eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

機械の癒し

2012-07-13 09:23:47 | 四方山話
日本製の電化製品は報知音が多種多様。
先日友人宅で電子レンジの音を聞いて驚いた。
チーンではなく、ド・ミ・ソ ド・ミ・ソ ファファミレドと鳴ったのだ

考えてみたら我が家には日本製の電化製品が殆ど無い。
電子レンジやオーブンはただチーンと鳴るだけ。
炊飯器や洗濯機は仕事が終わっても何も知らせてくれないし、冷蔵庫も閉め忘れていても警告音を発しない。
始めの頃は“なんて不親切なんだろう・・”と思っていたが、いつの間にか慣れてしまった。

日本ではいろんな音に囲まれて暮らしていた。
たまに日本に帰ると看板やネオンの多さもさることながら、音の五月蝿さに辟易する。

機械だけではない。
服屋の店員も電車内のアナウンスもこれでもかというくらいしゃべる。


「いらっしゃいませ~。どうぞご覧くださいませ~。」

はいはい、遠慮無く。

「本日は電車が遅れまして大変ご迷惑をお掛けいたしました。」

いや、もうそんな、3分くらいでご丁寧に・・・

「まもなく電車が発車いたしま~す。ご注意下さい。」ジリリリリリ プシュ~(←ドアが閉まる音)

これが普通の電車だと思っていたら大間違い。
ドイツなど、発車ベルが鳴らない。
いきなり走りだすのだ。

日本では何となく聞き流していた音も、思い返してみると結構頭に残っている。

ふと思い出したのがしゃべる自販機。こちら

実家の最寄り駅に関西弁をしゃべる自販機があったので、たまに利用していた。

「まいど~。おおきに~。あったか~い飲みもんどうでっか~?」

このコテコテな口調に癒されてしまうのだ

調べてみたら関西弁以外にも沖縄や高知・仙台、果ては英語やポルトガル語まであるらしい。
是非ドイツ語バージョンも作って欲しい

でもドイツ語では癒されないな・・