たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

焼酎を買う

2012年02月28日 | 日記

奄美大島で焼酎といえば,100%黒糖焼酎のことです。原料は黒砂糖。地元の人で芋焼酎を飲む人はいません。だから店でもほとんど売っていません。


地元で見かけたのは写真にある「小鶴黄麹」,「さつま島美人」のほか「黒伊佐錦」だけです。
「芋焼酎みたいに臭いのをよく飲めるな」と地元の人は思っているようです。でも,あの臭さが芋焼酎好きには魅力なのです。黒糖焼酎には芋焼酎ほどくせはありません。でも黒糖焼酎独特の香りがします。その香りになじめないのでこちらに住んでいても芋焼酎を飲んでいます。

黒砂糖は奄美の特産品です。奄美大島でもたくさん作られていると思っている人も多いようです。でも,奄美本島では平地が少ないのでサトウキビはそんなに穫れないのです。平地は島北部の笠利あたりくらいにあるだけで島のほとんどは森林となっています。

大島本島だけでは黒糖焼酎の原料となる黒砂糖は足りません。そこで,黒砂糖は沖縄から大量に移入して作られているのが実態です。原料のすべてを島内でまかなえるのは与論島,徳之島,沖永良部島,喜界島くらいではないでしょうか。

10数年前に黒糖焼酎の工場を見学させて貰ったことがあります。原料の黒砂糖は紙袋に入って工場に積み上げてありました。20㎏ほども入る大きな紙袋には「沖縄産」と表示してあったのです。できあがった焼酎は奄美産なのですが,原料が沖縄産だったと知り,少し衝撃を感じたことを覚えています。

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タンカンのむきかた

2012年02月27日 | 日記

長く更新していないブログのアクセス数がさほど減っていないのが不思議でした。「検索キーワード」を見てみると「ボンタンの食べ方」がトップになっていました。そうか,今はボンタンの季節なのですね。奄美にはボンタンが売っていないのです。
今の時期,奄美ではタンカンの出荷がピークです。昨年の台風を始めとする天候不順の影響で史上最低の出荷数となるようです。

さて,本日はタンカンのむきかたです。


いただきもののタンカンです。直径10センチはあろうかという大きいミカンの一種です。鹿児島県では屋久島でもタンカンが栽培されています。品種が違いだと思いますが,屋久島産よりも大きいです。また屋久島産は表皮が赤みがかっているのに比べ,奄美産は赤味がありません。
タンカンは表皮が果肉に密着しているので普通のミカンとおなじように剥こうと思ってもうまくいきません。


マジックインキで落書きしてみました。リンゴと同じようにらせん剥きするとうまく剥けます。オヤジは右利きなので反時計回りです。左利きの人は時計回りでお試しあれ。


きれいに剥けましたね。


皮はこのとおりになります。

ボンタン,タンカン,デコポン,ポンカンなどは収穫後に2~3週間ほど追熟させると酸味が抜けておいしくなります。収穫してすぐ食べてもおいしいのは青みが残っても酸味がさわやかな早稲温州ミカンくらいです。おいしく食べようと思ったら少し我慢です。

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檻のカラスとバス停風看板

2012年02月26日 | 日記

更新を怠っていると自分のブログをチェックするのさえおっくうになってきます。ひさしぶりの記事です。


先週鹿児島市内に行ったときに携帯で写した写真です。かごの中の鳥はカラスです。檻は不動産や産の店頭に置かれていました。どのようないきさつでカラスがかごの鳥になったのかは不明です。
檻の上にあるカラスの作り物は,カラス除けなのか野生のカラスをおびき寄せるものなのかも不明です。飼い主の思惑通りかどうかはわかりませんが,野生のカラスが2羽ほど檻の外に集まっていました。カラスはともかく客寄せに役立ってくれたら飼っている甲斐もあるというものでしょう。


しばらく歩くとバス停がありました。よく見ると本物ではありません。


居酒屋の入口に建てられていた看板でした。「終点」といってもここで飲んで泊まるわけには行かないでしょうね。終点は自宅が一番でしょう。
オヤジは奄美市内で飲み会が有るときはビジネスホテル泊まりです。自宅から45㎞もあるのでタクシーや代行で帰りよりもホテル泊の方が安くなります。来月は送別会などで2回ホテル泊まりです。飲み過ぎると酒気帯びになる可能性があるのでほどほどにしておきます。

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リュウキュウマツの切り株

2012年02月12日 | 奄美の花たち


平成24年1月7日の記事「リュウキュウマツの伐採」で掲載したマツの切り株です。生長が遅いのでかなりの樹齢だったと思われます。鹿児島本土でもマツクイムシの被害を受け,大きなマツはほとんど枯れてしまいました。

世界遺産登録に向けて奄美大島の国立公園化計画が進められています。奄美の松林の多くは植林によるもので,本来の奄美の植生を壊したものだといわれています。今後の登録への影響はないのでしょうか。

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小型車両系建設機械運転講習の修了証を貰う

2012年02月10日 | 日記


昨年7月末に受講した「小型車両系建設機械運転講習」の修了証を貰いました。2日間にわたる座学と実技講習の料金は12,000円でした。もちろん最後には筆記試験もありました。

運転できるのは工事現場で働く小さな建設車両です。機体重量3トン未満しか乗れません。もっと大きな機械に乗るには大型車両系の講習が必要です。講習料は7,8万円だそうです。


小さなパワーショベルにも乗れます。操作レバーがたくさんあります。


タイヤショベルあるいはホイールローダーと呼ばれる機械です。これには以前修了証無しでかなりの時間乗っていました。ナンバーが付いていれば,普通免許を持った人は公道も走れます。

そんな資格を取って何すんの?確かにそうです。でも自動車運転免許と違って更新がありません。1回とっておけば死ぬまで有効というわけです。それで死ぬまでに使う機会があるでしょうかね?

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