たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

宇検村の宇検まで行く

2011年04月30日 | 日記

段ボールに入れて運んだ荷物が片づき,食品の買い出しが済んだ翌日(4月24日),村内のサイクリングに出かけました。行き先は船越海岸です。
荷物が片づいた時に妻は「さぁ,今から仕事に専念できるね」といいました。
オヤジは「さぁ,今から何して遊ぼうかな?」とつぶやきました。荷物の片づけ以外にやることは残っています。例えば前の職場や知人への転居通知葉書。でも,こんなことに貴重な晴れの休日を費やするのはもったいないです。
少々あきれ顔の妻を家に残し,1月以上ぶりに自転車にまたがりました。


すぐ近くにある湯湾の港です。釣りを楽しむ人が居ます。ほとんどが近くのばあちゃん達です。お金がかからない余暇の過ごし方です。ほとんど毎日同じ顔ぶれです。早い人は午前1時から竿を出すそうです。いったいいつ寝るのでしょう?


港を後にして西に進みます。ガードレールに立てられている細い木の棒。これは一体何でしょう?鹿児島の人なら知っていると思いますが,「ハブの用心棒」です。国内で最強の毒蛇であるハブは鹿児島県奄美と沖縄県に生息しています。道路を歩いていてハブに出会ったらこの用心棒で撃退します。多いところでは百メートルおきに置いてあります。目立つように柄の部分が赤く塗られるたり,赤いテープがまかれています。


芦検地区には松の木に大きな鉄製のはしごがありました。何だろうと考えていたら以前テレビで紹介されていたことを思い出しました。魚の群れを探す物見台です。見張り役が上に登って魚の群れがやってくるのを見張っています。群れを発見すると見張り役は下で待っている船に連絡して魚を捕りにいくという漁法らしいです。今もやっているかは不明です。


黒マグロの養魚いけすです。宇検村では黒マグロの養殖をやっている会社が2つあるそうです。丸い大きないけすではマグロが泳ぎ回っているらしい。


野生のクワの実です。暗紫色に熟れた実はとても甘いです。童謡「赤とんぼ」に詠われたクワの実ですが,今ととては食べるこどもはいません。


これは野いちごです。オヤジのふるさとにもありました。


野いちごのアップです。


これは野生の百合です。島内の海岸沿いに生えています。これが改良されてテッポウユリが誕生しました。


宇検村宇検にある車エビの養殖場です。入り江を一つ仕切って養殖場を作っています。


本日の終点,船越海岸の海水浴場です。南島のイメージとして白い砂浜がありますが,奄美大島では砂浜のある海水浴場はそんなに多くありません。


砂浜に降りてみました。漂着ゴミが多いことに驚きました。夏までにはきれいになるのでしょう。ここからもときた道を引き返します。


出発した湯湾の港です。ちょうど魚が釣れたようです。


クーラーの中を見せて貰いました。アジが見えます。下側にいるのはメアジらしいです。切り身になっているのはボラです。

1月以上ぶりの自転車行でした。
本日の走行距離33,6㎞。走行時間1時間43分でした。

次は逆方向に走る予定です。

 

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隣の瀬戸内町まで買い物に行く

2011年04月24日 | 日記

奄美大島で一番大きい町は奄美市で人口は5万人弱です。私が住む宇検村の人口は2千人を切っているそうです。スーパーはないので生鮮食料品は村外にまとめて買い出しにでかけます。引っ越してから週末は約1時間かけて奄美市まで行っていましたが,今週は瀬戸内町まででかけることにしました。人口は1万700人程度です。Aコープという農協のスーパーがあります。また,離島の離島といわれる加計呂麻(かけろま)島,請(うけ)島,与路(よろ)島へ向かう船の発着点です。


国内で唯一だった?「道の駅」ではなく「海の駅」です。ここで加計呂麻(かけろま)島等への乗船手続きをします。


海産物も売っています。「ヒキ」という魚の冷凍です。唐揚げにして食べるそうです。


夜光貝の貝殻です。磨くと真珠色になるので加工用の材料として売っています。古来より螺鈿細工の材料として珍重されてきました。中央の大きいのが2850円という値札が付いていました。もちろん生きたものも売っています。ほぼ同じ大きさで2500円ほどです。身は刺身にして食べます。


