goo blog サービス終了のお知らせ 

eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

年間消費量No.1の果物

2013-06-25 00:55:00 | 食べ物
日本にいた頃はあまり果物を食べなかった私。

嫌いではないが、皮をむくのが面倒だし高いから別にいいやと思っていた。

ところがドイツに来てからは結構食べるようになった。

特に暑くなると体がビタミンを欲していると痛切に感じる。


その中で毎年出るのを一番楽しみにしている果物がこちら。


Wild Pfirsich 。

日本では蟠桃(ばんとう)と呼ばれていて、生産量がごくわずかなようだ。

もともと中国原産で“不老不死の桃”とされ、孫悟空が盗み食いしたのもこの桃らしい。



こんなにぺったんこなので最初マルクトで見た時は怯んでしまったが、その後いろんな方のブログで“美味しい”と書かれていたので試しに買ってみたのが4年前。


それ以来その美味しさに完全に魅せられてしまい、恐らく私が一年間で一番多く食べる果物がこれ。

マルクトで買うと結構いいお値段なのだが、スーパーでも普通に手に入るので私はもっぱらスーパーで買っている。

REWEにて 6個入り 1.49ユーロ(200円弱)


ただ一つ、未だに難しいのが食べ頃の見極め方。

ちゃんと熟れれば手でつるんっと皮がむけ、甘くて美味しいのだけど、ちょっと早いと皮が向けず甘みも少ない。

ちょっと遅いと味は問題ないが、見た目がしわしわのおばあちゃんみたいになってしまう。

毎日優しく触っては「まだかなまだかな~」と学研のおばちゃんを待つかのように熟れるのを待ち、キタ━(゜∀゜)━!と思うと一気に食べる。

この醍醐味がたまらない。



人気ブログランキングへ

シュパーゲル変遷

2013-06-24 15:20:00 | 食べ物
今年も今日でシュパーゲルがおしまいとなった。

正確にはドイツ産シュパーゲルと言った方がいいかな。

なんでも来年また美味しいシュパーゲルを食べられるようにするためらしいが、出荷時期がきっちり「6月24日まで」と日にち指定で決められている野菜っていうのも珍しい。

今年は10回以上、それも全部自宅で食べた。

私のシュパーゲル変遷は

1年目  夫の茹でてくれたシュパーゲルを市販のオランダソースで食べ、全く美味しさが分からず一度きりで終わり。

2・3年目  レストランで食べ“結構美味しいかも”と思い始め、3回くらいレストランで食べる。

4年目  シュパーゲル専用の皮むき器を買い、食べ方の情報を収集。
     自宅では天ぷらや茹でてワサビ醤油で食べ、シュパーゲル農家のレストランにも行ってみた。食べた回数7・8回。

そして今年、一番多く食べたのはこの食べ方。



シュパーゲルの皮をむかず、そのままグリルし焦げ目がつくくらい焼いて皮を向いて塩か醤油で食べる。いわゆる“焼きナス”と同じ。

これがまたジューシーで甘みが強くて美味しい。

実は皮むきが面倒だったので手間も省けて一石二鳥。

この食べ方を知ってから、もうこてこてのバターソースやオランダソースでは食べたいと思わなくなってしまった。

一緒に食べるのはこんな物たち。



さすがドイツという感じのソーセージ詰合せ。

いろんな味のソーセージがパックになっている。

どれも美味しかったが、さすがに一度では食べきれなかった。

グリルシーズンは普段にはない魚介類も多く手に入るので嬉しい。

写真はないが、ALDIで買ったグリル用の鯛やえび(もちろん冷凍)なんかは食べごたえもあり、そんなに高くないので重宝している。


私的には気温20℃~30℃くらいがグリルの最適気温。


4日間ほど35℃くらいの真夏日になったと思ったら、また涼しくなって今日の最高気温は18℃。

まさかこれで今年の夏が終わりなんて事は・・・・ない・・・よな






人気ブログランキングへ

5月の蕪

2013-04-26 19:15:00 | 食べ物
日本で一般的に蕪と呼ばれている物は、ドイツではMairübe(5月の蕪)という名前が付いている。

その名の通り今頃が旬なので、新鮮な旬の物を食べようと久々にマルクトに行った。


ようやくドイツ産の物も出てきたシュパーゲル(アスパラガス)。



緑のシュパーゲルも売ってはいるが、圧倒的人気は白いシュパーゲル。

太い物から細い物、頭だけの物までいろいろだ。

この時期はマルクト以外にもこういうスタンドがあちこちに立って、手軽にシュパーゲルを手に入れられる。





マインツの大聖堂と桜。



大聖堂の写真はいつでも撮れるが、桜つきは今しか撮れない。

それにしてもこんなに見事な八重桜があったなんて初めて知った。

      

  

桜を堪能したところで蕪を買おうと一軒の店へ。

白い部分はもちろん葉っぱも綺麗なのを選び、お姉さんに「これ下さいな」と手渡した。

受け取ったお姉さんはおもむろに葉っぱをムシッとちぎり、ぽいっと捨てた。


えぇぇぇぇぇぇぇぇ 


私の葉っぱがぁぁぁぁぁ



何も言えずただ立ちすくむ私。

葉っぱが欲しかったと言おうか?でも言えない・・・どうしよう・・・・という心の迷いと、捨てられた悲しさが全身に現れていたらしい。


私を見て一瞬固まったお姉さん、いぶかしそうに「え?まさか・・・葉っぱも欲しかったの?」

ふんふんと全力で頷く私。


そこで数秒見詰め合った後2人で アハハハハハハハハ'`,、('∀`) '`,、 としばらく大笑い。

ドイツ人とこんなに笑ったのははじめてかも。


「だったら新しいの取っていいわよ。でも葉っぱなんて誰も欲しがらないのよ。いったいどうやって食べるの?」

食べ方を説明する私。

「へぇ~だったら今度やってみるわ。それでこの葉っぱも付けてあげる。」とさっきちぎった葉っぱも一緒にくれた。



やった~
大量の葉っぱゲット


葉物野菜に不自由するドイツの貴重な葉っぱ。

大事に頂こう。




人気ブログランキングへ

Mangoldを食す

2013-02-27 20:00:00 | 食べ物
冬のドイツは葉物野菜が乏しい。
王道は白菜・レタス・キャベツの3種類。


しかし、このローテーションにも飽きた。

そこで前から気になっていた野菜、Mangoldマンゴルトを初めてマルクトで買ってみた。





お値段は、この量で1.35ユーロ。

帰ってきていつものクックパットでレシピを調べる。

マンゴルトと入れて検索すると何もヒットしない。
しかも もしかしてマンゴータルト?」 とか出てくる。


いくら私でもそこまで間違わへんわ  とPCに突っ込みながら調べると、どうやら「スイスチャード」とか「フダンソウ」という名前の方が一般的らしく、こちらではレシピが出てきた。

チンゲン菜のように使えるらしい事が分かったので、下茹でしてから鶏肉と一緒に炒め中華風にしてみた。




なかなかイケる


アジアショップでチンゲン菜を買えなくはないが、それよりも安いのでこれからは時々食してみよう。

Mangoldは葉っぱの部分も固く、茹でてから炒めてもシャキシャキとしている。


きっちきちに巻いた固いキャベツといい、ドイツの野菜は固いのが多い。

水も硬い。


人間が堅いと野菜も固いのかしら・・・いや、周りの物が固いから人間も堅いのか???

よく分からないが、たまには新しい物に挑戦してみるのもいい。







人気ブログランキングへ