たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

今年はうまく咲いたカトレア

2011年01月10日 | 花の暦

昨年は失敗したカトレアが今年は綺麗に咲いてくれた。昨年より少し早めの開花である。つぼみがシース(=さや。つぼみを包む鞘状の部分)から出てから環境を変えると花がうまく咲いてくれない性質がある。そこで今年はつぼみがシースから出る前に職場に持ち込んだ。3つのつぼみが全部開花してくれた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枇杷の花とシャコバサボテン

2011年01月08日 | 花の暦

正月に帰省したとき,近所に枇杷の花が咲いていた。大晦日から鹿児島は雪が積もる寒い時期である。
よく見ると薄茶色のつぼみには綿毛のようなものがたくさん付いている。寒さから身を守る仕組みになっているらしい。花は白く小さい。こんな寒い時期に受粉の手伝いをする昆虫がいるのだろうか?しばらく眺めていたが虫の気配はしない。寒くなったのであきらめて部屋にはいった。
花が終わると害虫や病気から実を守るために白い袋が懸けられる。たくさんの袋が懸けられた枇杷の木を遠くから眺めると一斉に白い花が咲いたようである。

実家にあるシャコバサボテンの鉢植え。四半世紀前に私たち夫婦の結婚記念の引き出物として出席者に配った鉢植えである。その時の出席者から,まだちゃんと育てているよと言われることがある。とても嬉しい言葉である。残念ながら我が家の鉢植えはとうに枯れてしまった。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

混沌の部屋の冬支度

2010年12月07日 | 花の暦

霜がいつ降りるか心配していたが,今年はまだ例年と比べて暖かい。寒さに弱い庭の植物をようやく部屋に取り入れた。これでますます部屋が狭くなり混沌の様相を呈する。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘツカランとヒイラギモクセイ

2010年11月19日 | 花の暦

ヘツカランが咲いている。洋ランのシンビジュームに似た花だと思う人が多いことだろう。洋ランと一口にくくられるランの中にはアジアを中心に分布するものが多い。シンビジュームもそのうちの一つでアジア一帯に分布する。
ヘツカランもシンビジュームの一種で漢字では「辺塚蘭」と書く。「辺塚」は鹿児島県の大隅半島の地名である。同じ蘭は台湾まで分布している。香りはほとんどない。

こちらはほのかな香りがある「ヒイラギモクセイ」である。

柊と同じように葉にとげがある。キンモクセイに比べて花数や香りははるかに少ない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大隅南回りコースを自転車で走行中に出会った植物

2010年10月18日 | 花の暦
10月15日に走った大隅南回りコースで出会った植物たちを紹介する。かのやばら園の閉園時間に間に合わなかったのは自転車を停めて植物を撮影したためである。
使用したカメラはコンパクトデジカメ。オートフォーカス機能ではピント合わせが難しい。そのうえに風で花がゆれる。てぶれではなく,被写体揺れで何度も撮り直す。ピンぼけ,ぶれ写真もあるが,我慢してしばし秋の自然をご覧下さい。花の名前は帰宅後図鑑で調べたが間違いがあるかもしれない。


ゆり科 ホトトギス なんといっても今の時期の花。紫の斑点が鳥のホトトギスに似ていることから。


いね科 エノコログサ(ネコジャラシ)
  いかにも猫がじゃれそうな花。                                        


いね科 ススキ 
これでも秋の七草のひとつである。


いね科 チカラシバ 
田舎の小道で,長く延びた茎を結んでわっかを作り人が足を取られるようないたずらをしたことを思い出す。


うり科 カラスウリ 
朱色に熟した実が美しい。実を集めて投げっこをして遊んでいた。


おみなえし科 オトコエシ 
里山が減りこの手の花が少なくなっているらしい。黄色いオミナエシは園芸店で売られていることがある。


きく科 セイタカアワダチソウ 
荒れ地や土手でよく見かける。ひと頃花粉症の元凶のようにいわれていたが,実際にはそうでもないらしい。


きく科 ヒメシオン 
シオンは紫苑。エルサレムのシオンとは関係ない。


きく科 ヨメナ
 ヨメナは嫁菜。食べられる。「ヨメナの歌」というのを小学校で習ったが,記憶のかなた。


きく科 ヨモギ 
草餅によく使われる。これでも花。


くまつづら科 クサギ 
白い花,うす赤の萼,青紫の実が美しい。葉をちぎると嫌な臭いがする。熱を加えると消えるので若葉を山菜として食べるところが多い。


ごまのはぐさ科 コシオガマ?
 初めて見る花である。


しそ科 ミゾコウジュ?
 完全にピンボケ 


しょうが科 ショウガ 
野生ではなく栽培種。根っこを知っていても花を知らない人は多い。


たで科 イタドリ 
若い茎は食べられる。葉っぱが打ち身などの痛み取りに使われたらしいのでイタドリ。


たで科 イヌタデ?
 似たようなタデがあって区別が難しい。紅白の花をままごとで「あかまんま=赤飯」として遊んだらしい。


たで科 サナエタデ?
 上と似ているが少し違うようだ。


たで科 ソバ 
畑で栽培していたものが逃げ出したらしい。


たで科 ママコノシリヌグイ 
なんとも怖い名前の花。児童虐待を連想する。実物を見るとわかるが,葉と茎にとげが付いている。これで尻を拭かれたらたまりません。


たで科 ミズヒキ
 細い花茎にうす赤の花が付いている。赤の水引に似ている。 


たで科 ミヤマミゾソバ? 


ひめのぼたん科 ヒメノボタン 
こちらは草丈30センチほど。園芸種のノボタンは外来種。


ふうろそう科 ゲンノショウコ 
民間薬の下痢止めとして知られる。ゲンノショウコは「現の証拠」で効果抜群?昔,乾燥したものを牛の下痢止めに保管していたような気がする。

ぶな科 シバグリ 
まだ実が入ったいがが残っている。時期的には遅いほうだ。


まめ科 クズの実
 紫の花が終わるとこんな豆が成る。


まめ科 ヌスビトハギの花
 完全にぼけている。雰囲気だけ見て。


まめ科 ヌスビトハギの実 熟した実は衣服にくっついて分布範囲を広げる。


まめ科 ハギ 
秋の七草のひとつ。時期は遅いがまだ花が残っていた。


みかん科 カラズザンショウの実
 黒く光るつぶつぶがキャビアを思わせる。でも多分食べられない。


ゆり科 タカサゴユリ
 栽培種が野生化している。百合の中ではもっとも遅く花を咲かせるが花期は7月くらい。完全に時期はずれ。


ゆきのした科 アジサイ
 こちらも時期はずれ。もう,というかまだ秋です。


ながながとご覧頂きありがとうございました。コースを走る際には自然の草花も楽しんでください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする