモグラ穴の盛り上がりです。ミミズの糞は1㎝ほどのコロコロした塊が集まっています。色が黒っぽいので最近は見分けがつくようになりました。モグラ穴は土が割れているのでタケノコが大きくなって割れたようにみえます。しかし掘ると空洞を発見しがっかりです。
早掘りタケノコはまだまだ出現数が少ないので,探しながら掘っていては効率が悪いです。あらかじめ探して目印をつけておき一挙に掘り上げるということにしています。これまでは竹の枝をさして目印にしていましたが,背景の色と同化して遠目からは視認しづらいです。そこで見えやすい目印の串を作ることにしました。
製紙用チップに出荷した残りの竹を長さ45㎝に切ります。
1~1.5㎝幅に割り一端をとがらせます。
スプレー塗料で目立つように塗装しました。
視認性を確かめます。いまいちですね。何か別の手を考えねば。
ひらめきました!!冬になると道路わきにおいてある融雪剤の目印のテープです。蛍光ピンクで遠くからでも目立ちます。ネットで探すとマーキングテープという商品がありました。幅は30mmで長さは50mもあります。1本400円程度でした。スプレー塗料塗らなくてもよかった。後悔。
頭部に穴を開けてテープを通し一重に結んで完成です。
再度視認性を確認。遠くからでもしっかり見えます。3か所にタケノコが生えています。今の時期はこんなものです。
持ち運び用の筒も作りました。廃材の雨樋とAGFのインスタントコーヒーの蓋を使いました。
蓋の内側の突起は削ります。
エポキシ接着剤とビス2本で底部となるコーヒーの蓋を固定しました。持ち運ぶためのひもをつけて完成です。14~16本入ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます