段ボールに入れて運んだ荷物が片づき,食品の買い出しが済んだ翌日(4月24日),村内のサイクリングに出かけました。行き先は船越海岸です。
荷物が片づいた時に妻は「さぁ,今から仕事に専念できるね」といいました。
オヤジは「さぁ,今から何して遊ぼうかな?」とつぶやきました。荷物の片づけ以外にやることは残っています。例えば前の職場や知人への転居通知葉書。でも,こんなことに貴重な晴れの休日を費やするのはもったいないです。
少々あきれ顔の妻を家に残し,1月以上ぶりに自転車にまたがりました。
すぐ近くにある湯湾の港です。釣りを楽しむ人が居ます。ほとんどが近くのばあちゃん達です。お金がかからない余暇の過ごし方です。ほとんど毎日同じ顔ぶれです。早い人は午前1時から竿を出すそうです。いったいいつ寝るのでしょう?
港を後にして西に進みます。ガードレールに立てられている細い木の棒。これは一体何でしょう?鹿児島の人なら知っていると思いますが,「ハブの用心棒」です。国内で最強の毒蛇であるハブは鹿児島県奄美と沖縄県に生息しています。道路を歩いていてハブに出会ったらこの用心棒で撃退します。多いところでは百メートルおきに置いてあります。目立つように柄の部分が赤く塗られるたり,赤いテープがまかれています。
芦検地区には松の木に大きな鉄製のはしごがありました。何だろうと考えていたら以前テレビで紹介されていたことを思い出しました。魚の群れを探す物見台です。見張り役が上に登って魚の群れがやってくるのを見張っています。群れを発見すると見張り役は下で待っている船に連絡して魚を捕りにいくという漁法らしいです。今もやっているかは不明です。
黒マグロの養魚いけすです。宇検村では黒マグロの養殖をやっている会社が2つあるそうです。丸い大きないけすではマグロが泳ぎ回っているらしい。
野生のクワの実です。暗紫色に熟れた実はとても甘いです。童謡「赤とんぼ」に詠われたクワの実ですが,今ととては食べるこどもはいません。
これは野いちごです。オヤジのふるさとにもありました。
野いちごのアップです。
これは野生の百合です。島内の海岸沿いに生えています。これが改良されてテッポウユリが誕生しました。
宇検村宇検にある車エビの養殖場です。入り江を一つ仕切って養殖場を作っています。
本日の終点,船越海岸の海水浴場です。南島のイメージとして白い砂浜がありますが,奄美大島では砂浜のある海水浴場はそんなに多くありません。
砂浜に降りてみました。漂着ゴミが多いことに驚きました。夏までにはきれいになるのでしょう。ここからもときた道を引き返します。
出発した湯湾の港です。ちょうど魚が釣れたようです。
クーラーの中を見せて貰いました。アジが見えます。下側にいるのはメアジらしいです。切り身になっているのはボラです。
1月以上ぶりの自転車行でした。
本日の走行距離33,6㎞。走行時間1時間43分でした。
次は逆方向に走る予定です。