先日の旅行の際、泊まったのは友人が住む村にあるレストラン兼ホテル。
フロントはなく、レストランの営業時間外だと誰も居ないし鍵も開いていない。(到着時間は知らせてある)
しつこく玄関のベルを鳴らしていると、昼寝していたと思われる寝ぼけたような10代の男の子が出てきた。
「予約した○○ですけど。」
「あーそう。何泊?」
「2泊です。」
「はいこれ、部屋の鍵。朝ごはんは8時ね。」
以上、チェックイン終了。 Ω\ζ°)チーン
何の確認もサインもなく終わった。
翌朝、朝食の時に初めて出会ったオーナーに、「明日は早く出るので、朝食を7時にして頂けませんか?」と頼んでみる。
「う~ん、うーん・・・。」オーナーは首を何度か横に曲げて唸ったあと、「7時は難しいわね。でも用意して、ここに置いといてあげるわ。じゃ、支払いは今して。部屋の鍵は明日付けたまま出て行っていいから。」
そしてその夜、友人宅からホテルに戻ると既に用意された朝食。 おそらくレストランの夜の営業が終わった時点で用意して帰ったのだろう。
ポットにコーヒー、スーパーの袋にパン、コップに入ったオレンジジュースには何のカバーもされていない。
ぬるい・・・ぬるすぎる
この田舎のぬるさがたまらなく好きだ。
変わって都会のライプツィヒ。
電車の乗り継ぎ時間に、駅の構内にあるパン屋でライプツィヒ銘菓「ライプツィガーレアヒェ」を買った。
1つ1.29ユーロだったので、2ユーロを支払い、お釣りを待っているとなかなか店員が戻ってこない。
店の奥に入ってしまったその店員を目で追っていると、別の店員が来て「ハロー、いったいあなたは何がしたいの?」と馬鹿にしたように話しかけてくる。
「私はお釣りを待っている!彼女は私に・・(途中で遮られる)」
「待って!今聞いてくるから」
そして戻ってきた別の店員は、私を睨みつけたまま釣り銭を投げつけて行った。
何も文句を言わなそうな外人だから、釣り銭を自分のものにしようとポケットに入れて奥に引っ込んだらしい。
それがお釣り全部じゃなく、少しでも返してくれたら「計算間違いか・・まぁいいか。」と追求しなかったかもしれない。
しかしたった71セントでも、まったく戻ってこなかったらさすがにそのままにはしておけない。
今なら“アホやなぁ、あの子。やるならもっと賢くやらんと”と思うが、その時は腹が立ってしまって、ライプチガーレアヒェの味はよく覚えていない。
そう言えば、昔フランクフルトの駅でも同じような目にあった。
その時はドイツに来たばかりだったし、釣り銭を減らして渡されたので「私が値段を見間違えたのかな?」と思い、そのままにした。
チップがもらえない分、そうやって収入の足しにしているのだろう。
チップは自分が納得して渡す物で、たとえ少額であってもこれは搾取だ。
書きながら自分の心がとても小さい気がしてきた。
ドイツ人やチップに慣れている国の人なら、こういうパン屋の買い物でも「釣りはいりません」なんて言うのだろうか?
いずれにしても、どこの国でも田舎はのんびりしてていいなぁ・・・と思った出来事でした。
ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村
フロントはなく、レストランの営業時間外だと誰も居ないし鍵も開いていない。(到着時間は知らせてある)
しつこく玄関のベルを鳴らしていると、昼寝していたと思われる寝ぼけたような10代の男の子が出てきた。
「予約した○○ですけど。」
「あーそう。何泊?」
「2泊です。」
「はいこれ、部屋の鍵。朝ごはんは8時ね。」
以上、チェックイン終了。 Ω\ζ°)チーン
何の確認もサインもなく終わった。
翌朝、朝食の時に初めて出会ったオーナーに、「明日は早く出るので、朝食を7時にして頂けませんか?」と頼んでみる。
「う~ん、うーん・・・。」オーナーは首を何度か横に曲げて唸ったあと、「7時は難しいわね。でも用意して、ここに置いといてあげるわ。じゃ、支払いは今して。部屋の鍵は明日付けたまま出て行っていいから。」
そしてその夜、友人宅からホテルに戻ると既に用意された朝食。 おそらくレストランの夜の営業が終わった時点で用意して帰ったのだろう。
ポットにコーヒー、スーパーの袋にパン、コップに入ったオレンジジュースには何のカバーもされていない。
ぬるい・・・ぬるすぎる
この田舎のぬるさがたまらなく好きだ。
変わって都会のライプツィヒ。
電車の乗り継ぎ時間に、駅の構内にあるパン屋でライプツィヒ銘菓「ライプツィガーレアヒェ」を買った。
1つ1.29ユーロだったので、2ユーロを支払い、お釣りを待っているとなかなか店員が戻ってこない。
店の奥に入ってしまったその店員を目で追っていると、別の店員が来て「ハロー、いったいあなたは何がしたいの?」と馬鹿にしたように話しかけてくる。
「私はお釣りを待っている!彼女は私に・・(途中で遮られる)」
「待って!今聞いてくるから」
そして戻ってきた別の店員は、私を睨みつけたまま釣り銭を投げつけて行った。
何も文句を言わなそうな外人だから、釣り銭を自分のものにしようとポケットに入れて奥に引っ込んだらしい。
それがお釣り全部じゃなく、少しでも返してくれたら「計算間違いか・・まぁいいか。」と追求しなかったかもしれない。
しかしたった71セントでも、まったく戻ってこなかったらさすがにそのままにはしておけない。
今なら“アホやなぁ、あの子。やるならもっと賢くやらんと”と思うが、その時は腹が立ってしまって、ライプチガーレアヒェの味はよく覚えていない。
そう言えば、昔フランクフルトの駅でも同じような目にあった。
その時はドイツに来たばかりだったし、釣り銭を減らして渡されたので「私が値段を見間違えたのかな?」と思い、そのままにした。
チップがもらえない分、そうやって収入の足しにしているのだろう。
チップは自分が納得して渡す物で、たとえ少額であってもこれは搾取だ。
書きながら自分の心がとても小さい気がしてきた。
ドイツ人やチップに慣れている国の人なら、こういうパン屋の買い物でも「釣りはいりません」なんて言うのだろうか?
