昨年は失敗したカトレアが今年は綺麗に咲いてくれた。昨年より少し早めの開花である。つぼみがシース(=さや。つぼみを包む鞘状の部分)から出てから環境を変えると花がうまく咲いてくれない性質がある。そこで今年はつぼみがシースから出る前に職場に持ち込んだ。3つのつぼみが全部開花してくれた。
昨年は失敗したカトレアが今年は綺麗に咲いてくれた。昨年より少し早めの開花である。つぼみがシース(=さや。つぼみを包む鞘状の部分)から出てから環境を変えると花がうまく咲いてくれない性質がある。そこで今年はつぼみがシースから出る前に職場に持ち込んだ。3つのつぼみが全部開花してくれた。
正月に帰省したとき,近所に枇杷の花が咲いていた。大晦日から鹿児島は雪が積もる寒い時期である。
よく見ると薄茶色のつぼみには綿毛のようなものがたくさん付いている。寒さから身を守る仕組みになっているらしい。花は白く小さい。こんな寒い時期に受粉の手伝いをする昆虫がいるのだろうか?しばらく眺めていたが虫の気配はしない。寒くなったのであきらめて部屋にはいった。
花が終わると害虫や病気から実を守るために白い袋が懸けられる。たくさんの袋が懸けられた枇杷の木を遠くから眺めると一斉に白い花が咲いたようである。
実家にあるシャコバサボテンの鉢植え。四半世紀前に私たち夫婦の結婚記念の引き出物として出席者に配った鉢植えである。その時の出席者から,まだちゃんと育てているよと言われることがある。とても嬉しい言葉である。残念ながら我が家の鉢植えはとうに枯れてしまった。
霜がいつ降りるか心配していたが,今年はまだ例年と比べて暖かい。寒さに弱い庭の植物をようやく部屋に取り入れた。これでますます部屋が狭くなり混沌の様相を呈する。
ヘツカランが咲いている。洋ランのシンビジュームに似た花だと思う人が多いことだろう。洋ランと一口にくくられるランの中にはアジアを中心に分布するものが多い。シンビジュームもそのうちの一つでアジア一帯に分布する。
ヘツカランもシンビジュームの一種で漢字では「辺塚蘭」と書く。「辺塚」は鹿児島県の大隅半島の地名である。同じ蘭は台湾まで分布している。香りはほとんどない。
こちらはほのかな香りがある「ヒイラギモクセイ」である。
柊と同じように葉にとげがある。キンモクセイに比べて花数や香りははるかに少ない。