磨いてランプに加工した夜光貝です。1万5600円なり。


南洋産のイセエビの一種です。とにかく大きいです。


加計呂麻島行きのフェリーです。こちらは定期船。


定期船以外に「海上タクシー」というのもあります。タクシーの海上版ですね。


走行中の海上タクシーです。


停泊中の海上タクシーです。何隻かいるようです。

このあとAコープで買い物をして帰りました。名瀬市に行くよりは近いですが約50分かかりました。

 

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引っ越しの記事(ようやく落ち着く)

2011年04月23日 | 日記


引っ越してきて問題となったのがアンちゃんことアンカーの置き場です。屋外に置くのは論外です。湿気と潮風で錆びることが必定。妻の了解を得て台所の一角に置いてもらえることになりました。一角ではなくかなりのスペースを占領しています。


道路を挟んだ向かいには川が流れています。川岸に干してあるのは近所の人の作業着のようです。先日はさばいた魚を洗っているのを目撃しました。


川の浅瀬にはクレソンが生えていました。


通勤路のワンショットです。もちろん車です。村内には交通信号が一つしかないようですが,通勤路には工事用信号が3つ以上有ります。信号のバックに見えるのはヒカゲヘゴというシダ植物です。


ヒカゲヘゴのアップでです。国道に出るまでの道すがらではよく見られます。自然がいっぱいの通勤路ですが,アップダウン連続の45㎞はジテ通は無理です。

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引っ越しの記事(当日)

2011年04月20日 | 日記


4月2日 妻の弟が迎えに来て鹿児島空港に着きました。乗り込むのはLALグループのJAC(日本エアコミューター)が運行しているプロペラ機です。ジェット機に乗り慣れている人には不安に思えるほどの小さな機体です。でも,エンジンが停まったときはジェットよりプロペラの方が安全だと言われています。


手荷物カウンターでペットを預けます。ペットというよりも家族なのですが。
左はインコの「ピーちゃん」で右が猫の「ハク」です。
空港までの車中の様子は,ピーちゃんは上機嫌でしたがハクは,鳴き通しでした。


ペットは普通の手荷物と違って客室と同じように上空でも加圧された特別なスペースに入れて運ばれます。チェックイン時に不慮の事故で死んでも航空会社に責任を問わない旨の誓約書を提出させられます。動物の種類によっては神経質なために,輸送中に死んでしまう例があるようです。
特に犬は神経質で犬種によっては運送を断られます。中国からのパンダが専用機で運ばれたのも納得できます。
さて,輸送手数料です。専用の部屋でケージを固定するための料金が3,000円でした。2個で6,000円。これは国内近距離の料金で,遠距離になると単価は5,000円とのこと。


無事に奄美空港に着き,新居に着いた様子です。奄美空港に着いてから新居に着くまでの写真は取り損ねてしまいました。なぜならあれほど不安で鳴き通しだったハクが不安のために固まって,動かなくなってしまったからです。
空港に着いてからの経過を記します。
空港で手荷物を受け取ったが,ペットの受け取り方法がわからない。回転するコンベアに乗ってくるとは思えないのでしばらく待っていました。すると係員が2つのケージを持ってきました。無事に生きていました。でもハクの様子が変です。鳴かないし,動きません。
ハクの様子がおかしいのは心配でしたが,迎えに来ている新職場の人たちがゲートの外で待っています。急ぎ空港建物をでました。
迎えの人の車で名瀬港に向かい,前日に預けた自家用車を受け取りました。料金は到着港で現金払いです。軽自動車と普通車の2台で8万円近くかかりました。
名瀬港から新居まで約1時間。新居では地元の人たちが待ち受け,荷物の搬入を手伝ったくれました。

新居は2世帯続きの2階建てです。右半分が我が家です。外見は古いけど,新しい畳を敷いてありました。

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引っ越しの記事(前日)

2011年04月18日 | 日記


昨日の記事から遡ります。

4月1日 午前9時 
       荷物を運ぶためのコンテナがやってきました。離島への引っ越しは荷物をコンテナに入れて運びます。トラックは港までコンテナを運ぶだけです。


荷物がコンテナに入るかどうかを心配していましたが,上半分はスカスカでした。コンテナの広さは4.5畳ほどです。
コンテナを積んだフェリーは午後6時に出航して,翌2日の午前5時に奄美大島(名瀬港)に着く予定です。

荷物は先に送りだして人間は2日の飛行機で奄美に向かいます。コンテナに入らない荷物である自家用車(普通車と軽自動車の各1台)もフェリーに乗せます。午後2時に鹿児島新港まで運転して行って貨物として預けました。その後,公共交通機関を利用して自宅に帰り,明日の出発を待ちます。

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