eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

ビール屋さんで3月のビール

2014-03-10 17:50:00 | お店情報
このところ暖かくて天気の良い日が続いています

そうなるとじっとしていられない性質の私。

出不精な夫を何とか動かして散歩がてらに出かけるコースを練りました。

それはライン川対岸にある町まで徒歩で行って、この時期限定のビールを飲むこと。

夫にこのプランを持ちかけるとあっさりとOK。 やはりビールの効果は偉大です

行ったのはこちらのお店。→ Brauhaus Castel


お店の中の様子。 


ここでビールを作っているので、入り口には大きなタンクがありました。

夫が頼んだのはMärzenという3月のビール この他にもカーニバルビールやクリスマスビールなど、常時あるHell,Dunkel,Weizenの他に時期によって限定の味が楽しめます。
500ml 3.5ユーロ

夫によると「フルーティで美味しいビール。」だったそうです。 私も一口もらいましたが、飲みやすかったです。

ビールに合う料理ということなのか、全然バイエルン州じゃないのに料理はバイエルン料理です。

夫が選んだのはこちらのSchweinshaxe。 ザワークラウトの上にギャートルズを思い出させる大きな肉の塊が乗っています。
何もナイフを刺さなくてもいいのに、たいていの店ではこうやって刺さって出てきます (パンの間にあるのは袋入りのマスタード)

これで1人分なんですが、大食いの夫ですらパンを残しても完食するのに必死でした。

皮はパリパリで中の肉は簡単に骨からはずせるくらい柔らかくジューシーで、とても美味しかったです

バイエルン料理のお店らしく、外にはマイバウムがありました。


このお店まではうちから歩いて1時間。  途中ライン川沿いも通ります。
何のイベントがあるわけでもないのに、たくさんの人がいました。

歩いている人、芝生の上に寝転がる人、思い思いのスタイルでこの陽気を楽しんでいます。


足は疲れましたが食べた分はしっかり消費して、健康的?な春の日曜日でした。

次は5月にMaibockビールを飲みに連れ出そうと思っています




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ダニエル君の不思議な生態

2014-03-09 00:02:00 | 四方山話
夫の同僚にダニエル(仮名)という30代の独身男性がいます。

このダニエル君、日頃から黙々と働くタイプであまり人と話しません。

お昼休みも談笑などすることなく、自分で作ったサンドイッチを食べ終わると本格的なジョギングスーツに着替え、会社の周りを走りに行きます。

家に洗濯機がないらしく、週末は必ず洗濯物を持って実家に帰省しているので友達と遊びに行く事もないようです。

朝は7時半頃に出社し、16時には帰ります。

とにかく自分の事を話さないので分かるのはこれくらいで、私生活は謎に包まれています。




そのダニエル君が最近同僚と2人で2週間のベルリン出張に行きました。

同僚は仕事後に一緒に夕飯でもと思い、19時にホテルの部屋にダニエル君を訪ねました。

そこで見たのはすでにこの姿のダニエル君。
画像はお借りしましたので関係ありません


いや、仕事が終わって部屋にいるのだからくつろいでいても当然なのですが、19時にすでにナイトキャップまでかぶって寝る態勢ばっちりだったそうなんです。

ナイトキャップなんて絵本でしか見た事がなく、せいぜいかぶるのは子供かMr.ビーンくらいかと思ってましたが実際にかぶってる人がいるんですね。

見えなかっただけで、ぬいぐるみや枕も持参していたのかもしれません。

しかも「自分は2週間分のパンとソーセージを持ってきてるから外食はしない。」と言ったそうで。

これを聞いた同僚はびっくりしてその後は誘いに行けず、ずっと1人で食事を取ったそうです。

この話を聞いた人は大爆笑だったようなので、ドイツ人にとってもこれは奇妙な生態のようです。

しかし国外に行くなら分からないでもないですが、同じドイツ内なのにわざわざ食料を持参するその徹底ぶり。

節約なのかもしれないし、もしかすると毎日同じメーカーの同じ物しか食べない人なのかもしれません。





この話で大いに彼に興味を持った私。

その後の調査は夫に託していますが、できれば直接ダニエル君と話してみたいなと思っています。





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Gengenbach散策

2014-03-08 00:05:00 | カーニバル
前回・前々回の続きです。

パレードの後、少しだけ町を散策しました。 

反対側の塔と木組みの建物。
パレードがあったのが嘘のように静かで、ゴミひとつない景色がそこにありました。

Engelgasse 天使小路に続く壁には歴史が刻まれています。


そこで見た、何かを双眼鏡で見るカエルさん


このカエルさんが案内してくれたのはこちらのお店です。→Alte Werkstatt


店の周りには宝箱に入った本とゆったり座れる椅子。 この本はれっきとした売り物で、買った人はそばにある箱にお金を入れる仕組みです。
こういう無人販売が成り立つのがドイツの良いところです。

