たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

鯛が当たる

2010年12月20日 | オヤジの食卓

日置市の友人宅に遊びに行っている妻から「鯛をもらった」というメールが来る。
はぁ?誰が鯛をくれる?以前,鯛をもらった妻の書道のお師匠さんの(「の」が連続しいると注意あり)ご主人は入院中だと聞いている。

帰ってきた妻から話を聞くと「江口蓬莱館」という物産館でくじびきで当たったということであった。購入額2000円以上で三角くじを1回引くことができるイベントをやっていたらしい。レシート持って,くじコーナーに行いった。
ところが,くじボックスの中に手を突っ込んでくじを探せど,くじが手に触れぬ。
「あのー,くじがはいってないみたいですけど」という妻の声に担当者は慌てたらしい。手近にあった当たりくじを1枚だけ入れて,「さぁどうぞ」という展開になった。結果,2等賞をまんまとせしめてきたのであった。

この手のくじは当たりくじをどのタイミングで入れるか難しい。はじめから上位当たりくじを入れていた場合,早々に上位当選が出てしまったら非常にまずい。くじに惹かれて賞品を買う人がいなくなる。逆にいつまでも当たりがでないと「当たりくじなんてはじめからないんじゃないの?」ということにあいなる。

それはともかく2等賞の景品である。まずは鯛。

 

たこ。

3枚に下ろし,皮を引く。皮引きが今でも苦手である。

 

タコと鯛のお造りできあがり。身の重なりがレフター向きになってしまった。

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スモークサーモンを作る

2010年10月13日 | オヤジの食卓
天然の日本産鮭が出回る季節になった。鮭いわゆるサーモンはねんがら年中スーパーに並んでいるが,時季はずれのもののほとんどが国外産の養殖物である。特に南米チリ産のサーモンが目に付く。チリといえば炭坑落盤事故で生き埋めとなった作業員の救出作業が今日から始まり,次々と地上へ生還しているニュースが流れている。人ごとながら喜ばしい限りである。
さて,鮭である。やはり旬のものを食べるのが一番おいしい。本日はスモークサーモンを作ってみた。本格的なスモークサーモンは鮭をまるごと一匹使って,低温で時間をかけて作られる。私が作るのは切り身を使い,短時間,高温で作るスモークサーモン風の料理である。






材料は甘口の鮭の切り身である。
予め塩味がついているので特に味付けはしない。










HCのアウトドア用品コーナーで手に入るスモーキングチップを準備する。

適量をアルミホイールの上に広げる。中心部分はやや薄め。チップとガスコンロの炎部分が一致するように広げてある。








フライパンにさきほどのチップをセットする。フライパンは空焚きになるので使い古しのもので十分。
フライパンとしての機能が発揮できるものは痛めるのを覚悟で使用した方がよい。










鮭を載せる網を準備する。網はHCに売っている餅焼用の普通の金網。
3カ所にボルトとナットを取り付けて,チップと鮭の間に隙間を確保する。













鮭を網に載せてセットした状況。
愛猫「ハク」が魚の臭いをかぎつけてやってくる。











ガスコンロに置いて加熱する。スモークが逃げないように蓋をかぶせる。
加熱時間は約20分。火力が弱いとスモークが発生しないので様子をみながら火力を調節する。











スモークが完了した様子。チップは炭化し,香りが鮭についている。









 


盛りつけて完成。付け合わせの野菜はプランターで育てたピーマン,買ったタマネギ。緑のピーマンは熟すると赤くなり苦みがなくなって甘くなる。

手が込んでいるように見えるが大して手間がかからない手抜き料理である。
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シバグリ(柴栗)を食べる

2010年10月06日 | オヤジの食卓
秋の味覚である栗をもらった。栽培種の丹波栗ではなく,野山に自生しているシバグリ(柴栗)である。山里に育った私には懐かしい。小学校の頃,この時期になるとまっすぐに帰宅せず,あっちの山,こっちの山と栗を採りながら帰った。ゆでて食べるのは普通だが,田舎の少年は生栗もかじっていた。また,薪風呂を焚きながら熱くなった灰に埋め,焼いて食べることもあった。しかし,昔話の「さるかに合戦」にもあるとおり,灰の中ではぜて行方不明になることもあるので油断はできなかった。
シバグリの甘さは丹波栗以上である。問題は小さいということである。ゆでても鬼皮をむくのが面倒なので,小さい頃はそのまま口に入れ,かみ砕いた後に鬼皮を吐き出していた。ちょっと品がないので,今回は煎ってたべることにした。
右側5個の大きいのが丹波栗でその他がシバグリである。比較するために並べてみた。








日に干した後にフライパンで炒る。













できあがり。
どれくらいの時間炒るのかわからなかったので適当なところで炒るのをやめる。









剥いてみた。鬼皮は実から離れてうまく剥けるが渋皮は実にひっついてうまく剥けない。天津甘栗のようにはいかなかった。天日で乾燥させる時間が足りなかったか?

食べてみる。甘い!
風呂の焚き口にすわり,缶詰の空き缶で炒って食べた味と同じである。
家族に同じ体験をしたことのある者がいないので一人昔を懐かしむオヤジであった。
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「にゃっとう」を食べる

2010年06月05日 | オヤジの食卓




妻が「にゃっとう」を買ってきた言う。愛猫「ハク」を相手に使うような赤ちゃん言葉で何を言ってるんだと思ったら,本当に「にゃっとう」という商品だった。
製造しているのは「株式会社丸美屋」という熊本市に本社を置く食品会社である。ふりかけ等を販売している「丸美屋食品工業株式会社」とは全く無関係。九州では「お城納豆」という商品を戦後から発売している。
「今なら1個増量」とある。主婦はこの手の言葉に弱い。


「ミシン目からあけてください」の指示に従って蓋を開ける。すると簡単に蓋がはずれた。「開けやすく」とあるのは嘘ではなかった。蓋がなく,底の立ち上がりが緩やかなので確かにまぜやすい。中には今はやりのジェル状のたれが入っている。ただし,からしは附属せず。

パック納豆の容器にもまだ進化の余地があったと感心した次第である。

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おやじの食卓「アジを料理する」

2010年04月12日 | オヤジの食卓

重富漁港夕市で買った6匹のアジの始末というか,調理方法である。現在夫婦のみなので1日ですべてを食べるには多すぎる。
そこで一番大きい物を刺身に,2匹を焼き魚に,残り3匹を開いて一夜干しにという
ことにした。


左:久しぶりに登場した「マイ包丁セット」。何本もあるにもかかわらず,本日使用したのは小出刃1本のみだった。職人は用途によって道具を使い分けるだが,単なる素人である。たかがアジなので1本で十分である。
右:いきなり「開き」のできあがり。さばきながら写真は撮れない。首折れだったので頭は落とした。


左:適当な濃度の塩水に漬けた後,干物かごへ入れる。これもずいぶん久しぶりの登場である。かびていたので適当に水洗いした。
右:刺身用の1匹を三枚におろした状態。


左:またまたいきなり刺身の完成。おろした後は腹骨をすき取り,皮を引くという工程があるが写真は省略。カメラがこれ以上魚くさくなったら困るのである。
右:焼き物とみそ汁。良いだしがでるのでみそ汁には刺身を取るときにでた腹皮,卵,白子,骨などを入れる。

新鮮なだけあって,刺身はしこしことした歯ごたえ,焼き物の身はぷりぷりとした食感であった。アジはこれから梅雨時までどんどんあぶらが乗っておいしくなる時期である。

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