いずれにしても、どこの国でも田舎はのんびりしてていいなぁ・・・と思った出来事でした。
ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村
何とぬるい田舎町!!
私もこういうの好きです~(^u^)
家族が一緒だとまた違うかもしれませんが、
もし一人旅だったら…
まったく問題ナシ(*^_^*)
都会の方はちょっと問題アリですね~
「おつり」の考え方がドイツの都会では日本と違うんですね^^;
知ってないといらつく原因になりそう…
1番イヤなのは、モノを投げて渡す行為かな…
お金だろうとなんだろうと、手渡しをするにしても台の上に置くにしても、投げちゃいけませんよね~(-_-;)
お釣りについては、たまにそういう人がいるというだけで普通はちゃんと1セントまで返してくれるんですよ。
アジア人だからナメられてるのかも。
聞く所によるとマインツでもこういう事はたまにあるそうなので、気をつけようと思いました。
お金を投げられたのは初めての経験でした。
こっちは悪くないのに、睨みつけられ投げつけられるなんて信じられないでしょう。
お金を返してきた子は取ろうとした子ではないので、謝れとまでは言いませんが、せめて普通に置いて欲しかったです
最近私もおつりを適当にごまかされてるのかもしれないと思うこともよくあり、外国人だからなのか、自分が計算間違ってるからなのかよくわからないので、ほってあることが多いですが、なんか気になります。
そういえば、私も1回だけですが、おつりくれって言ったら怒って投げつけられたことがあります。いやな思い出です。
あと、朝市の八百屋さんで大根1.99ユーロで2ユーロ払って1セントのおつりをもらうのですが、このときは、1セントくらいチップということで普通はもらわないものなのかと思ったりもしています。ドイツ人はどうしてるんでしょうね。
でも、ホテルのほうはゆるくてよかったですね。朝食の時間を早くしてくれませんかって言ってもそんなの無理ってつっぱねる人も多そうなんで、前日に用意したぬるいコーヒーでもありがたいですよね。
良いですよね~~
人を信用するというか 悪い事するはずがないって自然に思えるような風土。
それに比べて 都会は、ギスギスしてますね。
隙を見せると・・・ 外国人はというか日本人とか特に大人しいイメージが有るので、舐められやすいんでしょうね~。
メンチ切りながら(大阪弁)歩かないとね!!(笑)
あまり人を疑いたくないですが、やっぱりそういう手口はよくあるようなので、気をつけないといけませんね。
それにしても、お金を投げるなんて最低ですよね。
1セントのお釣りだと、ちょっとそう思いますね。
私もいつもきっちりお釣りをもらいますが、もらわないほうがいいのかな。
今度ドイツ人に聞いてみます。
はい。ホテルはよく対応してくれたと思いました。
有難かったです。
田舎ならではの煩わしさもあると思いますが、たまにそういう所に行くと癒やされます。
あはは・・メンチは思いっきり切られてしまいました。
「うるさいケチなおばはんや!」と思われたんでしょうね。
最初から完全にナメられてました。
ぬるいという表現に、はいでぃさんの百戦錬磨ぶりを感じました(^^;;
おつりやチップのこと、難しいですよね…。
しかも店員の不機嫌な態度!!
せっかくのお菓子が味がしないほどなの、わかります~。
昔アメリカへ行った時、粗野な対応をされることをアメリカらしいと感じ、楽しんでいたのです。
そうしたら在米の日本のデパートで、外人さんに日本並みに丁寧に対応され、気持ち悪く感じて…。
アメリカなんだから、もっと雑でいいのになんて思ってしまっていました。
でもでも 、この記事を読んで撤回です。
やっぱり腹が立ちます!!
東洋人だと思って~!!o(`ω´ )o
はいでぃさん、ドンマイですよ!
そう言ってもらえるには、まだまだ訓練が必要だと思いますが、最初に比べて慣れてきました。
大体は気分よく暮らしているんですが、たまにこういうことがあります。
旅行だとこれも笑い話なんですけど、暮らしてると常に身構えるというか、気を張ってないといけなくて疲れます。
応援ありがとうございます。
染み入ります(;_;)
やはり、そうなんですか。
1セントならそうしやすいかもしれませんね。
あとはレジ横の募金箱に入れてたり。
でもいずれにしても、払う側の意志ですよねぇ。
この件で、ますますセルフサービスのパン屋にしか行けなくなりそうです。