机に向かって仕事をするおじいさん。 この方はとても人気で、一緒に記念撮影をする人が絶えませんでした。


店の中にはカーニバルにちなんだグッズもありました。

ギョロッとした目の魔女が印象的。


これはパレードでも使われていたカスタネット。  鳴らすのにはコツがいりそうでした。


ミニチュア版の草履。 赤いぼんぼんが可愛いです。
他にもこのお店には可愛い物がたくさんあって、近くにあったら絶対通い詰めると思います。

他のお店で見た実際に履ける草履。  店が閉まっていて、残念ながらお値段が見えませんでした。 履き心地はどうなんでしょうね。


電車の時間があるのでここで散策は終了。 今回はパレード目的で来たけれど、次はまた違った季節に再訪したいと思わせてくれる町でした。

来年もまた地元から避難して、この地方のカーニバルを見に出かけようと思います。




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Gengenbachのカーニバル 2

2014-03-05 01:40:00 | カーニバル
前回の続きです。

同じうろこでも、フェルトの鮮やかなうろこを付けた方たちがやってきました。


手に持っている棒の先についてるのは豚の膀胱らしいです。 これを振り回して楽しそうにスキップしながら行進します。


わらのお化け


と、その親玉。 わらのお化けの後姿は“みのむし”みたいです


見るからに偉そうな悪魔。  こういう特別な人は1人しかいません。


舌がぺろり。


これは“犬の悪魔”だと後ろの人が言ってましたが、四角い口が可愛くて悪魔には見えませんね。


よく分からないけど、にこやかないたずらっ子。


明石屋さんまさんを彷彿とさせる、出っ歯のドミノ衣装の方たち。


こんなお面で近寄ってこられたら、誰でも笑顔になっちゃいます


この人もただ1人のキャラ。 天狗に似てるような、赤鬼のような・・・。


快くポーズをとって下さった皆さん。
左から2番目のピエロはSchalkさんで、ここのパレードの主要人物だそうです。 赤い帽子はBottさん。

こうしていろんな衣装の方が次々に登場し、2時間くらいでパレードが終了。

一応お菓子も投げてくれるのですが、ほとんどが飴で子供たちがもらっていました。

私たちがもらったのは小袋のマスタードとイースター用のペイントされたゆで卵。

そういえば、去年行った所では手作りのサンドイッチをくれた人もいました。

町によって配る物もそれぞれ違って、それもまた面白いです



次回は少し町で見た物を紹介します。








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Gengenbachのカーニバル 1

2014-03-04 00:45:00 | カーニバル
去年Rottweilロットヴァイルで見たカーニバルがとても良かったので、今年もまた伝統的なカーニバルを見に黒い森地方へ出かけてきました。(去年の記事はカテゴリー カーニバルでご覧下さい)

今回の行き先はGengenbachゲンゲンバッハ。

バラの月曜日の前日、日曜日の14時からパレードが始まります。

1時間近く早く着いたので会場あたりをぶらぶらしました。 

これがクリスマス時期には窓がアドベントカレンダーになることで有名な市庁舎。
今日はすっかりお祭り仕様です。

その前には大きなほうき。 約9メートルもあるそうで、カーニバル前に設置され終わると燃やされます。


なんだか運動会みたいな飾りつけ。 木組みの家も塔も青空に映えて素敵です。


窓にはこの町のカーニバルの主役たちの旗とほうきが取り付けられます。


ここのパレード観覧は有料。 一人2.5ユーロを支払うと引き換えにこんな札をもらいました。 年号も入っているので良い記念になります。


魔女のソーセージ屋台で腹ごしらえをする、出番待ちの魔女たち。


待ちに待ったパレードが始まりました。 先頭はやはり魔女。 ここの掛け声は「ナリー・ナロー」です。


魔女の持っているほうきは柄がぐにっと曲がっています。 履いているのはわらじ?


わらわらと魔女。 お面も微妙に違います。


次に登場したのはSpättlehanselシュペットレハンゼル。 なんと、この衣装には1200枚ものうろこのような布が付いているらしいです。
運動会のような飾り付けはこの布だったんですね。

一緒にパレードした赤ちゃんもこの衣装。 


こちらはAlt-Gengenbacherin 昔のゲンゲンバッハの女性。 映画にそのまま出られそうです。


子供の魔女。 頭が重そうだけど可愛いです。


見返り美人?




美女たちが魔女に囚われた


パレードはまだまだ続きますが、長くなるので続きは次回に。




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