たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

DAHON インパルス改造 その8 「自作ディレーラー直付けゲージでゆがみを修正する」

2010年08月07日 | DAHON インパルス改造 18段化

左:自作の「ディレイラー直付ゲージ」取り付けてみる。取り付け部分を中心に回転できるようにボルトの締めあわせを調整する。
右:取り付け部分の拡大。やたらにボルトだけが目立つ。ディレイラーハンガーの穴の部分を貫通したボルトが,両側からナットで締め込んで固定されているのが見えるだろうか?


左:定規を使ってこのようにホイールからの距離を測定する。正確な作業の条件としてホイールの振れが取れていることが要求される。また,測定中にホイールが回ると困るので適当な方法でホイールを固定しておく。私の場合は,セロハンテープでホイールをフレームに留めただけ。こんな適当な方法でも留まればよいのである。

リアディレイラーハンガー取付面は平面なので,ゲージからホイールまで一番遠い距離の反対側が一番近い距離ということになる。測定の結果は最短距離10.65㎝,最遠距離12.30㎝で,フレーム前後方向にゆがみがあった。したがって適正な距離は(10.65+12.30)÷2=約11.50(㎝)と算出される。
右:ゲージを11.50㎝にセットする。


ホイールしるされた黒い矢印が見えるだろうか?修正する方向にゲージの本体を合わせて人力で少しずつ修正する。「ガキッ」と嫌な音がして溶接部分が外れるのではないかと心配したが,何事も起こらない。
修正の都度ゲージを当ててみて適正な数値に近づけていくのが大事である。一気に力を入れると破損する可能性があるので要注意。
誤差が5㎜以内になるように修正する。1㎜から2㎜は許容範囲である。
この方法はハイテンション鋼やクロモリフレームのみ有効である。アルミフレームではやめておいた方がよい。インジェクター式になっているもの少々高くつく(1500円から2000円)が,交換するのがベストである。

リアディレイラー取り付け関係の作業は以上で終了である。
コメント (2)
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