パリオペラ座で1951年から振付を担当していた
ピエールラコットと
同じくオペラ座のエトワールだったギレーヌテスマー夫妻
二人がバレエ界に残した功績と今現在も
後進の育成にエネルギーを注ぐ姿を
バレエの名シーンとともに ドキュメンタリーで追う映像です
まったくバレエに詳しくない私-----
見てわかるかな・・・・?とはじめ不安だったのですが
やはり シンプルに美しいものは美しい----
と思って楽しめる映画です
「ジゼル」「椿姫」「三銃士」「ハムレット」といった
言わずと知れたバレエの有名な舞台が次々と
大きなスクリーンに映し出されるのですから
それだけでも、必見です
なぜか、バレエのドキュメンタリー映画というのは
けっこう多い気がします・・・
2年ほど前?見た ナタリーポートマン主演の
「ブラックスワン」---フィクションですが・・・
も、その年の話題の映画でした
ポートマン演じる主人公が役にのめり込むあまり
幻覚をみたり しまいには現実とその境目も曖昧になり
精神を病んでいく---というものでした
しかし、そこまでは無いにしても
バレエというのは、生活、生きる事のすべてを注いで
表現されているのが、ダンスシーンを見ているとわかります
舞台で踊るダンサーの究極の美しいからだは
ストイックなまでのトレーニングと私生活からなるモノだと想像できるからです
重力すら感じさせない くるくると繰り返されるターン
にジャンプ・・・いかようにもかたちを変えるしなやかなカラダのライン・・・・
見ていて美しいその姿は観客の憧れであり
ストーリーの中に、はいり込んだ非現実世界の中の主人公なのです
振付師のピエールは多くの称賛された仕事を残していく中で
「古典バレエの復元」を託され
モダンバレエを おのずと封印してしまいます
古典とは---バレエのルーツ
新しいものを模索していけば必ず、ものは形を変えていくもの
それが、アーティスト 表現者ともなれば当然のことだと思います
しかしあえて、モダンバレエを磨き洗練させ
対して 残していく作業で
観客に感動をあたえる仕事を託されたのですから
その重大さは、はかりしれません
一方、妻のギレーヌテスマーは
指導者となった 今もバレエに対する情熱 愛情を忘れず
「一番大事なのは、踊る事を楽しむ事・・・」とダンサーに
伝えているのです「あのバレエ、このバレエと執着はない、
大事なのは伝える事」と・・・
頂点を極めれば 同じレベル・スタイルを相手に求めても当然だと
思うのですが、重要なのは、バレエとはこころをゆたかに
してくれるすばらしいものであり、それに人生をかけるほどの
価値があるということ----その楽しさを知ってほしいという
のが 前提にあるんですね---
なぜ、観客はバレエに魅了されるのか。。。
それは、ステージで踊るバレリーナの人生、生き方の
表現に釘づけになり
それを支える人々の情熱に惹きつけられて
劇場に足を運ぶのでしょう。。。
そして、ギレーヌがインタビューの中で、さらに
「-----いい人生だった---
できれば始めたように、終わりたい----」と言っています。
14歳ではじめて映画館でソ連のバレエ映画を見たときに
雷に打たれたような衝撃を受けた少女の頃
そして人生をかけてはじめたバレエ---
そんな彼女が 14のころの気持ちで今も バレエに向き合っている
事が強く伝わってきます
だれもが、そんな気持ちで向き合えるもの
をもてたら-----
ほんの少しだけバレエの魅力が分かった気がします----
ピエールラコットと
同じくオペラ座のエトワールだったギレーヌテスマー夫妻
二人がバレエ界に残した功績と今現在も
後進の育成にエネルギーを注ぐ姿を
バレエの名シーンとともに ドキュメンタリーで追う映像です
まったくバレエに詳しくない私-----
見てわかるかな・・・・?とはじめ不安だったのですが
やはり シンプルに美しいものは美しい----
と思って楽しめる映画です
「ジゼル」「椿姫」「三銃士」「ハムレット」といった
言わずと知れたバレエの有名な舞台が次々と
大きなスクリーンに映し出されるのですから
それだけでも、必見です
なぜか、バレエのドキュメンタリー映画というのは
けっこう多い気がします・・・
2年ほど前?見た ナタリーポートマン主演の
「ブラックスワン」---フィクションですが・・・
も、その年の話題の映画でした
ポートマン演じる主人公が役にのめり込むあまり
幻覚をみたり しまいには現実とその境目も曖昧になり
精神を病んでいく---というものでした
しかし、そこまでは無いにしても
バレエというのは、生活、生きる事のすべてを注いで
表現されているのが、ダンスシーンを見ているとわかります
舞台で踊るダンサーの究極の美しいからだは
ストイックなまでのトレーニングと私生活からなるモノだと想像できるからです
重力すら感じさせない くるくると繰り返されるターン
にジャンプ・・・いかようにもかたちを変えるしなやかなカラダのライン・・・・
見ていて美しいその姿は観客の憧れであり
ストーリーの中に、はいり込んだ非現実世界の中の主人公なのです
振付師のピエールは多くの称賛された仕事を残していく中で
「古典バレエの復元」を託され
モダンバレエを おのずと封印してしまいます
古典とは---バレエのルーツ
新しいものを模索していけば必ず、ものは形を変えていくもの
それが、アーティスト 表現者ともなれば当然のことだと思います
しかしあえて、モダンバレエを磨き洗練させ
対して 残していく作業で
観客に感動をあたえる仕事を託されたのですから
その重大さは、はかりしれません
一方、妻のギレーヌテスマーは
指導者となった 今もバレエに対する情熱 愛情を忘れず
「一番大事なのは、踊る事を楽しむ事・・・」とダンサーに
伝えているのです「あのバレエ、このバレエと執着はない、
大事なのは伝える事」と・・・
頂点を極めれば 同じレベル・スタイルを相手に求めても当然だと
思うのですが、重要なのは、バレエとはこころをゆたかに
してくれるすばらしいものであり、それに人生をかけるほどの
価値があるということ----その楽しさを知ってほしいという
のが 前提にあるんですね---
なぜ、観客はバレエに魅了されるのか。。。
それは、ステージで踊るバレリーナの人生、生き方の
表現に釘づけになり
それを支える人々の情熱に惹きつけられて
劇場に足を運ぶのでしょう。。。
そして、ギレーヌがインタビューの中で、さらに
「-----いい人生だった---
できれば始めたように、終わりたい----」と言っています。
14歳ではじめて映画館でソ連のバレエ映画を見たときに
雷に打たれたような衝撃を受けた少女の頃
そして人生をかけてはじめたバレエ---
そんな彼女が 14のころの気持ちで今も バレエに向き合っている
事が強く伝わってきます
だれもが、そんな気持ちで向き合えるもの
をもてたら-----
ほんの少しだけバレエの魅力が分かった気がします----
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