たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

ジテ通オヤジ「自転車文化センター」に行く(その1)

2011年02月24日 | 昭和自転車を作ろう計画

2月6日から2月9日まで息子の付き添いで東京に行った。息子は別に用事があるがオヤジはまったくのフリーである。そこで本ブログで以前に紹介した「日本で製作・販売された自転車のブランド名に関する調査研究報告書(黎明期から昭和30年代まで)」を発行した自転車文化センターを見学することにした。
所在地は東京都千代田区の「科学技術館」内の2階。この科学技術館には最先端の科学技術やエネルギーに関する展示が行われている。折しも小学生の遠足団体が訪れていた。しかし,オヤジの目的は自転車のみ。

「自転車広場」というコーナーに自転車の歴史に関する展示がある。

おなじみのオーディナリー型と呼ばれる自転車。極端に大きな前輪が特徴である。車輪とペダルが直結し,ハンドル操作が大変そう。

明治後期のイギリス製自転車。ハンモック状のサドルが珍しい。

日本初の折り畳み自転車。ワイドなハンドルも半分に折れるような構造。サドル下のバーの部分を持って運んだのか。

日本製の重量運搬車。太い前輪と重い荷物を積めるフロントキャリアが目立つ。

三菱「十字号」。戦後,日本は進駐軍に航空機製造を禁止された。そこで使い道がなくなったジュラルミンの板をリベット留めにした自転車が作られたそうである。

ここが自転車文化センター情報室である。自転車に関する資料の閲覧ができる。

 

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昭和のお巡りさん人形

2011年02月22日 | 日記

車を運転している途中で懐かしい人形(今時は「フィギュア」とかいうらしい)に遭遇した。思わず車を停めて写真を撮影した。ジテ通オヤジが小学生の頃にはあちこちに立っていた交通警察官人形である。おそらく30年以上は直立不動のまま立っておられると思われる。人間でいえばとうに退職年齢を迎えているはずであろう人形に思わず感動。
近くで観察すると,塗装は色あせ,あちこちに地肌(グラスファイバー?)が見えている。これからも逆送自転車や携帯片手のカードライバーににらみを利かせて欲しいと思う。だが,最近の日本人はこんなものでは驚かない。昭和レトロはやはり少しもの悲しい。

ついでに上半身アップの写真も撮ってみた。そして最近のコンパクトデジカメの性能に驚いた。くすんだ人形の顔を「顔認識機能」で捕捉してくれた。この性能は賞賛すべきことなのか,デジカメは,まだまだ生身の人間には及ばないというべきことなのか,ふと思ったオヤジであった。
顔と思われる被写体をすべて「人間の顔」と認識する機能を最先端だと思うか,人間の目で見たら明らかに「人形の顔」であるのに「人間の顔」と認識するのは性能の低さだと思うのかは判断が分かれることだろう。

撮影地:鹿児島県さつま町 国道504号線

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5 フォークを外してみる

2011年02月16日 | 昭和自転車を作ろう計画

エレファント号のフロントフォークを外してみる。使用する工具はフックスパナ。最適サイズが無かったのでネットで購入した。メッキが剥がれ錆びている。

ランプかけなどを外し,上玉押しを外すとベアリングが現れた。当然ながらリテーナー式ではない。

ベアリングを紛失しないように磁石の付いた道具でベアリングを集めた。組み立てまでチャック付き袋に保管することにした。

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「極楽」はどこにある?

2011年02月13日 | 日記
鹿児島県霧島市溝辺町に「極楽」がある。珍しい地名なので新聞やテレビなどでも話題になることがある。周りの写真を撮り忘れたが,山間の静かな農村地帯である。田んぼの区画を広くする圃場整備工事が行われていた。
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昭和自転車の研究書を読む

2011年02月09日 | 日記

財団法人 日本自転車普及協会 自転車文化センターが発行した「日本で製作・販売された自転車のブランド名に関する調査研究報告書(黎明期から昭和30年代まで)」という本を手に入れた。総ページ数291ページの厚い研究書である。4分の3ほどはメーカー名,車名,発売年の一覧表なのだが,残り4分の1ほどには車名ごとのヘッドバッジの写真が掲載されている。 

今ではシールになっているが当時は金属製のバッジが主流であった。メーカーがそれぞれデザインにも力を入れている。

見ているだけでも楽しいデザインがいっぱいである。そのうちのひとつ「カクテール号」。自転車も飲酒運転禁止なのになにゆえ「カクテール」か?


こちらは「仙人号」。おおよそ自転車には似つかわしくない純日本的な名前である。デザインはそのものズバリ,杖を持った仙人。これはすごすぎる。横文字名の自転車が多い中で,どれだけ売れたのか興味はつきない。

 

 

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