コンビニ業界大手のイメージカラーは,利用者に所在がすぐわかるように統一されている。ローソンはブルー,ファミリーマートはグリーンを使用している。ところが桜島にはこれらのイメージカラーを使用していないコンビニが存在する。このことを県内の人でも知らない人が多い。
桜島全体が霧島屋久国立公園に含まれいるために,自然景観を損なうような色調の看板や建物の建設が規制されているためである。
明日からしばらく天気が悪そうなので,自転車通勤ができそうにない。本日は久しぶりに天気がよくなったので桜島に出かけることにした。
左:本日の新装備はシートポストに取り付けたギザのリアキャリアである。ボルト1本で取り付けできる優れもの。サドルバッグはシートポストに無理矢理移動させた。これでリュックから解放された。リアバッグは後段の写真でご確認あれ。シートからかなり出っ張っているので,乗車する時にかなり足を大きく持ち上げねばならない。
右:鹿児島港までの途中(通勤路とほぼ同じのため)は飛ばし,いきなり船上からの写真。この船は車輌甲板は1階しかないが,車輌甲板が2階建ての大きなフェリーもある。さて,写真の船はどちらに動いているのでしょう?航跡をみれば一目瞭然,左に進んでいる。海上交通ではすべての船舶は右側通行と定められている。道路と違って船しかいないからである。泳いでいる人がどちらを通ることになっているかは不明。
左:フェリー車輌甲板の車止め。一本足スタンドのアンちゃんには使用できない。乗船中つきっきりだった。
右:途中を飛ばして,またまたいきなりローソンに到着。背後では桜島が噴火している。
アースカラー(茶色)のローソンがあった。ここは開店して10年くらいだと思う。店員さんの制服は青い縞々でごく普通。当たり前か。正面にあるのがリアバッグを乗っけたアンちゃん。バッグとサドルの高さを見て欲しい。足をかなり振り上げないと乗車困難。
ついでに看板もアースカラーに統一。注意していないと見過ごしそうである。
ローソンを紹介したからには,ファミマも紹介しないと不公平というもの。こちらもグリーンではない。しかし店内にはグリーンのラインが見えている。できてたのはローソンよりも後である。鹿児島銀行のATMの看板もアースカラーである。ちなみに本来のイメージカラーは赤である。
左:看板はどうなっているかとおもったら,こちらは本来のグリーンが許可されたようである。背景に桜島がないという立地条件を考慮したものだろう。
右:桜島の物産館。こちらも景観に配慮したデザインである。
左:桜島は温暖な気候を生かした農業が盛んな地域である。柑橘類の産地として有名。
右:桜島特産の「桜島大根」。大根と言っても蕪の仲間らしい。他の地域で育てても桜島産よりも大きくならないという。水はけのよい桜島の土壌が生育に最適だと言われている。今年は降灰のために生育が芳しくなかったと報道されていた。写真の大根は1個500円。
本日のお買い物。
左:桜島物産館名物「桜島小みかんのソフトクリーム」。桜島小みかんは世界一小さなミカン(直径3センチ程度)としてギネスにも認定されている。1個250円。
右の左端:桜島小みかんの皮を使用した薬味(唐辛子入り)。1本370円。
右の中央:「溶岩菓子」と名付けられた蒸し菓子。ふくらし粉のガスが抜けた小さな穴がある様子を溶岩になぞられたもの。1パック350円。
右の右端:特産の絹さやエンドウ。桜島の灰が付くとシミになり今年は収穫が激減しているらしい。1袋100円。
困っている農家の人たちのためにもっと買いたかったが,リアバッグに入らないので断念した。
本日の走行距離41.8㎞。所要時間1時間48分。平均速度24.6㎞。最高速度49.3㎞。
これで今日の記事はおしまい。
オヤジのもう一つの趣味を紹介することにする。自転車に乗るようになってから最近は遠ざかっている趣味が木工である。
丁度1年前,踏み台を二脚受注した。
材料はSPF材で厚さは2インチ。釘を使いたくなかったので,踏み板と脚はほぞ組で組み合わせることにした。
針葉樹は柔らかい反面,刃にかかる力を吸収してしまうので加工がしづらい。塗装は自然素材由来の色違いのオイルで拭き上げた。
左:洗面台の踏み台として使用されている。
右:踏み板と脚の組み合わせ状況。
沖縄の壺屋焼きに描かれる魚をまねてみた。カントリー家具を作る人は専用の道具を持っているらしいが,オヤジははんだごてで代用した。
通しほぞを片側3枚も組んだのは過剰だったと製作途中で後悔した。ほぞとほぞ穴を合わせ付けるのにかなりの労力を要した。
ほぞのくさび(たてに2本ずつ茶色に見える)は剪定で捨てられていたユスノ木から作った。金槌で力の限り打ち込んであるので脚を取り外すことは不可能である。
これ以来約1年間,新作はなしである。暖かくなったら次の作品に挑戦しようか。やりたいことばかりのオヤジである。
つい先頃,マンションに引っ越した息子から,ワイヤー錠の鍵穴に桜島の火山灰が入り込むので何かいい対策がないかという相談があった。駐輪場は1階にあり雨こそ吹き込まないものの,風で吹きよせられた火山灰が鍵穴に詰まるらしい。
ワイヤー錠は駐輪場所を確保するために,床に埋め込まれたステンレスパイプにつなぎっぱなしにしてある。
左:コンクリートに直置きのワイヤー錠。周辺に黒く見えるのは火山灰である。
右:ホームセンターの建材置き場巡りで蓄えた記憶の引き出しから引っ張り出したのがこの商品。名前は「椅子キャップ」という。本来はスチールの椅子の滑り止めと床鳴りを防止するために椅子の足にかぶせる部品である。税込みで70円。
左:使用前。
右:使用後。我ながら会心の出来映えである。作ったわけではないので出来映えとはいわないか。まるで測ったかのようにぴったりはまっている(もちろん事前にサイズは測りました)。
これで火山灰の侵入は防げるはずである。
ボンタン,ポンカン,タンカンといった柑橘類は収穫後すぐに食べるよりも数週間貯蔵後食べる方がおいしい。専門的には追熟というらしい。適度に酸味が抜けておいしく感じられるようになる。
「やま」さんのブログにもたびたび登場するボンタンである。我が家のボンタンもそろそろ食べないと腐り始めそうだった。そこで本日はボンタンの正しい剥き方を紹介しよう。
左:まず線で示したように包丁で切れ目を入れる。果肉を傷つけないように深さを加減することが肝要である。
右:成り口部分はスイカと同様に切り取り,指が入りやすいように切断面に丸く切れ込みを入れた後,縦方向に包丁を入れていく。
左:ここからは包丁は使わない。切断面から指を入れ,下の方に剥いてゆく。むき終わった皮はこのように花びらのようになる。
右:中身。団子のように見える。
左:指で半分に割るとこのようになる。
右:一房ずつ剥いておもむろに食べる。種や食べた後の残りかすは花びらのように剥いた皮に入れて捨てる。
以上,本日のボンタン調理?講座でした。