時系列はこれまでの記事を遡る。フレームだけになる以前の状況である。
左:オリジナルのクランクとチェーンリングの状況。樹脂製のバッシュガードが附属している。バッシュとは「bash(叩く)」という意味で,ガードはチェーンリングの破損を防止する部品である。
右:まずはチェーンカッターでチェーンを取り外す。
左:ボルトのカバーをドライバーで外した後,クランクを留めてあるボルトをボックスレンチで回して取り外す。
右:ボルトを外しただけではクランクは抜けない。クランク軸がテーパー状となっており,しっかり食い込んでいる。クランク抜きという道具を使う。クランク抜きの下のボルトをクランクにねじ込む。
左:根元までねじ込んだら,上部のボルトをぐいぐいねじ込んでいく。
右:クランクが外れた。真ん中の小さな部品がクランク抜き。チェーンリングとクランクが一体になっており,チェーンリングのみの交換は不可能な作りである。
クランクの刻印「170」はクランク長で「L」は「レフト」のことだろう。数字の「4」は不明。これ以外何の表示もなかった。