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eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

Ostermarkt in Wiesbaden

2014-04-05 20:40:00 | 風物詩
今年のイースターまであと2週間をきりましたね。

昨日から明日までの3日間、WiebadenではOstermarkt イースターマーケットが行われています。

場所はKirchgasseという歩行者天国の通りで、こんな感じで屋台が並んでいます。


数は多くないのですが、春らしい物が並んでいるのでぶらぶらするだけで楽しいです

私は昨日の昼間に行ったのですが、それでも結構混んでいました。

今回気に入ったのがこちらの木製品のお店。


たくさんのスプーンやへらの中にはこんな顔付きの物もありました。 下段右端のひげの人が好みです


こんなビールジョッキでビールを飲むとより美味しくなりそうです。 材料の木は桜だと教えてもらいました。


このお花の細工がしてあるのはペーパーナプキンを立てる物で、前のポケットには爪楊枝を入れるそうです。


カエルさん大集合。 ビキニのお嬢さんがセクシーです。


ドイツ版名前入りシリーズ、猫のマグカップです。  私的には名前が入ってない方が良いです。


可愛らしいプレートが並んでいます。 絵を飾るようにこのプレートを飾っても素敵ですね。


そして、やっとイースターらしい卵を見つけました。 このお店はロシアから来られているそうで、全部ハンドメイドでビーズを一つ一つ縫い付けてるんだそうです。

綺麗な柄だし3つくらい買って枝にぶら下げたいな~と思ったら、1つ8ユーロだと言われてひるんでしまいました

こちらは指貫です。 これも可愛いですね。  手前のもいいけど、やっぱりビーズの方がいいな。 


こういう所は男性には退屈かもしれませんがMarktplatzでは自動車の展示をされているので、車好きの旦那様なら不機嫌にならずに付き合ってくれるかもしれません。

食べ物はいつものようにソーセージやクレープなんかが多かったですが、一軒「Schoko Döner」という屋台がありました。(写真は失敗したのでありません

チョコレートのケバブってどんなんだろうと気になったのですが、買ってる人がいなかったので真相は不明 

ただ通常のケバブ屋さんでは大きなお肉の塊がある位置に円盤状のチョコが積み重なっていて、野菜が並んでいる位置に板チョコや卵形のマジパンが並んでいたので、それをパン代わりのパンケーキで包むんじゃないかと思います。

いや~すごいものができますね

どんなものか見てみたいですが、食べることはないでしょう。

この後は桜巡りに行きました。  続きは次回に。





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フライングなバレンタイン

2014-02-13 19:09:00 | 風物詩
初めて夫からお花をもらいました。


というのも明日はバレンタイン。

ドイツでは日本と逆で、男性から女性にプレゼント(お花と香水やチョコなど)を贈ります。

スーパーにも一年中お花が売られていますが、この時期はいつもに増してお花が増え、その隣りにチョコなんかもディスプレイしてあります。

そのドイツに20年以上住んでいながら、そういうことにはまったく無頓着な夫。

去年はお花をリクエストしたら、「仕事帰りに買いに行ったけど、どこも売り切れで買えなかった」と手ぶらで帰ってきました。

お花がなくても代わりに何か買ってくれればいいのに、そこまで気が回らないんです

今年は早めに買ってと頼んでおいたら、昨日買ってきてくれました。

スーパーで買ってくれたので3ユーロもしないと思いますが、値段うんぬんよりやっぱり嬉しいです。



私から夫にはお酒入りのチョコレート。

夫は甘い物嫌いなので今までチョコなんて必要ないだろうとスルーしてきたのですが、もしかしてと思って聞いてみたら「お酒入りだったら食べたい」と言われてびっくり。

気が回らないのは私も一緒でした

そこで2種類のチョコを用意。 すでにいくつか食べてしまっていますが・・。

   

左側は果物の蒸留酒入りのチョコで2段重ねで32粒入り。ナッツ入りのチョコの中に液体のままの結構強いお酒が入っていて夫はこっちが好き。(Aldiにて3.79ユーロ)

