たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

ノーブレーキ自転車を徹底して取り締まれ!

2011年09月30日 | 日記

9月29日,7時のNHKニュースで,人気お笑いコンビ「チュートリアル」の福田某がノーブレーキピスト自転車に乗っていたとして,道路交通法違反の疑いで警察に摘発されたという報道がありました。、「私の認識不足でさまざまな方にご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありません。今後、自転車はきちんと整備し、二度と違反のないようにいたします」と陳謝したとのこと。

この釈明を聞いて「認識不足ではなく,確信犯だろ」と思ったのはオヤジだけでしょうか?まともな自転車屋なら「ノーブレーキピスト車が最近問題になっているので,前後ともブレーキを装備しないと違反ですよ」と警告するはずです。その警告を無視して後ろブレーキを外したとしか思えません。

自動車で軽微な交通違反を犯した場合,警察官に青切符を交付されます。同時に反則金納付書も交付されます。記載された反則金を金融機関で納付するとそれでおしまいです。免許に関する交通違反点数が加わるものの,刑事事件として立件されることはありません。もとから交通違反は無かったことになります。
ところが,自動車と違って自転車には反則金制度がありません。いきなり赤切符が交付されます。反則金を納付して何もなかったことにすることはできません。後日,裁判所から呼び出し状が届きます。裁判所に行くと検察事務官から事情を詳しく聞かれ,調書が作成されます。その調書を元に検察官が起訴か不起訴を決定します。初犯の場合は「もうしません」という宣誓書を書かされ,不起訴となるようです。しかし,二度目となると略式起訴され,有罪となればそれなりの刑罰が科されます。先日のあった裁判では罰金6,000円が科されたようです。たかが6,000円ですが,前科一犯の元犯罪者が誕生します。反則金の6,000円とは違って,本籍地の戸籍に刑罰が記入されます。
以上のように赤切符を交付されると面倒な手続きが発生します。ノーブレーキピスト自転車乗りは頭が悪そうなので,こういう仕組みについて理解できていないようです。そこで,徹底して取り締まり,身をもってわからせるしかなさそうです。

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瀬戸内町西古見に行く

2011年09月29日 | 日記

9月23日,奄美大島最西端にある曽津高崎(そっこうざき)灯台を目指して出かけました。でも,灯台までは行き着けず入口で断念して帰ることに……。


自宅を朝8時に出発し,宇検村名柄から瀬戸内町久慈の峠を越えます。峠は先日,カンツメの碑があるところです。
8時50分,久慈に着きました。港で小休止。


久慈を出て先に進みます。大雨で崖崩れが起こり道路工事中です。

 
「ネオン崎」とは?ネオンがいっぱいあるとこ?漢字ではどう書くのでしょう。


9時50分,管鈍(くだどん)小中学校につきました。

 
既に閉校になっていました。


校門前に建っている二宮金次郎の石像です。今の子どもは知らないでしょうね。


管鈍峠を目指してあの坂を登ります。赤い木はマツクイムシの被害にあったリュウキュウマツです。

 
坂の始まりには「近畿大学水産研究所」があります。世界で初めて黒マグロの完全養殖に成功した施設です。「近大マグロ」として売られています。


10時18分,管鈍峠の途中にある展望所で小休止。

 
ここからの夕日が絶景らしいです。


峠を下ると西古見集落が見えてきます。

 
道路沿いには珊瑚の石垣があります。


片側一車線の県道沿いに珊瑚石垣が続いています。

 
港の堤防には様々なメッセージが書かれています。廃校になった西古見小中学校跡があるのですが,道路からは見えませんでした。


10時35分,瀬戸内町循環バスの乗り場です。ここが終着点のようです。

 
曽津高崎を目指してさらに進みます。アンちゃんは12㎏もないので通れます。


看板の近くにコンクリート塀に囲まれた家の跡がありました。ガジュマルにおおわれてかつての面影はありません。

 
工事をしていたユンボのオペレーターのおじさんに声をかけられました。屋鈍に降りられるかと聞くと,途中が砂利道だけど降りられないことはないとのこと。
「気を付けて行きなさい」の声に感謝しつつ「砂利道かぁ。本当に行けるだろうか」と不安を抱きながら先に進みます。


11時00分,旧日本軍の「掩蓋式観測所」がありました。


入口です。


中です。中心に丸いテーブルあります。あの窓から海の方向を監視していました。


窓の上には地形図があります。名称と距離らしき数字が書かれています。彩色された絵は今でも残っています。


観測所をあとにさらに進むと山羊に遭遇しました。今,奄美で問題となっている野山羊です。野生化した山羊が植物を根こそぎ食べてしまって崖崩れの要因ともなっています。
このほかにリュウキュウイノシシの親子,リュウキュウズアカアオバト,ルリカケスにも遭遇しました。こちらが気づくより先に気づかれてしまい,一瞬視界を横切って山の中に消えて行きました。

 
11時14分,曽津高崎灯台入口に到着しました。県道から灯台へは2㎞ほどの砂利道です。往復4㎞を歩けば1時間以上もかかります。灯台に行くのはあきらめて先に進みます。


