今日はドイツでびっくりした事のお話です。
ドイツではアパートの補修や点検などの日時を一方的に指定されることがあります。
もしその時に家にいられない人は、誰かに鍵を預けて自分の家に入ってもらうのです。
以前うちのアパートに窓枠の補修作業が入りました。
その時いきなり訪ねてきたのが下に住む女性。
下の階に住んでいると言っても、その時が初対面でした。
「私はこの下に住む者なんだけど、うちの作業の日は休暇で家にいないのよ。あなた鍵を預かって、終わったらポストに入れておいてくれない?」
「は???いやいやいや・・・それは困ります。」
「なんで?簡単でしょ?鍵を預かってポストに入れるだけなんだから。」
いやいやいや・・・。
ただ上と下に住んでるというだけで、私のことを何にも知らないのに、そんな人を留守中の家に入れて平気なのか。
ぐいぐい迫られて困っていると、ちょうど誰かから電話が来て「預かってくれる人が見つかったからもういいわ。」と言って去って行かれましたが、冷や汗をかきました。
だって、もしその人が休暇から帰ってきて「何かがなくなった!!」とか言われたら嫌じゃないですか。
ポストに入れたはずの鍵が何かの拍子になくなるかもしれないし、そんな大変なこと引き受けられません!というか、日本ならよほど親しくしている人か親戚くらいにしか頼みませんよね。
家の作業でなくても、植物の水やりを気軽に頼む人も多いようですが、心配じゃないんでしょうかね。
それほど他人を信用しているのかな。
その話を夫にしていると、「個人宅だけじゃなくて会社もいい加減だよ。」と言うのです。
なんでも夫の会社には掃除婦として移民の女性が毎週来るのですが、曜日だけで時間を決めていないので、下手したら社員が全て退社した後にやってくるのだとか。
時間まで指定すると高くつくからという理由で鍵を預けて好きな時間に掃除できるようにしているらしいのですが、いくら高くなるといっても部外者に鍵を預けていつでも会社に入れる状況っておかしくないですか?
今までそれで何ともないのが不思議なくらい、そういう危機管理は甘いそうです。
住民は皆顔見知りという田舎ならまだ話は分かりますが、ここはそこそこ都会。
今後何年ドイツに住んでも、この習慣だけは馴染めそうにありません
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ドイツではアパートの補修や点検などの日時を一方的に指定されることがあります。
もしその時に家にいられない人は、誰かに鍵を預けて自分の家に入ってもらうのです。
以前うちのアパートに窓枠の補修作業が入りました。
その時いきなり訪ねてきたのが下に住む女性。
下の階に住んでいると言っても、その時が初対面でした。
「私はこの下に住む者なんだけど、うちの作業の日は休暇で家にいないのよ。あなた鍵を預かって、終わったらポストに入れておいてくれない?」
「は???いやいやいや・・・それは困ります。」
「なんで?簡単でしょ?鍵を預かってポストに入れるだけなんだから。」
いやいやいや・・・。
ただ上と下に住んでるというだけで、私のことを何にも知らないのに、そんな人を留守中の家に入れて平気なのか。
ぐいぐい迫られて困っていると、ちょうど誰かから電話が来て「預かってくれる人が見つかったからもういいわ。」と言って去って行かれましたが、冷や汗をかきました。
だって、もしその人が休暇から帰ってきて「何かがなくなった!!」とか言われたら嫌じゃないですか。
ポストに入れたはずの鍵が何かの拍子になくなるかもしれないし、そんな大変なこと引き受けられません!というか、日本ならよほど親しくしている人か親戚くらいにしか頼みませんよね。
家の作業でなくても、植物の水やりを気軽に頼む人も多いようですが、心配じゃないんでしょうかね。
それほど他人を信用しているのかな。
その話を夫にしていると、「個人宅だけじゃなくて会社もいい加減だよ。」と言うのです。
なんでも夫の会社には掃除婦として移民の女性が毎週来るのですが、曜日だけで時間を決めていないので、下手したら社員が全て退社した後にやってくるのだとか。
時間まで指定すると高くつくからという理由で鍵を預けて好きな時間に掃除できるようにしているらしいのですが、いくら高くなるといっても部外者に鍵を預けていつでも会社に入れる状況っておかしくないですか?
今までそれで何ともないのが不思議なくらい、そういう危機管理は甘いそうです。
住民は皆顔見知りという田舎ならまだ話は分かりますが、ここはそこそこ都会。
今後何年ドイツに住んでも、この習慣だけは馴染めそうにありません
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確かに驚きますね~
危機管理という面でも、他人に迷惑をかけるという面でも…
頼まれた人の責任と負担を思いやるという心理は無視?なのでしょうか?
いい方に取れば、隣人を信じる…ということなのでしょうが…^^;
やっぱり私には無理だなぁ、馴染めないと思いますよ~
はいでぃさん、気苦労が絶えませんね^^;
でも、ドイツには素敵なものもたくさん!
大好きな木組みの家もあるし…( ^ω^ )
馴染めない部分、目をつぶってしまいましょう☆
と言っても しっかり人間関係が出来て・・・
というのが、大前提ですが。。。
ビジネス的には、仕事するのは、チョット怖いですね。。。
だからそこを思いやれないのではないかと
それだけトラブルなくそういう事が行われてきたということなんでしょうし、すごいことなんですけどね。
今後も私は断固として断り続けます。
はい。どこにいてもいい事ばかりじゃないですしね。
差し引いてもドイツが好きなので、目をつぶります。
家に鍵をかけないような田舎なら、まだ話は分かるんですけどね。
まずは人間関係ですよね。
夫も会社の事ではヒヤヒヤしているそうです。
このまま何事もなければいいけど・・・。
コメントはいつでも大歓迎ですし、もちろんお返事させて頂きます
日本ではどうもドイツに対して間違ったイメージが定着していますよね。
実際に住むと「どこがきっちりしとるやねん!!」と突っ込みたくなることが多々あり、今はすっかり違う印象です。
でも親切な人は多いですね。
困っていそうだと、何かしら手伝ってあげようと思うみたいです。
鍵を預かる側は、言われた通りの仕事をすればいいだけで、それ以上の責任を負う必要はないのだし、頼む側も言ったことだけしてもらえれば、鍵がなくなろうが、家の物がなくなろうが預けた人には責任はない
日本人は中々そこまで割り切れませんが、「鍵を預けた自分の責任」ということが、それ以上のサービスを望んでいないし、それ以上の責任を問うこともない、ということでドイツ国民の中では「暗黙の了解」としてあるから成り立つことなのかと思います。
国民性を理解するのは時間のかかることですね。
はいでぃさんの記事で、いろいろと視野を広げて頂いています、有難うございます
その内に、「はいでぃのドイツ滞在記、てんやわんや」なんて本が書けそうですね
自己責任と合理性と言われればその通りです。
私は自分がトラブルに巻き込まれる怖さばかり気になってしまいますが、そういう取り方もあるんだなと思いました。
こちらではよく「移民の統合」と言われるんですが、真の意味で統合するにはかなりの時間と努力が必要なようです。
あはは、そのタイトルいいですね。
てんやわんやって、本当にそんな感じです。
本は無理ですが、もしブログタイトルを変えるとしたら、そのタイトルを頂いてしまうかもしれません。
こちらこそ読んでいただいてありがとうございます