右側はお酒入りのクリームが入っていて、アルコールは弱めなので私向きでした。(Rossmannにて2.69ユーロ)

一粒○ユーロというチョコ専門店もありますが、庶民なのでこれで十分満足です。

日本のように義理チョコを用意する手間もなく、シンプルなドイツのバレンタイン。

このスタイルが私たちには合っているので、来年からもフライングで安上がりのバレンタインを過ごそうと思います。



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3人のニコラウスさん

2013-12-07 00:03:00 | 風物詩
12月6日は聖ニコラウスの日です。

子供たちにとっては前の晩にドアの前にブーツを出しておくと、翌朝起きたらブーツの中にお菓子が沢山入っているという楽しみの日。

でもそれは良い子限定で、悪い子はニコラウスのお供のクランプスにお仕置きされるんだとか。

だからお菓子がもらえるかどうか、ちょっとドキドキの日でもあるようです。


夫の会社にも毎年ニコラウスが現れ、出社すると机の上にチョコが置いてあります。
もちろんある同僚のはからいですが、粋な方ですよね。

夫は甘い物が苦手なので、毎年このチョコは私が頂いています。

ミルク・ホワイト・ビターなどいろいろ種類があるのですが、今年はナッツ入りでした。


そしてパン屋さんの前を通ると・・・ありました やっぱりこの日限定のパンが。
Quarkteig Nikolaus 1.5ユーロ

赤いとんがり帽子をかぶって「えっへん」と威張っているようなその姿。

若干埴輪(ハニワ)に見えなくもないですが、なかなか頑張ってるやんと思ってしまいました。(←なぜか上から目線)

そしてその隣りの小さいチョコはパン屋さんからのプレゼント。

「あなたにもニコラウスが来たわよ。」とおまけでくれました。

またまた粋なはからいに感激。

ほんのちょっとした事ですが、心があったかくなった瞬間でした 




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妥協しないドイツ人

2013-12-03 10:50:00 | 風物詩
先日ドイツ人のお友達に誘ってもらって一緒にAdventplätzchen(クリスマスに食べるクッキー)を焼きました。