舗装されていても道路にはこぼれ松葉が落ちています。下り坂でもスピードは出せません。

 
11時14分,分岐点に来ました。左が県道のようです。先ほど,屋鈍に降りられると聞いたのですが,この先は砂利道らしいです。出発前にルートラボで調べたら途中で行き止まりになっていました。ロードバイクで進むのは無謀です。
右は林道宇検中央2号線です。こちらはルートラボにも表示されていました。
小休止中に思案した結果,起伏の状況は不明ながら無難な林道ルートを進むことにしました。


舗装されているとはいえ,各所に落石があります(先日の写真の使い回し)。


落ち葉も積もっています。ここはまだましです。両側から木が覆っているところでは,一面に落ち葉と枯れ枝が落ちていました。写真を撮る余裕無しでした。


11時48分,先の見通せない林道を走ること約1時間20分,ようやく「カンツメの碑」がある県道の峠に着きました。ここから名柄に峠を下り家に帰りました。

走行距離:61.4㎞,走行時間:4時間3分,最高速度:50.2㎞,平均速度15.1㎞でした。
家に帰って本日のルートを検索したところ,とんでもない山登りをしていたことに驚きました。6つの峠を越え,最高標高は348mにも達していたのです。予定外の林道コースは宇検村と瀬戸内町境にある山の縦走でした。前方も周囲も見通せない林道コースはおすすめしません。走路の景色が変わらないから楽しくないです。 

 

 

 

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「もったいない」と「断捨離」

2011年09月28日 | 日記

2004年、アフリカの女性で初めてノーベル平和賞を受賞したケニヤのマータイが亡くなったそうです。日本語の「もったいない」という言葉を用いて、世界各地で環境保護や循環型社会の大切さを訴え続け、多くの日本人にも親しまれていました(一部ニュースから引用)。
ところが,今の日本では「断捨離」がブームです。不要なものを捨てて身軽になる生活スタイルらしいです。ものが捨てられないオヤジはこのブームを受け入れられません。必要な物だから捨てないで保管しておくのです。他人に「あんたの持っている物は不要なものだ」といわれる覚えはありません。
ものごとに対する価値観は人それぞれで違うはずです。整然より雑然が好きなオヤジは「断捨離」ブームが嫌いです。どうせ,一過性のブームです。数年前は「もったいない」をもてはやしていたくせに,この変わり身の早さは何でしょう?
自分の信念に従うことこそ大事だと思います。
自分が死んだ後の遺品整理に親族や知人に迷惑をかけるのは忍びないという考えもあるでしょう。でも,死んだ後のことなど知ったことじゃありません。遺品がごみとしてそのまま捨ててしまわれるか,整理をしながら故人を忍んでもらえるかは,その人の生き方次第です。死んでから文句はいえないので,残された人に勝手にしてもらって良いです。
「もったいない」はすばらしいと思うオヤジです。

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奄美の道路標識

2011年09月27日 | 日記


奄美大島にはよそでは見られない道路標識があります。これはアマミノクロウサギが生息している地域に立てられている標識です(以前の使い回し写真です)。クロウサギが車にはねられる事故が増えているそうです。


奄美大島に新しく設置された道路標識です。ハブ咬傷を防ぐとともに,奄美の野生生物であるハブを保護するために設置されたものです。
冗談ですよ。この画像は本物の標識写真を加工したものです。
最近になり,奄美と沖縄北部を世界自然遺産に登録しようとする運動が行政主導で進められています。ところで地元住民の意識はどうでしょうか?観光で訪れる人は自然を満喫することが目的なので,できるだけ自然環境を壊さないように気を遣っています。道ばたの空き缶やゴミのほとんどは地元の人が捨てた物と言っていいでしょう。このような現状で本当に国立公園化,自然遺産登録ができるのでしょうか?
自然遺産に登録されたら,ハブを殺すこともできなくなる?その時にはこんな標識が建てられるかも知れません。


こちらが元画像です。日本全国共通の「カーブ注意」の標識です。「カーブ」と「ハブ」は音が似ているし,くねくねした形態も似ているからいたずらを思いつきました。


これも全国共通の「落石注意」標識です。この標識を巡って妻との論争がまだ決着していません。
妻は「落ちてくる石に注意しなさい」という意味だと言い張ります。でも,オヤジは「路上に落ちているかも知れない石に注意しなさい。標識のイラストはイメージだ」というんですけど……。


落ちている石とはこういうものです。スーパーマンじゃあるまいし,落ちてくる石を避けることなど不可能です。みなさんは,どちらが正しいと思いますか?

 

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家まで我慢できない?

2011年09月26日 | 日記


奄美大島のHCのトイレ入口にある貼り紙です。店でアルコール類を買った人が,家まで待ちきれずに駐車場で飲んでしまうらしいです。店内にはアルコールはもちろんのこと,おつまみの類も売っています。
子どもじゃなので家に帰り着くまで我慢しましょう。

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