ドイツではアドベント期間中はいつでもクッキーが食べられるように、少し前から大量のクッキーを焼いて準備する風習があるのです。

友人宅に到着すると「今日はPfefferkuchenを作るわよ。」と言われました。

Pfefferは胡椒、Kuchenはケーキなので、直訳すると「胡椒ケーキ」。

胡椒ケーキって何やねんと思いながら、とにかくおまかせなので友人の指示に従って生地作りにかかりました。

すると8種類もの香辛料(シナモン、クローブ、アニス、生姜、ナツメグ、カルダモンなど)を投入。

かなりクリスマスらしい香りが漂ったと思ったら、なぜか突然アンモニア臭が・・・。

というのもベーキングパウダーや重曹の代わりにHirschhornsalzというアンモニアを使うのが本格的な作り方らしいです。

こんな臭い物を入れて大丈夫なのかと心配になりましたが、焼きあがると嘘のようにアンモニア臭がなくなっていました。



一度に作る量も半端無く、大きい生地を小分けにしながら薄く伸ばし好きな型で型抜きします。

型抜き作業は楽しいので夢中でやっていると、思わぬダメ出しが入りました。

もっと余りが出ないように型を交互にひっくり返して詰めて抜いていくのよ。

あぁもうその形はたくさん出来たから他のに変えた方がいいわね。

・・・・お主、なかなか手厳しいな


そして友人が電話に出ている間に私が1人で生地を伸ばして型抜きをしていたら

それはちょっと分厚すぎるわ。もっと薄くしなくちゃ。はい、やり直し。

・・・・えぇ もう抜いた分あるし、ちょっとくらいええやん と思いましたが、せっかく抜いた生地も一緒にひとまとめにされ、また伸ばし直し。

正しい厚さは私の指だけが知ってるの。

・・・・ほほーぅ


そして出来上がったのがこちら。

実はPefferkuchen胡椒ケーキというのは旧東ドイツの方のレープクーヘンの呼び方の一つで、ほぼ同じものでした。

その後はButterplätzchen(バタークッキー)も焼きました。


全作業が終わりお礼を言うと 「今度あなた当てに請求書送るから。

トイレを貸してと言うと 「だめよ。ズボンの中にしなさい。

その度に一瞬間を置いて爆笑

どうやら彼女は何かしらひねったことを言いたいらしいです。


焼きあがったクッキーを食べながらお茶を飲み、さてそろそろおいとましようと立ち上がると

バスが○○分でしょ。コートを着るのに2分、バス停まで2分だからあと3分ゆっくり座ってなさい。

・・・・へいへい、分かりやした。



お友達と言っても彼女は私より20歳以上年上なので、お母さんというか歳の離れたお姉さんというか・・・。

文章にしてしまうと悪い印象で捉えられるかもしれないけれど、終始笑顔でとてもユーモアがあってドイツ語がつたない私と面倒がらずに付き合ってくれる、大好きな友人なのです。

それにしても一切妥協しない、その姿勢はすごいですね。





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ヤナギの子猫ちゃん

2013-11-24 00:03:00 | 風物詩
来週からわが町でもいよいよクリスマスマーケットが始まります。

そろそろアドベント(クリスマス前の4週間)に向けた物もあれこれ出ているんじゃないかと思い、ちょっと取材に行ってきました。

お目当ては色とりどりのアドベントクランツ。
これは4本のろうそくを立てたリースで、第一アドベントに1本、第二アドベントには2本とだんだん火を灯すろうそくを増やしていき4本全部に火が灯ったらクリスマスという、クリスマス(キリストの降臨)を待ちわびるアドベント期間限定の物です。

我が家でも最初の年は購入したのですが、結構お高いし置く場所に困ったので2年目からは眺めるだけで楽しんでいます。

何色を基調とするか、飾りにどんな物を使うかで随分印象が違ってきますね。






円い物が主流ですが、こういう横型のもあります。


どれも素敵で、もし買う気があったとしても目移りして一つに決められません

アドベントクランツの横には何やら白いぶどうのような実が付いた枝が売られていました。

これはMistel ヤドリギです。

私はヤドリギと聞いてもよく分からなかったのですが、この写真を見て「あぁ、あれか」と思いました。
画像はWikipediaよりお借りしました

普段からよくこういう木を見るんですが、単にあの丸くもさもさしている所は鳥の巣なんだろうと思っていたんです。

ところがこれがヤドリギという物で、他の木に半寄生(自らは地面から生えず、枝についてミネラル分を宿主からもらいながら自分で光合成する)しているのだそうです。
この白い実がねっとりしていて、この実を食べた鳥の糞でまた広がっていくとか。

寄生ってちょっと嫌なイメージなんですが、ヨーロッパではこの木が神聖なものとされていてこの時期家の玄関ドアの上に飾るそうです。
その下にいる女性にはキスしてもよいとか、その下でキスした2人は結ばれるとかロマンチックな言い伝えもあるようでやはり特別な物なんですね。

そしてもう一つネコヤナギを見つけました。


おぉっ これはどう見てもネコヤナギだ ドイツでは何て名前なんだろう?と思って値札を見たら「Weidenkätzchen(ヤナギの子猫ちゃん)」となっていてビックリ。

もともとこの白いふさふさがねこのしっぽに見えたからネコヤナギと言うらしいですが、どこの国の人が見ても猫っぽいんでしょうね。

実はネコヤナギは春を告げる植物とされ、ドイツではイースター時期によく出回って卵の飾りをぶら下げるのに使うんですが、今の時期はアレンジに使うのかな?

思いがけず子猫ちゃんに出会えて、幸せな気分になりました。

設置中のクリスマスピラミッド。

クリスマスマーケット期間中はこれが会場の入口でグルグル回って、お客さんを出迎えてくれます。



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